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【マッチレポート】ラ・リーガ第10節 アトレティコ 1-0 バルサ

ピケ&セルジの負傷で、痛さ大盛りの敗北。

全体的に守備が緩く、決勝点となったカラスコ弾もエラーによる。
得点の匂いは微少、ピケとセルジ・ロベルトが負傷して泣きっ面に蜂。

結果が不安定なクーマンバルサ。代表ウィーク明けのワンダ・メトロポリターノ訪問は、なにかと泣ける結末となった。決勝点となったカラスコ弾はハーフタイム直前で、ピケテル・ステーゲンのエラーが重なったことによるもの。そしてピケが不運なアクシデントで右膝を痛め、終盤にはセルジ・ロベルトも筋肉系の負傷・・・。お得意様としていたアトレティコにラ・リーガで敗れるのは2010年2月以来となる。ワンダでは初敗北。

試合のポイント

チャンス後、ピンチ2発:出足はまあ、悪くなかった。試合開始からすぐ、右エストレーモのウスマン・デンベレがサイドをえぐり、鋭いセンタリングをニアのグリーズマンが合わせる得点機。しかしその後は徐々にアトレティコのペースとなり、サウールのミドルシュート(4分)、ジョレンテのクロスバー直撃弾(11分)とピンチを招いている。20-40分にかけてはリズムダウン。序盤はデンベレの1対1が光っていた。



痛恨の失点:バルセロナにとって痛恨だったのは、前半終了間際にエラーから失点してしまったことだ。前半追加タイム、まずはロングボールをカットに出たピケカラスコにかわされ、さらに思い切って飛び出してきたテル・ステーゲンまでもが抜かれる事態となるのだ。どうしたテルさん。あとはもう無人のゴールへとボールを蹴り込むだけで良かった。結果的にはこれが決勝点となる。

ピケが負傷・・・!:いかに堅守のアトレティコといえども、1点ならまだ諦めることもない。実際バルサには後半に4度ほどの得点機があった。55分と57分に連続したラングレのヘッド弾などだ(アルバのクロスとCK)。しかしこれは鉄壁のオブラクによって阻止されゴールならず。不運だったのは59分、ジョルディ・アルバと競り合っていたコレアの転倒先にピケの右脚があったことで、ピケはその接触により右膝を傷め交代を余儀なくされている。

セルジまで離脱:75分過ぎからは、バルサがアトレティコを押し込む展開となるが、彼らの堅守はそう簡単に崩せない。81分にはグリーズマンのヘッド弾をオブラクが横っ飛びセーブ。さらに89分にはセルジ・ロベルトのシュートがDFに当たり、入るかに見えたのだが・・・ボールはわずかに枠を逸れた。そしてこのシュートの際にセルジは右太ももを負傷し交代・・・という、お祓いでもして貰った方が良いんじゃないかと思える不運の連続がクーマンチームを襲う。結局バルサに1点は遠く、ワンダ・メトロポリターノでの初敗北を手土産にバルセロナへと帰郷することになった。

トピックス

●レオ・メッシがボールを失った回数、23回。一方で成功したパス本数は36。

 




La Liga | Jornada 10
21 de Noviembre 2020 – sabado 21:00 h
Wanda Metropolitano
:—
Atlético de Madrid FC Barcelona
1 0
Goles
Carrasco (45+3)  
Titular
Oblak 【】Ter Stegen
Trippier 【】Sergi Roberto
Savic 【】Piqué
Giménez 【】Lenglet
Hermoso 【】Jordi Alba
Llorente 【】Pjanic
Koke 【】De Jong
Saúl 【】Dembélé
Carrasco 【】Griezmann
Correa 【】Pedri
Joao Felix 【】Messi (c)
Cambios
Llorente→
Diego Costa (73)
Pedri→
【】Coutinho (57)
Joao Felix→
Lemar (84)
Piqué→
【】Dest (62)
Correa→
Kondogbia (84)
Griezmann→
【】Trincao (83)
Carrasco→
Felipe (90+1)
Pjanic→
【】Braithwaite (83)
Entrenadores
Diego Simeone 【】Ronald Koeman
Arbitro
Munuera Montero (andaluz)
Tarjetas
Koke (9)  
Carrasco (26)  
Savic (79)  
Giménez (80)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Goles

0 0 0
4 5 9 (2)

Tiros a puerta

13 (4) 11 2
3 0 3

Ocasiones de Gol

5 4 1
3 5 8

Corners

8 5 3
1 1 2

Fueras de juegos

2 1 1
    522

pases

613    
41.8% 50.6% 45.9% Posesion del Balon 54.1% 49.4% 58.2%
    126 perdidas de balon 113    
    50 recuperaciones de balon 55    
7 5 12

Faltas

6 3 3
2 2 4

Tarjetas Amarillas

0 0 0
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

アラウホ、ブスケツ、アンス・ファティ、ウンティティが負傷中。マテウスは監督判断で招集外。
ネト、アルナウ、デスト、アラニャー、ブライスウェイト、リキ・プッチ、コウチーニョ、トリンカオ、ジュニオル、ミンゲサがベンチスタート。

代表戦で負傷したブスケツの代役としてピアニッチが先発。怪我から復帰したコウチーニョはベンチスタートとなっている。非ボール保持時はデンベレとペドリがサイドを埋める4-4-2。

最初の交代カードは、1点リードされていた57分で、ペドリを下げてのコウチーニョ。
そのしばし後にピケが負傷し、デストを投入。デ・ヨングがセントラルへと位置を下げ、セルジ・ロベルトがピボーテとなった。
同点に追いつけぬまま時間は過ぎ、83分に2人同時交代で打開を狙う。グリーズマンとピアニッチに代えて、ブライスウェイトとトリンカオが送り出された。デンベレは左サイドへ。
その後、セルジ・ロベルトが筋肉を傷めるも残された交代枠はなく、10人でプレーとなった。

Titular Final
 

2020年11月22日(日)、アトレティコ・マドリー戦翌日のバルセロナスポーツ紙。全体的に悲壮感。

MD「壊れる」

  • 壊れる
  • → バルサ倒れる。良い試合をしたアトレティコは守備のエラー後にカラスコが得点。バルサは首位から9ポイント差となった
  • → ピケがぞっとするヒザの怪我。数週間の欠場となる見込みで、セルジ・ロベルト(筋肉系)は1ヶ月のKOへ
  • ビジャレアル 1-1 レアル・マドリー
    白組のビジャレアルでのもう一つの躓き

SPORT「大打撃!」

  • 大打撃!
  • → バルサがワンダで敗れる。結果が出ないことでクーマンのプロジェクトは危うく
  • → マドリーでの黒い夜:ジェラール・ピケとテル・ステーゲンのエラーにより失点、そしてセルジ・ロベルトが筋肉を傷めてバルサは10人となった
  • ピケ負傷、1ヶ月以上の欠場も!
  • ラ・リーガ/ビジャレアル 1-1 レアル・マドリー
    追い込まれたマドリー

コメント

  1. 村木猫ブルース より:

    メッシは来期、何処でプレーするのか?興味はそこだけ。