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デランテロ補強、フットボル的にはデンベレ

ネイマールの残す資金で誰を獲得する?

クラブの大看板選手の一人であるネイマールがPSGに引き抜かれようとしているバルセロナ。巨額のオイルマネーによってバルサのスター選手までもが“買われる立場”になっている現状はなんとも言えませんが、大事なのはその望まぬ別れによって得る2億2,200万ユーロをいかに有効に活用するかです。

ここまでのところ、バルサの補強候補としてメディアに名前が挙がっているのは、ユベントスのディバラ、アトレティコ・マドリーのグリエスマン、モナコのムバッペ、それにドルトムントのデンベレといったところ。コウチーニョネイマールの後釜ではないので、ここでは挙げません。

ディバラ、グリエスマン、ムバッペ、デンベレ…

MD紙が行っているウェブアンケートでは、ファンの一番人気はダントツでディバラです。20,226票時点での結果は、ディバラが47.67%の得票でぶっちぎりのトップ。以下 2位が13.87%のデンベレ、3位が11.37%のグリエスマン、4位が10.42%のムバッペと続いていきます。

さてこのなかで誰を狙っていくか。人気のディバラは契約解除金が設定されてないそうで、以前のユベントスの要求額は1億2,000万ユーロといいます。ネイマール資金を手にするバルサなら支払えますが、今となっては吹っかけられそう。スタイルがメッシと似ていますし、ポジションもメディアプンタとか右サイドとかなので、左のエストレーモをどうする問題は残ります。話題性やスター性ならこのディバラでしょう。

2017年のブレイク選手ムバッペは、1億8,000万ユーロとかいう狂乱価格。それなら契約解除金2億ユーロのグリエスマンの方がリーガでの実績など申し分ないですが、いかんせんバルサと同じくFIFAとかいう権力団体の罰を食らって補強禁止のアトレティコの選手であり、そのなかでクラブと契約更新した男気選手ので、引き抜けるとは到底思えません。狙うべき対象でもないでしょう。ちなみに契約解除金2億ユーロは今夏限定で、2018年6月には1億ユーロへと戻るそうです。

ということで、主に右サイドですが左もできて、溢れるダイナミズムがあり、値段も法外でなく(たぶん)、ネイマールがいなくなる以上は出場機会の減少を理由にバルサの誘いも断る必要もない、ウスマン・デンベレが現実的で最良の選択肢ではないでしょうか。あのドリブルをカンプノウで見てみたいです。

 

コメント

  1. silver より:

    個人的には、ディバラを推したいです。
    ディバラはパレルモでプレーしていた10代の頃から注目していたので、彼がカンプノウでプレーする姿は見てみたいです。
    ………とはいえ、ユベントスが手放すとは考えがたいので、現実的なのはデンベレですかね………

     これまでのネイマールの態度からして、仮に残留したとして誰も素直に受け入れてはくれないでしょう。それならば2億ユーロで出ていき、FFP違反でパリのCL出場権剥奪くらいが丁度良い笑い話で終わるんじゃないか… なんてことを考えてしまいますね(笑)

  2. レト より:

    ディバラはエストレーモじゃないですし、挙げられている選手の中で一番見てみたいのはやっぱりデンベレですね。
    デウロフェウが大成して将来ハリロビッチとコンビを組むのが理想的ですけど、
    ハリロビッチはレンタル先でのプレーを見る限り伸びしろに不安を覚えてしまいます。