ピッチ内外で、自ら積極的に
フットボール選手として大成するために重要な要素、それはピッチ上で縮こまることなく力を出し切ることです。日常生活では大人しくても、ピッチでは大胆でなければならない。たとえばレオ・メッシは普段は内気、でもボールを持つと闘争心の塊になる。イニエスタもそうでしょう。
その点で今もがいているのがウスマン・デンベレです。
バルサ選手になって早8ヶ月ほどが経ったデンベレから感じるのは、彼が想像していたよりも“良い子”だってこと。それゆえに『1億ユーロルーキー』のラベルや『若きクラック』との期待感に苦しんでるように思えます。
バレンシア戦のペナルティ献上は、ええとこ見せようとした勇み足
先週土曜日のバレンシア戦で途中出場し、86分にペナルティキックとなる不必要なファールを犯してしまったデンベレ。ここまでのシーズンが順調といえないこともあり、この数日間はメディアのそこかしこに彼に関する記事を見かけます。
好意的なのは4月16日付のSPORT、デンベレの闘いを紹介する記事です。
簡単にまとめると、『ウスマン・デンベレはピッチの内外でチームと同化するために積極的に頑張っている』。シーズン序盤の怪我で出遅れてしまった分、自分から心を開き、先輩たちの間に入っていくべく努力しているみたいです。
ピッチ上ではバルサのスタイルに合わせ、〈デウロフェウのようになりたくないので〉バルベルデの求める守備にもトライしていると同紙。それでも大きな試合では起用してもらえず、短いプレー機会でいろんなことをやろうとして、あのペナルティキックになったとのことですが・・・
チェルシー戦あたり、大胆さが見えて前進を感じられたモスキート。バルサの未来を担っていくことを期待されている選手だけに、来季は是非とも「バルサのデンベレは怖すぎる」と言われるような存在に育っていってほしいです。頼むで。
このニュースのまとめ
- ・デンベレは内気な性格
- ・チームに溶け込むために努力している
- ・バレンシア戦では守備でも良いところを見せようとして、PKを献上
コメント
カバーが遅れてしまったがスライディング自体は勝負してのものだから仕方ない。
普通の選手のスピードなら間に合わず勝負すらできていない。
勝負してのものだから仮にあれで負けたとしても自分は納得できる。
つくづくデンベレがオリンピコで先発していたらと思ってしまう。
今まで特に守備でやらかした事はないし、この人がボール持ったら1人じゃ止められないし、例え奪われても相手のバランスは崩れているし、孤立しても彼だけで敵陣に押し込める。
彼がいれば あんなにローマの攻撃がハマる事はなかった。
プレスがかからないのは相手のバランスが良いから。
相手のバランスを崩すのはメッシとかネイマールとかデンベレみたいな選手。
だいたい圧倒的攻撃力でゴールから逆算して組み立てるのがバルサでないのか?
これだけのアタッカーを削ってまで中盤を厚くしてバランシーにするのはバルサなのか???
デンベレ自体は間違いなくバルサで成功する逸材。値段高い安いの問題ではない。
凄まじいスピードとドリブルとシュート力。
ネイマールと違って地味な性格というか、ロールモデルや大スターになるつもりはないのも良い。
来年のチャンピオンズで違いを出せるのはメッシを別にすればデンベレとコウチだと思っている。
監督が臆病で小心者なので 彼らはバルサの希望。