疲労が蓄積していた中心選手たちにとって、休息は重要だったとセントラル
マドリー相手に優勝するためには、リーガ中断前よりも勝点を稼ぐ必要があると考える
ラ・リーガ再開へと向けて、各チームの準備が進んでいます。バルセロナも今週からスカッド全体でのトレーニングを始めており、クラブ公式の動画を見るにチームは活気に溢れています。コロナウイルスによる歓迎せざる休止だったのものの、エネルギーは充填できた。今回の3ヶ月近いリーグ中断にも前向きな面があると捉えているのがクレメン・ラングレです。
レオやグリーズマンに休養はプラスとなるだろう
数日前の話になりますが、クレメン・ラングレは去る日曜日(5月31日)、サブスクチャンネル #VAMOS の番組 El Partidazo de Movistar にビデオ出演し、ほぼ2ヶ月間に及んだ閉居生活についてコメントしています。
セントラル曰く、否応なく訪れた自宅での日々は彼らにとって有益だった。
ビッグクラブに所属する選手たちは過密日程の疲労が積み重なっていて、特に代表チームの常連選手は毎年、クラブコンペティションが閉幕した後もなにかしらの大会に出なければならない。夏の休暇にしても3週間あれば良い方です。
「今回は夏の休止期間とは異なっている。身体を休めて回復するための時間が、より多くあったからね。レオやグリーズマンのような選手たちにはバケーションはなくって、ムンディアル(W杯)やEURO、コパアメリカをプレーしなければならない・・・ 今回は彼らも2ヶ月間のなにもしない日があったから、良い結果になると僕は確信してるよ」
「僕らは身体的に良い状態だよ。何週間にもわたって普通のトレーニングを出来ずにいたけれど、自宅でものすごく頑張っていたんだ。ここ数年間バケーションのないたくさんの選手にとっては、この稀なパロン(リーガ中断)は、望みなしなかったけれどもプラスだった。僕のフィジカルも良好だよ」
ゼロからの再スタート
休みが多かったのは、他チームも同じ。バルサとリーグタイトルを争っていくレアル・マドリーにしても、鋭気をみなぎらせ準備を進めていることでしょう。
「11試合の新しい選手権が始まるわけで、優勝するためには、可能なかぎりの勝点を稼いでいかないといけないだろうね。パロンによって全てはゼロに戻るし、僕らはパロン前よりもたくさんの試合に勝つ必要があるだろう。マドリーもハードワークしてるんだ」
5人交代と、怪我のリスク
再開後のラ・リーガで忘れてはならないのが、1試合で5人の交代が認められる新方式です。これについては少し前、キケ・セティエンがバルサを害する仕組みだとの見解を示していましたが、ラングレの意見はミステルとはまた異なっています。
「実際のところ、現時点ではどんなふうになるのかは分からないよね。良いように働くとすれば、選手に対してだよ。僕らは暑い中、ほぼ1ヶ月間で11試合をこなさないといけないし、遠征も多くある。僕らを守るためのルールだよ。選手には(5人交代は)有益だろうから、バルセロナにとっても有益かどうかはまあ見てみようよ。現時点では、どうなるか分からないけど」
一方、心配されるのは怪我です。
予期せぬ長期の休止期間で身体は回復したものの、競技再開への準備時間が短いことと過密日程によって、怪我のリスクは高くなる。先行してリーグ戦を再開したブンデスリーガでは怪我人のニュースをよく目にします。これについてラングレは言います。
「怪我への恐怖はないけれど、自分たちがリスクを冒していくことは分かっているんだ。3ヶ月間のパロンの後にたくさんの試合をプレーするわけだし、暑さもあるしね。身体にとってはハードになるだろう。怪我を避けるために、出来るかぎりしっかり準備をしなければならない」
セントラルに負傷者が出ませんように
バルセロナの現スカッドで、セントラルはやり繰りの難しいポジションとなっています。
基本的にはジェラール・ピケとラングレのふたりが中心軸で、サムエル・ウンティティはセティエンが評価しているように見えますが、5月9日に負傷しリーガ再開にはどうにか間に合うかというところ。この3人とバルサBのロナルド・アラウホで乗りきっていかねばなりません。
1ヶ月の短期決戦ゆえに、怪我をしてしまうと全治2週間でもキツイ。どうか何事もなく、と祈りますが、確実に何かあるに違いないと思えるのがこういう時のバルサですからスリリングです。
コメント
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