スポンサーリンク

【マッチレポート】ラ・リーガ第9節 バルサ 5-2 ベティス

メッシ登場後の後半にゴレアーダ。

前半は1-1、メッシ登場の後半にベティスを呑み込んだ。
ラ・リーガで5試合ぶりの勝利を手にし、代表戦のパロンへ。

バルセロナがレアル・ベティスに5-2の快勝・・・ ではあるが、実際は残り10分まではあまり安心できる様子でもなかった。前半は得点機を作り出しながらも、課題である決定力に問題があり1点止まり。ベンチスタートだったメッシが後半頭から出場すると流れが変わるも、守備が不安定で1点差に詰め寄られるイヤな展開だった。ペドリに嬉しいリーガ初得点。

試合のポイント

ゴール決まらない病:先発イレブン発表があるや、バルセロナ周辺にざわめきを起こしたメッシ温存。グリーズマンアンスデンベレ、そしてペドリが織りなす攻撃陣がどのような反応を示すかに注目が集まった。バルサのプレー内容は悪くはなかった。4分のグリジ、5分のアンス、10分のグリーズマンと得点機を連発。しかしこれを活かせないのが今のバルサで、グリーズマンのゴールが決まらない病は深刻だった。彼は26分の決定機(ペドリのヒールパス!)と32分のPKでも天を仰いでいる。



デンベレの強烈なゴール:そんななか、“栓抜き係”を担当したのがウスマン・デンベレだった。22分のこと、右サイドでグリジ先輩からのパスを受けたモスキートは中央へと切れ込み、強烈なシュートをゴール左角へとズドン。ドナドナ要員のウワサが消えない彼が調子を上げるのは好ましいことだ。

カンテラ出身者たちが同点に:ベティスも、単発ではあったが得点機を手にしていた。まず1つめは9分のCKで、ウィリアム・カルバーリョの9割方決まるであろうヘッド弾をテル・ステーゲンが横っ飛びセーブ。ディナモ・キエフ戦に続き、切れている我らの守護神だ。ベティスは左サイドからの攻めが危険だった。同点弾も左からで、テージョのセンタリングを中央のサナブリアが押し込み1-1。どちらもラ・マシア出身、元気そうで何よりだが、ハーフタイム直前の失点は反省点だ。

メッシが変える:そこでレスキュー隊員として後半頭から送り出されたレオ・メッシが、信頼に応え大活躍する(膝を痛めたアンスと交代)。レオがいることでの変化は、ラストパスのバリエーションだ。崩しが多彩になる。左レーンの空いたジョルディ・アルバが活発化し、さっそくの49分、そのセンタリングからグリーズマンの追加点が生まれている(メッシのスルーも見事)。

ベティスに退場者:2-1としたバルサにさらに追い風が吹いた。デンベレのシュートをゴールライン上でブロックしたマンディのプレーがハンドの疑いありとVARが介入し、クアドラ・フェルナンデス主審がPKを指示。マンディは一発退場となり、メッシがPKを決めて点差は2へと広がった(61分)。

10人の相手に1点返されてしまう問題:残り30分で点差は2、相手チームは10人。舞台はカンプノウ。だがこれで安心できないのが今のバルサであり、このベティス戦でもあっさりとゴールを返されている。前半にも何度か良い突破を見せていたアレックス・モレノ(元バルサ)が左サイドを切り崩し、途中出場ロレンソ・モロンがセンタリングを沈めて3-2。ゆかりの選手が良い仕事をしてくれる。
だがこの試合のバルサはさらにリアクションを示し、82分からの2得点でベティスにとどめ。ラ・リーガでは5試合ぶりとなる白星を手に入れた。

トピックス





La Liga | Jornada 9
7 de Noviembre 2020 – sabado 16:15 h
Camp Nou
:—
FC Barcelona Real Betis
5 2
Goles
Dembélé (22)  
  Sanabria (45+2)
Griezmann (49)  
Messi (61pk)  
  Morón (73)
Messi (82)  
Pedri (90)  
Titular
Ter Stegen【】 Bravo
Sergi Roberto【】 Emerson
Piqué【】 Mandi
Lenglet【】 Bartra
Jordi Alba【】 Alex Moreno
Busquets【】 William
De Jong【】 Guido Rodríguez
Dembélé【】 Joaquín
Pedri【】 Canales
Ansu Fati【】 Tello
Griezmann【】 Sanabria
Cambios
Ansu Fati→
Messi【】(46)
Joaquín→
Aitor (63)
Dembélé→
Trincao【】(66)
Tello→
Victor Ruiz (63)
Griezmann→
Braithwaite【】(78)
Sanabria→
Loren (71)
Busquets→
Pjanic【】(86)
Canales→
Rodri (86)
Entrenadores
Ronald Koeman【】 Manuel Pellegrini
Arbitro
CuadraFernández (balear)
Tarjetas
Ansu Fati (37) Mandi (32)
Pedri (41) Alex Moreno (45)
  Mandi (60TR)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 4 5

Goles

2 1 1
7 11 18 (10)

Tiros a puerta

12 (6) 6 6
6 6 12

Ocasiones de Gol

5 2 3
3 6 9

Corners

5 2 3
0 3 3

Fueras de juegos

1 1 0
    617

pases

417    
47.9% 71.3% 59.5% Posesion del Balon 40.5% 28.7% 52.1%
    105 perdidas de balon 109    
    65 recuperaciones de balon 48    
5 3 8

Faltas

10 4 6
2 0 2

Tarjetas Amarillas

2 0 2
0 0 0

Tarjetas Rojas

1 1 0
Formación

アラウホ、コウチーニョ、ウンティティが負傷中。マテウスが監督判断で招集外。
アルナウ、デスト、アラニャー、メッシ、ピアニッチ、ブライスウェイト、リキ・プッチ、トリンカオ、セルジ・ロベルト、ジュニオル、ミンゲサ、コンラッドがベンチスタート。

メッシがベンチスタート。アンスとグリーズマンが2トップとなる4-4-2。ペドリがメディアプンタに入れば4-3-3。

交代の1人目はハーフタイム明けで、ヒザを痛めたアンスに代わってのメッシ。ジョルディ・アルバのオーバーラップが目立ち始める。
2人目は追加点を決めた後の66分、デンベレに代えてトリンカオ。
3人目は78分、グリーズマンからブライスウェイトへ。
最後の4人目は86分、ブスケツが任務終了となってピアニッチが登場。

Titular Final
 

2020年11月08日(日)、レアル・ベティス戦翌日のバルセロナスポーツ紙。試合の流れを変えたレオ・メッシとアンス・ファティの怪我がメインテーマとなってます。

MD「ゴール戻る」

  • ゴール戻る
  • → バルサが決定力を取り戻し、ラ・リーガでの悪い流れを終わらせる快勝
  • → ベンチスタートのメッシが2得点の活躍でカギとなり、デンベレ、グリーズマン、そして初得点のペドリが勝利を仕上げた
  • アンスの左膝・関節間軟骨が壊れる

SPORT「救世主メッシ」

  • 救世主メッシ
  • → アルゼンチン人クラックは後半から出場し、2得点で試合の流れを変えた。ラ・リーガで脱落しないために必要な勝利
  • → バルサは数多くの得点機を作り出したが、最後まで試合を閉じず、脆い守備に苦しんだ
  • アンスの関節内軟骨が壊れ、2021年まで欠場へ!
  • ラ・リーガ/バレンシア対レアル・マドリー 21時
    カセミロとアザールがCOVIDのために欠場

コメント