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バルベルデ「デンベレの適応は一歩ずつ」

コウチーニョについてはコメントを回避

試合が重なると週に4回、報道陣の前で語ることになるバルサ監督ですが、冬休みを挿んだことでセルタ戦の前日会見はエルネスト・バルベルデにとってベルナベウクラシコ以来10日ぶりのメディア応対。その間に生じた数々の出来事についてチングリさんが語っていますので、気になるところを幾つかピックアップしてみましょう。

選手がチームに合わせてほしいと監督

この1月4日のバルセロナ系スポーツ紙は、バルサ入団に近づいているらしいコウチーニョと、セルタ・デ・ビーゴ戦で復帰しそうなウスマン・デンベレが表紙を飾っています。

このうち、リバポーのブラジル人クラックに関しては、「すばらしい選手」だとは認めつつも、「私たちの選手ではない」「何が起こるのか知らない」としてコメントを回避。
「敬意の点から、彼については何も言わない」と、口を滑らせることはありませんでした。

一方で、自分たちの選手ウスマン・デンベレに関してはしっかりと語っています。

ウスマンが戻ってくるのは、私たちにとって非常に好ましい知らせだね。適応途中に負傷したことで、彼はもう一度最初から始めなければならない。私たちは彼が重要な選手になれると信じているし、彼を戦力と考えている。彼は少しずつチームに入っていくだろう

チームに加入する選手たちのためにちょっとしたプレシーズンを用意したいところだけれど、コンペティションが始まっている今となっては、それも叶わない。今適応していくべきは選手たちなんだ。落ち着きをもって一歩ずつ進み、出場時間を与えなければならない。彼は彼で、チャンスを勝ち取っていかなければならない」

デンベレを欠いたことで、バルベルデが作り出した4-4-2のバルサ。そこで疑問となるのは、デンベレ復帰に伴うシステム変更の有無です。

「システムは変わっていくよ。デンベレはそれに合わせていくことになるだろう。前進(攻撃)も後退(守備)も全員が一つになって行う。それが私たちの考えだ」

ウンティティはバルサで満足している

年末にはマンチェスター・シティがサムエル・ウンティティを引き抜こうとしている、とのくだらないニュースが英国方面から流れてきました。
ビッグサムの並外れたパフォーマンスに比べ、6,000万ユーロの契約解除金がプレミア方面の富豪クラブにとってはお手頃価格なのがその理由です。

「他のクラブがどうこうするかも、と気に病む理由は私にはないさ。ウンティティは偉大な選手だし、チームと彼がお互いにプレーを楽しみながら、何年もここにいられれば好いと思う」

「ここでは法律によって契約解除金が設定され、設定解除金があることで選手に値段が付く。最初は高額に思えた契約解除金も、3年が経過することで、食い違ったものとなっているね」

「とはいえ全ては選手が去ることを望むかどうかの問題で、ウンティティの場合は、私たちは彼に、彼は私たちに満足をしている

選手が負傷するリスクは冒さない

エルネスト・バルベルデの前日会見は、この日の夕方のトレーニング前、つまり招集リスト発表前に行われています。

バライードス遠征の招集メンバー:デンベレが復帰し、メッシ、スアレス、イニエスタを温存
本日1月4日、FCバルセロナは新年初戦となる国王杯1/8ファイナル第1戦をプレーします。相手はファン・カルロス・ウンスエ率いる、リーガ第14節でカンプノウから勝点1を持ち帰ったセルタ・デ・ビーゴ。お楽しみは9月から戦線離脱していたウスマン・デンベレが招集リストに復帰したことです。

したがってセルタ戦の招集メンバーからレオ・メッシルイス・スアレスアンドレス・イニエスタが外れ、ハビエル・マスチェラーノが含まれることはまだ知らされてないわけですが、南米組が温存される可能性についてミスターはこうコメントしていました。

その可能性はある。彼らは昨日長旅から戻ってきたところで、私は(体調面を)考慮しなければならない。選手が負傷するリスクを冒そうとは一切考えていないよ」

ということで招集されたマスチェラーノも、移籍目前であることも含め、このセルタ戦に出場するとは考えにくいです。先発したセントラルに不慮の出来事があった場合のみ、プレーとなるでしょう。

 

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