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バルベルデはムルシア戦を「一年で最も厄介な試合」と警戒

規約に気をつけながらローテーションを行っていくと予告

今夜(日本時間・明日未明)バルセロナは2017/18シーズンの国王杯初戦を行います。舞台はムルシア州の州都ムルシアのクラブ、レアル・ムルシアの本拠地エスタディオ・ヌエバ・コンドミナ。31,179人を収容する立派なスタジアムです。ちなみにバルサ戦のチケットの値段は一般S席 80ユーロに設定されています。

バルサBのことは常にチェックしている

レアル・ムルシアはセグンダB ディビシオンに所属し、現在グループ4の16位です。舐めるわけではないですが、スカッドの総合力ではバルサとは差がある。エルネスト・バルベルデはこの試合にフィリアル(Bチーム)のキラキラ星たちを起用し、クレの欲求を満たすことでしょう。監督は言います。

トップチームの選手が7人いなければならないというレギュレーションに注意する必要があるにせよ、私たちを手助けできるBの選手たちはいるからね。ローテーションを行いつつ、良い勝ち方になればと期待している」

ジョアン・バルバラ(アシスタント)から届く情報には全て目を通しているよ。ビデオを見ているし、選手たちをトレーニングに呼んだり、時々ジェラール・ロペスに相談したりしている。連絡は日常的にとっているね。自分のチームに集中したいし、セグンダが難しいことも知っているけれど、全てを考慮に入れるよう試みている」

そして今回チャンスを得る若者たちに対しては、次のようなアドバイスを送りました。

前へと進んでみることだよ。届かないよりも、オーバーランで飛び出す方が良いんだ。適切なメンタリティを持って進まなければならない」

前進することだ。届かないよりも、オーバーランする方が良い

思いっきりやりきって欲しい選手の一人に、注目のホセ・アルナイスがいます。「彼が成功するかどうかを語るのはまだ早いけれど、彼にはスピードがあるし、のびのびしていて得点力がある。そういった前線の選手は常に求められるものだ。彼が明日試合に出るかどうか、まあ見てみよう」

最近再びメディアが騒いでいるコウチーニョについては、「私は他のチームの選手より、アラニャーやアルナイス、オリオル・ブスケツのことを気にしてるよ」とかわしたバルベルデさんです。

フットボルは毎日が試験。監督も同じ

ムルシア遠征前に行われた前日会見にて、バルベルデ監督はこの試合が「落とし穴」になる危険性があるゆえ、十分な用心が必要だと警句を発しています。

これは一年で最も厄介な試合だよ。彼らと向き合うためには、適切なメンタルが求められる。相手にとってはこの試合は一年を代表するものになるし、レベルの違いもある。ムルシアはここで良い試合をしたいだろう。ただ、それは私たちも同じだ。私たちはタイトルを防衛したい」

このムルシア戦が控えとされる選手たちにとっての認定試験となるか、と問われたミスターは、そうではないと答えました。

フットボルでは毎日が試験だからね。自分たちが何故ここにいるのかを、私たちは証明しなければならない。それは私も含めてなんだ。ムルシアは大きな希望を抱いている」

1ヶ月後にカンプノウで行われるブエルタ(第2戦)を楽にするために、バルサはこのイダ(第1戦)で勝負を決めてしまいたいところです。

しかしバルベルデが言うようにモチベーションでは相手に部があるでしょうし、急造チームではコンビネーションに難がある場合も多い。そう簡単には勝てないと予想しますが、できればパコ・アルカセルデニス・スアレスあたりが英雄になっての良い勝利を持ち帰れますように。

 

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