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【マッチレポート】ラ・リーガ第1節 バルサ 0-0 ラヨ

開幕戦、イラオラのラヨは手強かった。

昨季2敗した相手に今季も勝てず。
シュートは入らず、ボール回しも今ひとつで。

待ち遠しかったシーズン開幕戦は、がっかりの無得点エンパテに終わった。公式戦の相手はプレシーズンのようにはいかず、イラオラに仕込まれたラヨは非常に骨があり。チャビチームにも得点機は合ったものの、GKの好守に阻まれネットを揺らすことができなかった。

試合 覚え書き (雑)

●派手な補強で優勝候補の一つとなったバルサではあったが、ラ・リーガで勝つのは簡単ではない。そう確認するのに十分な開幕戦だった。コンパクトな陣形で統制の取れた守備を見せるラヨ・バジェカノは手強く、前半はゴールに近づくにも一苦労。統率の取れた前線からのプレッシングでサリーダ・デ・バロンを封じられ、レバンドフスキを孤立させられるチャビチームだった。

チャビ「残念な結果だし、落胆してる。今季は期待がとても高まっていたし、こういうスタートは良くないね。ラヨの難しさは分かっていて、昨日、上手くボールを回せなければ苦労すると話していたんだ。ハードワークを続けなければならない」
「生み出された期待感が少々重しとなったけれど、選手たちには、今はプレッシャーは彼らではなく私にあると言った」

レバンドフスキが2014年から続けていたというリーグ開幕戦での連続得点が止まる。12分には技ありのシュートを決めたレバさんだったが、惜しくもオフサイドで無効となった。

●8月のラ・リーガ開幕戦で入場者数81,104人は驚きだ。しかも大変な暑さの中。観光客も多いとはいえ、ファンのチャビチームにかける期待の高さが表れている。

セルヒオ・ブスケツが93分に2枚めとなるカードを受けてしまい、退場。ボールを守ろうとして、ファルカオの顔に肘打ちをしたと判定された。カピタンは次節、アノエタでのレアル・ソシエダ戦を出場停止となる。

●72分、フラン・ケシエと交代でベンチに下がったぺドリ・ゴンサレス。交代前には内転筋を気にするような仕草を見せ、クレを驚かせたが、幸い怪我はなく済んでいる。かつてはメッシ、今はぺドリの怪我が怖い。

●少し後方まで下りてボールを受け、持ち味の推進力でラヨのラインを破っていったフレンキーのプレー。彼が入った60分以降はチーム全体のリズムも変わり、前線とより繋がるようになっていた。放出するなら、勿体ない。。失うもののない状況で解放されたか。

LaLiga | jornada 1
13 de Agosto 2022 – sabado 21:00
Camp Nou:81,104
FC Barcelona Rayo Vallecano
0 0
Goles
Titular
Ter Stegen【7】 Dimitrievski
Araujo【5】 Balliu
Christensen【5】 Lejeune
Eric【6】 Catena
Jordi Alba【5】 Fran García
Busquets【5】 Pathé Ciss
Gavi【5】 Unai López
Pedri【5】 Isi
Dembélé【5】 Trejo
Lewandowski【6】 Álvaro
Raphinha【5】 Camello
Cambio
Frenkie【6】
Gavi (60)
Falcao
Camello (62)
Sergi Roberto【5】
Christensen (60)
Óscar
Unai López (62)
Ansu Fati【5】
Raphinha (60)
Salvi Sánchez
Isi (79)
Kessié【5】
Pedri (72)
José Pozo
Trejo (84)
Aubameyang【5】
Jordi Alba (82)
Entrenadores
Xavi Hernández Andoni Iraola
Arbitro
Hernández Hernández (canario)
Tarjetas
Dembélé (14)
Trejo (45)
Catena (45+5)
Lejeune (54)
Falcao (69)
Busquets (74)
Pathé Ciss (86)
Dimitrievski (89)
Busquets (90+3DA)
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
67.5%

Posesion del Balon

32.5%
0 0 0

Goles

0 0 0
21 (6)

Tiros a puerta

4 (2)
1 5 6

Ocasiones de Gol

3 2 1
4 4 8

Corners

0 0 0
4

Fueras de juegos

4
560

pases

274
130 perdidas de balon 129
59 recuperaciones de balon 61
16

Faltas

14
1 0 1

Tarjetas Amarillas

6 4 2
0 1 1

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación
フェランもプレー可能診断を受け、登録が間に合わなかったクンデ以外は全員が起用可能となった。その中でデストが招集外。
イニャキ、ピケ、アンス、フェラン、メンフィス、オーバメヤン、ピアニッチ、ケシエ、セルジ・ロベルト、フレンキー、バルデ、アルナウ・テナスが控えスタート。

プレシーズンの流れを汲む先発イレブン。右ラテラルはアラウホだった。。
新加入選手のうち、クリステンセン、ラフィーニャ、レバンドフスキが先発出場。
ブスケツがマークを受け、前列のガビは存在感を出せず。セントラルからのサリーダもなく攻め手が限られた。

試合は0-0のまま進み、選手交代は60分から。
ガビ、クリステンセン、ラフィーニャがベンチへと退き、フレンキー、セルジ・ロベルト、アンスが出番となった。アラウホは中央へと移動。フレンキーの推進が好アクセントとなる。
続いては72分、筋肉にダメージを受けた様子のぺドリに代えてケシエが登場。
最後は82分、ジョルディ・アルバを下げてオーバメヤンを投入するスクランブル体制となった。これによって3セントラルに変更。
しかし終了間際にブスケツが退場となり、フレンキーが後方の援護に。

Titular Final
2022年8月14日(日)、ラヨ戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「苦いデビュー戦」

  • ■苦いデビュー戦
  • → 新バルサが古くさい欠点と出発:統制の取れたライバルを相手に得点機を形にできず
  • → 3得点(バルサが2つ、ラヨが1つ)が無効にされた試合、ブスケツが退場に
  • ■チャビ「今プレッシャーは私にあると選手たちに言った。私はがっかりしているし、効率性が足りなかった」

SPORT「始まった以上のことはなく」

  • ■始まった以上のことはなく
  • → 立ち向かったラヨを相手の落胆のエンパテでシーズンが始まる
  • → チャビは忍耐を求めるが、チームは多くの改善点があることを示した

コメント

  1. ゼロ より:

    チームの完成度が不十分で、いずれは勝てるようになるという意見もありますが、正直なところ今のチャビの戦術のままだとタイトル獲得は厳しいと思います。

    サイドバックが低い位置で張り、ウイングも高い位置でサイドに張っているため、個々の選手間の距離が遠すぎてCBとテア・シュテーゲンのところでボールが回せなくなってます。

    それにレバンドフスキとウイングの間も距離が遠すぎてミドルシュートかクロスしか選択肢がなくなってますね。

    チームの質自体は補強で上がりましたが、チャビ自身はフランクフルト戦や以前のラージョ戦から何も改善できていないのが垣間見えたので、不安ですね。