冬のマーケットで中国へと向かう“小さなボス”
FCバルセロナと河北華夏幸福がハビエル・マスチェラーノの移籍で合意した、とのニュースが各メディアに報じられました。公式発表はまだですが、移籍金はバルサの希望が叶い、1,000万ユーロとなる模様。移籍日は定められておらず、サムエル・ウンティティが回復するまで待ってからの契約書への署名となる見込みです。
ウンティティの回復を待ってから移籍
河北華夏幸福は中国スーパーリーグに所属するクラブで、監督はマヌエル・ペジェグリーニです。友人でアルゼンチン人のエセキエル・ラベッシが在籍。創設は2010年と出来たてのクラブで、今年の成績はリーグ4位でした。
移籍時期は、これまでに各方面で報じられていたとおり、サムエル・ウンティティの回復完了後になるみたいです。
なのでウンティティが早く回復すれば、マスチェの退団も早まるのだとか。MDによると1月31日まで待つ必要はなく、例えば20日にビッグサムが出場可能となれば、その時点で移籍だそうです。
SPORT紙はこれに加えて、後釜になるセントラル(CB)を確保できれば、公式発表が為されて移籍だとしています。
ウンティティの回復を待ってからの退団ですから、当然、エルネスト・バルベルデが必要と判断すればマスチェラーノを起用することが可能となります。しかしプレーをすれば怪我の可能性はあるわけで、実際どれくらい使えるのか。カンプノウのファンがヘフェシートの最後の雄志を見る機会はあまりないかもしれません。
バルセロニスタを魅了した7年間
マスチェラーノは2010年8月、トゥレ・ヤヤ移籍に伴うピボーテ不足解消のためにFCバルセロナへとやってきました。2,400万ユーロの移籍金の一部をまかなうために、年俸を減らすなんてことをよく受け入れてくれたものです。
あれから7年、バルセロニスタはマスチェラーノの格好良さに魅せられっぱなしでした。本職ではなかったセントラルでの闘志溢れるプレーはもちろんのこと、決して不平不満を口にせず、エラーの言い訳もせず、プロフェッショナルとはいかなるものかを姿勢で示してきた。1月での退団でチームは苦しくなりますが、ヘフェシートの希望ならもう仕方ないです。
まあ別れ際の思い出話は、きっと行われるであろうセレモニーの時に取っておくとして・・・ シーズン途中ゆえにタイトルを手土産に、ってことができませんから、クラシコ勝利を是非持って行ってもらいますかね。クラシコ王のレオ・メッシがやってくれそうです^^
このニュースのまとめ
- ・FCバルセロナと河北華夏幸福がマスチェラーノ移籍で合意、と各メディア
- ・マスチェはウンティティの回復(あるいは後釜確保)を待って移籍
- ・移籍金は1,000万ユーロになる模様
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