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ピケ「他チームのように、僕らもリーガを捨てることは可能。でもそうはしない」

チャンピオンズ優勝はしたいが、それだけに専念しないとセントラル
友人ネイマール復帰については、意思表示すべきは彼自身だと見解を示す

チャンピオンズ優勝のために他のコンペティションを捨てるチームは存在します。すぐに思い浮かぶのは、あのクラブ。もちろんバルサもそういった選択は可能ですが、クラブ哲学的にそういった道は選ばないと語るのはジェラール・ピケです。

バルサは一年の基本であるリーガを重視する

バルサは日本時間 8日8時30分から、ナポリとのUSAツアー第1戦に臨みます。

その前日会見にバルセロナ選手代表として登場したのが、ジェラール・ピケ(とジュニオル・フィルポ)。我らの第3カピタンは、バルサがここ11シーズンでラ・リーガを8回優勝している件を訊ねられると、スペインのようなリーグでそれだけ勝つことを評価すべきだと主張し、次のようにコメントをしています。

他のチームがやっているように、リーガやコパを捨ててチャンピオンズに集中することが僕らにも出来るだろう。でも僕らは物事が上手く運ぶのが好きだし、ロシアンルーレットで遊ぶのは好きじゃなくてね。僕らはラ・リーガで優勝するために土台を作っているんだ。時々はそれが当たり、時に外れるけれど」

いつも期待を裏切らないジェリは、こうも述べています。

「もちろん、チャンピオンズで優勝したいよ。でも一年を計る物差しはラ・リーガだからね。去年はラ・リーガで優勝をした、良い一年だった。苦い印象を残したのは、期待感のせい。僕らは期待感をコントロールしなくちゃならないと思う」

メディアはすぐに、三冠三冠と言いますからね。

レオ・メッシのスピーチ

先日のガンペル杯のスピーチで、カピタンとしてマイクを握ったレオ・メッシは「今季も全てのタイトルを獲るために戦っていく」と宣言しました。

「世界のどこにも、僕らよりプレッシャーのかかるクラブはないよ。三冠を獲れなければ、悪い年に見えるんだからね。レオは僕らのカピタン。スピーチによってファンや選手のスイッチを入れたがってるんだよ。シーズンは長い。4月に全てのコンペティションで生き残っていて、出来るかぎり良いかたちでそれらを戦っていることが僕らの目標さ」

そのレオが最初のトレーニングで負傷し、USAツアーには不参加です。

「一日も早く回復してほしいよ。確かなのは、カレンダーが助けにならないってこと。僕らのバケーションは年々減っていって、リーガは早く始まって遅く終わるからね。早く仕事に戻るというのは、開幕時に怪我のリスクを抱えるということ。彼がリーガ開幕戦に参加できることを期待してるよ」

ネイマールが意思表示をするべき

ピケはこの会見でもうひとつ、新聞の見出しになる部分がネイマールのバルサ復帰に関してです。もし本当にもう一度バルサのシャツを着たいのなら、次に動くべきはヤツだとセントラルは考えます。

「最終的に、表に出てきて意思表示をしなければならないのは彼だからね。僕らは彼と話をしているけれど、それはプライベートな会話だから、ここで内容を言うのは相応しくない。僕から言えるのは、彼がピッチの中でも外でもクラックってことだよ。僕らは待つしかないんだ」

「彼は偉大な選手だと思うし、ロッカールームや街やクラブを知っている。出て行き方に不満を抱いた人たちもいるけれど、彼の上げた成果に満足をしていた人たちもいるからね。困難なオペレーションだよ。現時点で彼はPSGの選手で、バルサには全タイトルを狙うのに十分なスカッドがある。もし復帰の機会が現れてくるのなら・・・ 僕と彼の関係をあなたたちはもう知っているでしょ、僕は嬉しいよ。個人的な意見は変わらない」

ちなみに・・・ バルサ公式ツイッターはこのピケの「ネイマールが意思表示するべきだ」の部分をわざわざ取り上げて投稿してます。

もしゴールを決めれば、ファンはグリーズマンの味方でいるさ

そして一足早く(?)バルサ入団を果たしたアントワン・グリースマンに関しては、獲得を高く評価するジェリです。

彼が僕らのチームにいる、というのはすばらしいニュースだよ。先日のガンペル杯で受けていた歓迎はポジティブだったね。フットボールは結局のところ、ボールがゴールに入るか次第。だから過去はなんでもいいんだ。もしゴールを決めれば、ファンは彼の味方でいるさ。彼が序盤から上手く適応し、チームの勝利に貢献してくれると期待してるよ」

 

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