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バルベルデ「エイバルはスタイルを持った、勇敢なチーム」

バスクチームのハイプレスを警戒するバルサ指揮官

コリセウム・アルフォンソ・ペレスでの難試合をパウリニャッソでどうにか突破し、短い休息を楽しんだのも束の間、この火曜日はエイバル戦をプレーするバルセロナ。中2日と厳しい日程ですが、平日に試合をすることにかけてはエイバルよりもバルサの方が慣れていますし、舞台もカンプノウゆえ、きっちりと勝点3を確保しなければなりません。「バルサを率いるというのは、終わることないテストだ」バルベルデはそう表現しています。

「チームに変更があるだろう」

今回カンプノウを訪れるSDエイバルは、第4節を終えた時点で2勝2敗、得点2・失点4、勝点6で13位に位置しています。敵地では1勝1分、得点はわずかに1つで失点が3。パンチ力を欠いているのは明らかで、計算上では2点を奪えればバルサは勝利へと大きく近づきます。最初の課題はメンディリバル監督の仕掛けるハイプレスをどうかわしていくか。チングリは次のように述べています。

エイバルには非常にハッキリとしたスタイルがあり、勇敢なチームだ。前線からプレッシャーをかけて、相手を前に出させない。相手がプレーを始めていきたい時に、息を詰まらせようとするチームだね。これまでに行った試合とは異なったタイプの、難しい試合になるよ。敵陣でボールを奪い、ラテラルのセンタリングが多い。十分な注意が必要だろう」

予想されるローテーションに関して、ミスターの意見はこうです。

「ここまでのところは、ローテーションは少なめにいくのが適切だと考えていた。けれども試合はそれぞれに異なり、準備期間が少ないケースも時々訪れるからね。明日の試合では変更があるだろう。しかし私たちが行う変更はどれも、チームがスタイルとリズムを維持するためのものなんだ。シーズンを11人で乗り切ることは不可能なので、変更は必須となる。ローテーションは勝っている時に行ってこそ役に立つ」

ベテラン選手なら、やらなかったであろう動き

ウスマン・デンベレの長期離脱が判明して初めての記者会見ゆえ、彼の怪我に関する質問は多めとなっています。

「怪我は選手にとって最も辛い出来事だ。もし怪我をして、長期間の欠場を余儀なくされたなら、求められるのは忍耐となる。多くの時間を自分自身で過ごさねばならず、どのようにして物事を発展させていくか探さないといけない。良い感覚の日もあれば、良くない日もある。ウスマンは若いので、余計に難しいだろう。だから私たちみんなが彼をサポートしないとね」

試合開始前のウォームアップ時から、デンベレが太ももを気にしていたという報道については。

「そういった類の記事を、私たちが熟読する必要はないと思っている。選手はウォームアップ中にヒザや太ももを触るものだよ。デンベレは過去に筋肉トラブルを経験したことがないので、ちょっとした違和感を認められなかったことはあり得るだろう。彼はスピードのある選手で、彼がしたあの動きは、ハムストリングスにとっては最悪の類のものだった。ああいう動きをすれば怪我をする可能性は大いにあり、ベテラン選手なら避けていたことだろう。私が現役だった時、同じことが起こったので知っているんだ」

アルフォンソ・ペレスの芝生コンディションが怪我の原因という説もあります。

「この件においてピッチコンディションが決定的な影響を与えたとは思わないけれど、すべてのグラウンドが同じような条件であってほしいとは思うね。チームはそれぞれに使いたい武器を使ってプレーできるにせよ、ピッチは完璧な状態がいい。それがショーのためでもある」

スアレスとパウリーニョ

ヘタフェ戦でのパフォーマンスが冴えなかったルイス・スアレスに関して、バルベルデはそれでも彼はチームを助けていると強調します。

「それが彼のスタイルだと思う。彼は物事が上手くいく時も、あまり上手くいかない時も、非常に表現に富んだ選手だからね。ツイている日もあれば、そうでない日もあるさ。フットボルとはそういうものだ。けれども最終的には、物事はいつも彼の良い具合になっている。もし彼がチャンスを活かせないなら、他のメンバーが活かすよ。私たちは彼に全幅の信頼を置いている。彼がいつもシュートを打ちたがっているのも知っているさ。毎回決めるのは不可能だけれど、得点に飢えている選手がいるのはすばらしいこと。彼のゴールが決まり始めると私は確信してるよ」

豪快な決勝点でみなを驚かせたパウリーニョについては。

「彼にとっても、皆にとっても嬉しいことだよ。ああいうプレーは彼に自信をもたらす。今回彼がピッチに入ったのは、試合の行方がまだ不明瞭なタイミングだった。彼は2列目からの飛び出しが上手い選手で、隙間を見つけた時、力強くそこへ駆け込んでいった。フィニッシュも上手かったね。ああいうプレーを続けていってほしい」

そして戦力外のようにも見えるアルダ・トゥランに関しては、「スカッドの一人であり、試合への参加はパフォーマンスで決まるだろう。私は公平であろうとしている。彼はスカッドの一選手だよ」とのことです。

 

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