他クラブに獲られるのを阻止するため、この夏のうちに選手を押さえたいバルセロナ
アヤックスの期待株 フレンキー・デ・ヨング(21)を手中に収めるべく、FCバルセロナが各方面で工作を行っている模様です。
正攻法としてアヤックスに選手への関心があることを伝えつつ、フレンキー自身にバルサ入団で納得させる。同時進行で埋められる外堀は埋めていく。獲得濃厚といわれていたロドリゴをマドリーに“さらわれた”バルセロナなので、同じ轍は踏みたくないとデ・ヨングの確保を急ぎます。
各方面と接触するバルサ
MD(ムンドデポルティボ)によると、バルサは昨日6月11日、あるオランダ人代理人たちと接触をしています。彼らはオランダフットボール界に影響力を持つ人物たちらしく、デ・ヨングを狙うバルサに対して姿勢を硬化させているアヤックスとの潤滑油になってもらうことが目的だそうです。
バルセロナがフレンキー・デ・ヨング獲得を本気で目論んでいるらしいことは、アヤックス事情に詳しい De Telegraaf 紙が、バルサとオランダクラブの接触が日曜日にあったと伝えたことからも事実である可能性が高い。
いまではマドリー系のASもバルサのデ・ヨングへの関心を伝えていますし、それに引っ張られてSPORTにも若きメディオの名前が出るようになってきました。この“勝負”は春先から表紙にデ・ヨングを使ってきたMDに軍配です。
売りたくないアヤックス
アヤックスでは最近、元バルサの名(迷)選手パトリック・クルイベルの息子、ジュスティン(19)がASローマに移籍すると言われています。
移籍金は2,000万ユーロ周辺だそうで、数年後にバルサが買うとしたらいくらに値上がりしているのだろう・・・なんて思いつつもそれはさておき、現時点での影響は主力を一人失いそうなアヤックスが、デ・ヨングまで手放そうとはしないことです。
スポーツディレクターのマルク・オーベルマルスはアヤックスが4年間リーガ優勝から遠ざかっていることで批判を受けているらしいですし、フレンキーに関する交渉はいっさい拒否中だとか。
バルサとしては来季入団する確約が取れればOKなわけですから、内定を取り付けてあと一年オランダでプレー、もしくは獲得して一年の期限付きレンタル、ここらが落ち着きどころでしょうか。
いずれにせよ、現時点でのポイントは、フレンキー・デ・ヨングの件がMD紙の妄想ではなく、実際の動きとして存在しているということです。夏の目玉グリースマン獲得の雲行きが怪しそうなので、いろいろ急展開があるかも。
このニュースのまとめ
- ・バルサが狙うアヤックスのフレンキー・デ・ヨング(21)
- ・加入は来季でも、この夏のうちに確保はしてしまいたい
- ・アヤックスは交渉を拒否
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