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クーマンは逆転を信じる「不可能はない」:コパ準決勝 前日会見

イダの2-0が悪い結果と知っているが、選択肢はあるとバルサ監督
失点を防ぎつつ、3得点を奪わなければならない

クーマンバルサが今日、コパ決勝への切符をもぎ取るべくセビージャ相手にレムンターダに挑みます。サンチェス・ピスファンでのイダに2-0で敗れたことで、勝ち進みたければ3-0以上の勝利が必要となるバルセロナ。それを魔法の効かない無人のカンプノウで達成しなければならないのは、至難の業ですが・・・ やってやれないスコアじゃない。「不可能ではない」とチームを鼓舞する指揮官です。

週末の対戦結果を受け、両チームはどう出るか

バルサ界隈では一昨日バルトメウ逮捕なる出来事が発生し、大きな騒ぎとなりました。ピッチ外の話題では会長選挙が連日大きく扱われるなかでの、さらなる雑音。
まあバルサ選手はそんな騒動には慣れっこでしょうから、今さら前会長が警察のお世話になったところで・・・ みたいなとこかもしれません。ザマアミロと乾杯して今日の決戦に集中、と願います。

挑戦の難易度が高いだけに、現場としてはピッチ外の騒音に集中を乱している場合ではないでしょう。強力なるセビージャに、カンプノウとは言えども観客からパワーをもらえない状況下で、イダの2-0をひっくり返さなければならない。希望の拠り所となるのは、週末のリーグ戦で同じセビージャに0-2で勝利したことです。

日曜日のピスファン訪問では、3セントラルが機能しました。両ラテラルが中盤を援護し、メッシデンベレが連携してライン裏のスペースを突く。注目は今回の第2ラウンドでもクーマンが同じ策を用いてくるのかどうかで、どちらとも取れるイレブンを発表してロペテギを惑わせようとするかもしれません。ホワイトボード対決で勝てそうに思えないですが(^^;)

ポジティブなのは、選手たちが逆転を信じているとのニュースが伝わってくること。もしここでセビージャを退けて決勝に勝ち進めれば、チームの士気は大いに上昇するでしょう。ギラギラした目のバルサをまずは期待します。そうすればきっとメッシがどうにかしてくれる^^

土曜日よりも良い試合を

前日会見のロナルド・クーマンは、俺たちはやれば出来るとチームを鼓舞しています。そしてその先で得られるものは大きいのだと。

「逆転のためには(2-0は)悪い結果であることは知っている。けれども選択肢はある。チームにハングリーさがあることを私たちは示しているからね。必要なのは、より良い得点効率。さらに失点をゼロに抑えること、これがきわめて重要になるだろう。私たちは土曜日よりもっと良い試合をしなければならない。しかし不可能はないんだ」

逆転での勝ち抜けは、将来にとって非常に重要な士気注入になる。それが可能だと私たちは考えているけれど、必要なのは実行してみせることだからね」

コパ決勝に勝ち進み、週末のリーグ戦に勝ち、新会長誕生で落胆のムードを変える。これでいきましょう。4月17日、決勝の地ラ・カルトゥハのパルコに新会長を。是非。

バルサに来たことに後悔はない
「彼らからの電話があった日、クラブがデリケートな状況にあることは承知で、私は申し出を受けると決めたんだ。その日から私のモチベーションに変化はない。COVIDによって複雑になるであろうことは知っていたし、さらにいろいろと起こっていたからね。もしこれを望まないのであれば、私はバケーションにいくだろう。けれども私はここにいることを望んだんだ。

 

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