バルサのメディオであるために重要な長所
FCバルセロナがこの夏、獲得するとされるアルトゥール・メロ(21)と、この夏やってきそうな雰囲気が少しずつ高まっているフレンキー・デ・ヨング(21)。この若きセントロカンピスタたちに共通するのは、彼らが“ペロテロ”(ボールプレーヤー)であること、バルサっぽい選手であることです。
そしてMDのチャビエル・ボッシュ記者は6月29日付の紙面でもっと具体的に、アルトゥールとデ・ヨングにはある特技があると説明している。それは、くるりと円を描くターンです。
くるくるターン
バルサのポゼッションフットボールといえば、浮かぶのはパスですが、バルサ史上最高の中盤だったチャビ、イニエスタ、ブスケツトリオの特徴はその圧倒的なボールキープ力。ボールを奪おうと寄せてくる相手を円を描くようなドリブルでかわし、別方向にボールを展開させてしまいます。
三人には三様の持ち味がありますが、共通して旋回ターンが上手い。
マエストロのチャビを筆頭に、ドン・アンドレスもセルヒオも絶妙な回転でマークを外し、それによって生み出されたコースにボールを展開させていきます。
で、アルトゥールとフレンキーもまたこの旋回ターンを巧みに用いることができるメディオだと。
アルトゥールはプレー動画でよく回る選手だなと思ってましたけど、フレンキーも寄せに対してくるっと回ってますね。推進力もあります。
デ・ヨングからバルサにプレッシャー?
そして連日あーだこーだとウワサで賑わっているフレンキー・デ・ヨングですが、6月29日付のMD紙によりますと、選手自身がこの夏の移籍に向けてバルセロナに決断を促しているのだとか。
MDはまだ、「バルセロナは当初の2019年獲得プランを維持している」としつつも、「選手の圧力やマーケット動向で新たな展開はありえる」「すべてはオープン、どんな可能性もある」と新展開も否定していません。
アヤックスのオーベルマルスSDはあと一年の残留を希望、バルサもフレンキーは優先ではないとなると、カギは選手自身の意思、彼が来季でも良いと思うかどうか。
なんだかんだで獲得しちゃうんじゃないかと予想してるのですが、さて。
このニュースのまとめ
- ・アルトゥールとデ・ヨングはタイプが違うが、同じ特徴がある
- ・それは、くるくると回るターン
- ・チャビ、イニエスタ、ブスケツらも得意とするプレー
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