コパ決勝があるのでローテーションしつつ、記録延長も狙う。
ラ・リーガの残り6試合で7ポイントを勝ち取れば優勝ということで、気分が高まりつつも確定ムードも漂っているバルセロニズモ。今日のセルタ・デ・ビーゴ戦はそんなクレにとって、なかなかに臨み方の難しい試合です。無敗優勝がなるかどうかの分岐点でもあります。
過去2シーズンはいずれも4失点
セルタの本拠地バライードスはここ数年、バルサにとっては苦い思い出の地となっています。
- ●2016/17シーズン。エラー連発し、開始32分で3失点、4-3で黒星。
- ●2015/16シーズン。エラーが目立ち、4-1で完敗。
- ●2014/15シーズン。ムッシュ・マティエウ弾で0-1の辛勝。
この苦手スタジアムへと、週末(4日後)のコパ・デル・レイ決勝が頭にちらつく状態で乗り込む。エルネスト・バルベルデは招集リストからジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツ、アンドレス・イニエスタの中軸3人を外し、イバン・ラキティッチもリハビリ中です。
リーガ初黒星もありそうですが、せっかくの11ポイント貯金を活かしてローテーションをしていこうとの判断は悪くない。バレンシア戦から中2日ですし、重要度の高いのは土曜日のセビージャ戦ですから。
今季はコパ1/8 finalで一度バライードスを訪れていて、大幅ローテーションをしつつも、アルナイスのゴールで引き分けています(1-1)。
主力を休ませつつ、どう臨んでいくか
セルタ戦に招集を受けたのは以下の18選手です。
テル・ステーゲン、シレセン、セメド、デニス、ルイス・スアレス、メッシ、デンベレ、コウチーニョ、パウリーニョ、アルカセル、アルバ、ディニェ(怪我明け)、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメス、アレイシ、ウンティティ、ジェリー・ミナ、ベルマーレン
中盤はいくつかのパターンが考えられます。
ドブレピボーテで濃厚なのはアンドレ・ゴメスとパウリーニョのコンビ。ここにセルジ・ロベルトが入ってくるかもしれない。中盤の左サイドはコウチーニョ。右はおそらくデンベレですが、ここにロベルトもあります。
前線はレオ・メッシかルイス・スアレスのどちらかは温存されるかもしれない。
このセルタ・デ・ビーゴ戦にバルサはどのようなメンタリティで挑むのか。
勝点的には1つ負けたところで問題にはなりませんが、難関バライードスで勝ったほうがコパ決勝へむけて士気上がりますし、ローマ戦があれだっただけにショボい試合をして負けたらダメージになりかねません。
一番良いのは、勝って気持ち良くコパ決勝へと臨むこと。でも結果として引き分けでも悪くはない。
ヨーロッパリーグ出場権のために勝点3を取りにくるであろうウンスエチームを相手に、バルサはどんな試合をするでしょうか。
このニュースのまとめ
- ・去年は4-3、一昨年は4-1で負けてるバライードス
- ・ピケ、ブスケツ、イニエスタを温存、ラキティッチもリハビリ中
- ・無敗記録を伸ばしたいが、週末のコパ決勝も気になる
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