スペシャリストのオラバ医師が執刀
ウスマン・デンベレは今日、フィンランドにて、サカリ・オラバ医師チームによる大腿二頭筋の腱裂傷 治療手術を受けます。昨日はヘルシンキへと向かう際、プラット空港で兄弟に車イスを押される姿が撮影されているデランテロ。怪我を悪化させないための処置とはいえ、痛々しい写真です。
デンベレの手術を担当するオラバ医師は、筋肉や腱を専門とする世界的に著名なドクターで、かつてはペップ・グアルディオラを、近年ではトーマス・ベルマーレンを治療。彼の優秀なる弟子であるランパイネン医師とバルサのトップチームドクター、リカルド・プルーナがオペに参加します。
プルーナさんはオラバ医師と懇意らしく、フランス語も話せるそうなので、ウスマンにとっては心強い存在です。
落ち込んでいる
デンベレにとってはこれがキャリアで初となる大きな怪我ですし、新天地バルサでこれからというタイミングでの負傷でもあるので、精神的にかなり落ち込んでいるようです。短期間での「怪我→重傷と判明→手術!→フィンランド行き」の流れも、消化しきれていないんじゃないでしょうか。
さらにメディアはデランテロがウォームアップ中やらキックオフ直前に左腿裏を触っている映像を見つけ出しており、もしデンベレが「なんか筋肉がいつもと違うな」と感じていたなら、自分はなんて不注意だったのかと悔やんでもいるはず。これまで怪我の経験がなかった、というのも今回はマイナスに働いたようです。
まあ嘆いたところでデンベレが年内絶望なのは変わらず、まずは手術が成功することを願うしかありません。そして辛抱強くリハビリに励み、しっかり治してピッチへ戻ってくることです。
一方で1億ユーロルーキーの負傷は、特にデウロフェウとデニス・スアレスにとってはチャンスでもあります。ここで結果を示すことができれば、バルサに欠かせない存在と認められ、選手人生は大きく変わる。そう何度も訪れることのないチャンスを、カンテラーノたちには是非活かしてほしいです(デンベレは心穏やかでないでしょうけど・・・)。
コメント
まだ若いデンベレがすぐに1億ユーロの価値を示そうとするべきではないでしょう。(世間はその価値を求めるかもしれませんが…)
中途半端な回復で何度も再発させていては本末転倒なので、時間を掛けてでも100%の回復をし、その爆発的なスピードが戻ってくるのを待つとしましょう。
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