マーケットでの評価は高く、複数クラブが関心とか
マルコムを獲得したいと、バルサの元に複数クラブからの問い合わせが届いているそうです。
マルコムといえばFCバルセロナの2018年夏の最高額契約選手ながら、エルネスト・バルベルデに全然起用されないことで話題となっています。しかしマーケットでは人気が高く、引く手あまただという。もし売れば、バルサは大きなお金を得ることができます。
でもそれでいいのか。
バルサがマルコムを戦力として評価し4,100万ユーロを投資したのなら、冬の放出は良い選択肢ではありません。
使われてない選手に多額のオファー
マルコムに5,000万ユーロものオファーが届いている、と大きく報じたのは10月19日のSPORTです。
同紙によると、マルコムはマーケットの人気銘柄となっていて、複数のクラブが状況を問い合わせてきています。トッテナムにいたっては冬のマーケットで5,000万ユーロ近い額を支払う準備があるらしい。
シーズン開幕からここまでの公式戦11試合で出場がわずか25分しかなく、それがこれから増えていくかといえば見通しの暗い選手(競争相手がコウチーニョとデンベレ)に5,000万ユーロものオファーとは、事実ならトッテナムさんも太っ腹です。
バルサは夏に投資した4,100万ユーロを回収できるだけでなく、利益も得ることができる。
最近クラブが手を染めつつある、“南米若手選手 転売ビジネス”の新たな事例になるかもしれません。
オファーは聞かない
しかしながらSPORT紙の記事では、バルサにマルコムを手放す考えはなく、オファーも聞いていないそうです。それはそうでしょう。
まず、将来的な戦力になると期待して獲得したのであれば、見切るのが早すぎます。
そしてシーズンは長く、今マルコムよりも序列が上位の選手たちになにかあるかもしれない。
1シーズン、いや2シーズンは様子を見てほしいです。
大きな声では言えませんが、来季バルベルデがどうなってるか分かりませんしね・・・
- 推察される、各々の考え
- ・強化技術部「戦力になる。もっと使ってほしい」
- ・クラブ理事会「魅惑のオファー・・・だが今売るとアビダルに怒られる」
- ・バルベルデ「・・・獲得頼んでないしなぁ」
監督の信頼を勝ち取る必要はありますが、エストレーモとしてキャラクターの立っているマルコムは面白いオプションになります。強力なシュートも魅力的。
出場はなかったけれども初めてのブラジル代表招集で気合も上がっていて、フォームも上々、トレーニングでも真摯に取り組んでいるってことなので、様子を見てみようじゃないですか。
まだ21歳、見切るのは2年後でも遅くはない。たぶんオファーもある。
肝心なマルコム自身の意思は、カンプノウで成功することが第一目標だとか。
若いですから試合に出たくて気も逸るでしょうが、自分の可能性を信じ、落ち着いてトレーニングに励んでいるようです。
このニュースのまとめ
- ・マルコムは11試合で25分しかプレーしていない
- ・トッテナムが5,000万ユーロのオファーという話
- ・クラブは今のところオファーを聞いていない
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