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フベニールAの新監督は、バルサ一筋 ピミエンタ

誰よりもバルサの育成部門を知る男

スイス1部リーグ・FCシオンの監督に就任したガブリ・ガルシアの後任として、空席となったフベニールAの監督に指名されたのが、これまでフベニールBを率いていたフランセスク・チャビエル・ガルシア・ピミエンタです。担当をBからAに“昇格”という王道人事ですが、最適な選択でもあります。

ラ・マシアで若手を育てて16年

ガルシア・ピミエンタは1986年に12歳でバルサの下部組織に入団後、選手としてコーチとしてクラブにほぼ所属し続けてきた、バルサフィロソフィーの塊のような人物です。選手としてはイバン・デラペーニャアルベルト・セラデスと同世代。2001年からは指導者となり、16年にわたってラ・マシア(バルサ育成部)の若者たちの育成に携わってきました。

つまりメッシピケセスクティアゴセルジ・ロベルトバルトラムニールベジェリンといったカンテラーノたちはみなピミエンタのチームにいたことがあるわけです。

バルサBの監督就任目前で

さらにピミエンタは2015年7月の会長選挙の際、すでにバルサBの監督に内定していたのに、バルトメウがいきなりジェラール・ロペスに変更してしまった経緯があります。で、ピミエンタは若大将のアシスタントに指名された・・・。きっと面白くないと思うんですが、彼は不満を言わずに助手を2年間務め、今季からはフベニールBを任されていたら、いきなりAに担当替えという話です。

テクニコも人それぞれですが、自分のキャリアアップのためにスイスに挑戦に行ったガブリのような人もいれば、クラブのために黙々と働くピミエンタのような人もいる。バルサとしてはプライスレスなスタッフであります。

フベニールAの監督交代:ガブリがスイスへ去る「バルサでの時代を終わらせる時だった」
地味な話題ですが、バルサのフベニール(ユース)Aについてです。このチームはここ数日、監督のガブリ・ガルシアがスイス1部リーグのシオンへ行くのではないか、と報じられていました。ガブリ。そう、プジョルやチャビが若かった頃(1999-2006)

今季のフベニールAにはU-17ワールドカップで大活躍中のデランテロ(FW) アベル・ルイスマテウ・モレイアレックス・コジャドオリオル・ブスケツら有望な選手が所属していますので、ピミエンタの下で大きく育った彼らが、出来るだけ多くバルサBへと上ってくることを期待。UEFAユースリーグも楽しみにしてます。

 

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