記者会見でセントラルが明かしたプロジェクト
ラス・ロサスのRFEFトレーニング場で開かれた4日の記者会見にて、ジェラール・ピケが驚きの発言をしています。それはセルヒオ・ラモスとの関係に関する言葉なのですが、カタルーニャの住民投票を巡って白組カピタンと上手くいかなくなっているというウワサを否定する中で、ジェリはこんなふうに言いました。
「全部ウソだよ。僕らはすばらしく上手くやってるし、キミたちにもいつかそれを見てほしいね。それだけじゃなく、僕らはビジネスの共同出資者になるだろう。僕が彼に持ちかけたんだ」
プロスポーツ選手のウェブサイト
ピケとラモスが共同でビジネス。それはいったい何なのか、に関心は移りますが、MARCAが報じたところによりますと、スポーツ選手たちが主役のソーシャルネットワークサービスなんだそうです。その名も「Power to the Players」。そういえばピケが少し前、そんな写真をツイッターに投稿してました。
北米にはすでに「Players Tribune」という、アスリートが編集者を介せず寄稿することが特徴のスポーツウェブサイトがあるのですが、10月3日付ではクリスティアノさんが「My Story」という記事(割と長い)を寄せています。2016年にはイチローも寄稿。コービー・ブライアントはここで引退発表を行いました。バルサではイバン・ラキティッチの記事があります。
これを創設したのが元メジャーリーガーのデレク・ジーターだそうで、ピケとしてはこれに近い欧州版を作りたいみたいです。
メッシが参加する eスポーツ企業も
また、MD紙によりますと、ジェラール・ピケはレオ・メッシが共同出資者・株主となる eスポーツの企業を近々開業するんだそうです。
日本ではまだあまり普及していませんが、世界では新しいスポーツとして認知されているらしい eスポーツ(イースポーツ)。エレクトロニック・スポーツの略で、主にビデオゲームで腕を競い合い、シューティングやマルチオンライン、戦略ゲーム、格闘ゲーム、スポーツゲーム、パズル、オンラインカードなどの種目があります。日本では JeSPA という団体が国内の eスポーツ環境を発展・向上させるべく活動しています。
ピケはメッシやセスク・ファブレガス、さらに著名なフットボル選手とこの eスポーツの企業を作り、自分のチームで参戦することを考えているそうです。ピケはすでに Kerad Games という会社も持っていて、日本でも Google Play や iTunes で「Golden Manager」というゲームが入手できます。
なんとも多才なセントラル。バルサの会長となるには人脈も必要ですから、こういった活動もそのための土台作りになるでしょう。
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