バルサB監督に ジェラール・ロペス

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ガルシア・ピミエンタがアシスタントに。

すでに数週間前から既定事実ではありましたが、7月22日午後、ジェラール・ロペスのバルサB監督就任が正式に発表となりました。契約期間は2年。前カタルーニャ選抜監督はこの古巣復帰に対し、「バルサに戻れて光栄だよ。僕の家族はバルサとつながってきたし、僕はこのクラブで多くの時間を過ごした。ここへ戻れることは僕にとって、起こりえる最良の出来事さ」と喜びを表しています。

彼が率いるバルサBは、この数年間でもっとも厳しい状況にあります。ジェラールは言います。「バルサBの監督として、主な目標は二つ。チームをセグンダAに戻すことと、選手たちがトップチームへと昇格する手助けをすることだよ」、「僕のカンテラやBチームでの経験が役に立つだろう。選手の立場になって考えることができるからね。仕事を始めたくてうずうずしているし、ペップ・セグラとともに良い仕事ができると確信してるよ」。その自信や良しです。

怪我に泣いた現役時代

ジェラール・ロペスはいわゆるフットボル一家に生まれ、兄のセルジ・ロペスもまたFCバルセロナの選手でした(1987-1991年。2006年に事故死)。バルサのカンテラに入門したのは11歳の頃で、バルサBデビューは17歳。しかし彼が才能を開花させたのは、その翌年に引き抜かれたバレンシアでのことです。メスタージャでの最初の2年間は今ひとつだったものの、1999/2000シーズンにはエクトル・クーペル率いるチームの中心としてチャンピオンズ準優勝に貢献。ビッグクラブの注目を集める選手となった彼を、2000年夏に会長に選出されたジョアン・ガスパールが呼び戻したのでした。フィーゴがマドリーに去った夏のことです。

スターとなってバルセロナに凱旋したジェラールが選んだ背番号は、ヨハン・クライフの背負っていた栄光の14番。バルサB時代のアイドルだったペップ・グアルディオラもチームメイトにいましたし、ファンの期待値も高く、これからジェラールにとって輝かしい時代の始まりとなるはずでした。しかし若大将は兄のセルジと同様、怪我に泣かされます。兄はなんと21歳までにヒザを5回手術した悲劇の人だったそうなのですが、ジェラールもそこまでいかずともレギュラーになりかけては怪我をし、リハビリをして復帰しては怪我、の繰り返し。望んだような結果は残せず、2005年にモナコへと移籍しています。

その後はレクレアティボ、ジローナでプレーし、2011年に現役引退。テレビ解説者などを務めた後、2013年10月にクライフの後任としてカタルーニャ選抜監督に就任、そして今回ジョゼップ・マリア・バルトメウの要請を受け、バルサB監督となった次第です。

さっそくトレーニングを指揮

クラブによる発表から3時間半後、ジェラール・ロペスはさっそくトレーニングウェアに着替え、バルサBが合宿中のトレミロナ・ゴルフクラブ(Torremirona Golf Club)にてセッションの指揮を執っています。公式発表がある前から、ジェラールが今日のトレーニングを指揮するらしいぞ、との情報が流れていましたし、一秒でも早く選手たちに会いたいという彼の意気込みが伺えます。

SPORT紙によると、ジェラールが取り組む最初の仕事のひとつが、過剰人員の整理だそうです。バルサBのプレシーズン合宿には28選手が参加しているらしく、負傷中のバグナック、ポル・カルベ、パディージャの3人がバルセロナでリハビリ中、さらにトップチームのUSA遠征に帯同しているサンペール、ハリロビッチ、グンバウも加えれば合計34名の大所帯。クラブは基本的にバルサB選手を“逃亡”させるつもりはない、との情報もありますが、ジェラールとペップ・セグラの構想外となった選手は放出でしょう。同紙はまた、バルサはハリロビッチを売りたがっている、と報じています。

助手にピミエンタとフェリプ・オルティス

ジェラールをサポートするのはアシスタントのガルシア・ピミエンタフェリプ・オルティス。どちらも今年からバルサBにくるコーチたちですが、それに至る事情はだいぶ違っています。

問題ないのはフェリプ・オルティスです。彼は1996/97シーズンにバルサBでジェラールのチームメイトだった人物で、現役時代のポジションはポルテーロ。バルサでは芽が出ず、エストレマドゥーラ、ナスティック、サラマンカ、Orihuela、Ascoを渡り歩いた後、2014年にTorrefortaで引退しています。2000年のシドニー五輪ではスペイン五輪代表として銀メダルを獲得。この時のチームメイトがチャビ、プジョル、ガブリらで、プジとは大の仲良しなんだそうです。昨年はナスティックでポルテーロコーチを務めていましたが、バルサBではカルロス・ブスケツがその任にあたるので、フェリプはジェラールの助手になるようです。

一方、ジェラール起用の“被害者”がガルシア・ピミエンタです。彼は昨シーズン、エウセビオ・サクリスタンがバルサB監督を解任され、その後任にジョルディ・ビニャルスが就いたことで、空席となったフベニールAの監督に就任。そこでの仕事ぶりを認めたジョルディ・ロウラが、彼をバルサB監督に昇格させると決めていました。しかし理事会によってその人事はストップされ、プレシーズン序盤は昨季の助監督ガブリが暫定でチームを指揮。ピミエンタはフベニールに戻るか、とも言われていましたが、セクレタリオ・テクニコに就いたペップ・セグラがジェラールの助手の一人になってもらうことを決断したのでした。

ピミエンタはセグンダBを熟知し、かつ昨年フベニールで一緒だった選手たちのこともよく分かっている。本格的な監督業はこれが初めてのジェラールにとっては、力強いアシスタントとなりそうです。

ガブリはフベニールAへ

ただしフェリプとピミエンタが訪れたことで、ガブリはバルサBでの居場所がなくなり、フベニールAの監督へ異動となっています。フィリアルでの助手よりは、キラキラ星集まるフベニールの第一監督の方がやり甲斐はあるかもしれません。そしてフベニールAの監督だったキケ・アルバレスはフベニールBへ。玉突きの一番の被害者は、フベニールB監督だったのに宙に浮いたフラン・アルティガさんとなります。そして自らの人事計画をことごとく覆されたジョルディ・ロウラアウレリ・アルティミラは、どこかの飲み屋で愚痴ってそうですなぁ。こういったところだけ見ると、先行き不安なフットボルバッセ。バルト会長たちの直感でも何でもいいので、上手く機能しますように。

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