アルゼンチン代表の2試合を欠場したメッシ、消えなかった太ももの違和感
レオ・メッシが筋肉の痛みに悩まされています。我らのD10Sは右脚・内転筋の違和感によってFIFAウイークの親善試合ふたつを欠場。今週末(土曜)のリーガ・セビージャ戦も休み、その3日後(火曜)のチャンピオンズ・ローマ戦に備えるのが良さそうな状況です。
一方で鉄壁のテル・ステーゲンもまたヒザに違和感が生じていて、バルセロナに戻ってからクラブ医療部による検査を受ける模様。今回の代表戦ウイークは、攻守の中心選手がFIFAウイルスにかかることになりました。
内転筋の違和感
このなかで一番気がかりなのは、アルゼンチンがスペインに大敗(6-1)する様子をワンダ・メトロポリターノの観客席から見つめたレオ・メッシです。
右脚・内転筋の違和感によって先週のイタリア戦を休んだメッシは、月曜日に全体トレーニングをこなしましたが、どうやらそこで痛みが再発。親善試合でリスクを冒す必要もなく、最終的にスペイン戦も休むことを決断しました。
さらにMD情報によると、メッシは内転筋だけでなくハムストリングスにも違和感があるとかで・・・
バルサの医療部による検査を受け、その後の計画を監督やドクターたちと相談していくことになります。
サンチェス・ピスファンでのセビージャ戦にはそりゃあレオにいてほしいですが、こういう時になんとかするためのコウチーニョでありデンベレなので、しっかり治す方向でいってもらいたいです。優先度としても、2位に11ポイント差を付けているリーガよりチャンピオンズのほうが高いですから。
試合には出場できるけれどもセビージャ戦は無理することなく温存し、ベンチでチームメイトが快勝する様を安心して見る、そして満を持してローマ戦ってのがクレとしましては最良のシナリオです。
セメド、デニスが復帰目前
チームは昨日(27日)からトレーニングを再開しています。
セメド、デニス、アルカセル、セルジ・ロベルト、アレイシ、それにアラニャーの少人数セッションにつき、公式サイトで公開されている動画も、いつものロンドだけではなく新鮮。
各国代表選手たちは、今日から明日にかけて合流してくるでしょう。
負傷者リストに名を連ねていたネルソン・セメドとデニス・スアレスが元気にトレーニングメニューをこなせているのが明るいニュース。彼らは今週中に医療部の完治診断を受けそうです。
セルヒオ・ブスケツの回復は順調
3月14日に右足の小指を骨折し、全治3週間の診断を受けたセルヒオ・ブスケツも、個別調整中ながらも回復は順調らしく。このまま予期せぬ問題が生じなければ、土曜日のセビージャ戦に間に合うんじゃないかとも言われています(27日付SPORT)。
しかし、メッシと同様に、ブスケツもまた無理してサンチェス・ピスファンでプレーする必要はなく。
バルセロナに残って調整し、より良好な状態でローマ戦に臨んでもらえればOKです。
(ラキティッチ頑張って・・・!)
当初はもっとギリギリになるのではないか、と予想されていましたから、少し余裕をもってチャンピオンズに出場できるのは朗報。
ちなみにセルヒオは昨日マドリーへと飛び、ワンダにてスペイン代表の応援をしていたそうです。
そしてピケ、ジョルディ・アルバ、イニエスタ、メッシと一緒にプライベート機でバルセロナに戻ってきてます。
テル・ステーゲンはヒザにトラブル
あとはそう、マルクアンドレ・テル・ステーゲンがスペインとの親善試合でヒザを少し痛めた件。
ドイツ代表監督 Löw 曰く、「大きな怪我ではない」とのことで一安心ですが、守護神は昨日のブラジル戦を欠場していて、明日木曜日にメッシと共にバルセロナのシウタット・エスポルティーバにて精密検査を受けることになっています。
バルサのポルテーロはジャスペル・シレセンもまた好パフォーマンスを継続していますから(オランダ代表でも活躍)、もしテル・ステーゲンが土曜日に間に合わなくとも心配はしていません。
控えにシレセン級のポルテーロがいる、この心強さよ。
このニュースのまとめ
- ・メッシの太ももが疲れている
- ・テル・ステーゲンもヒザにダメージを負った
- ・バルサ医療部が今日メッシとテル・ステーゲンの精密検査
- ・ブスケツの回復は順調
コメント