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マッチレポート|リーガ第8節 バレンシア 1-1 バルサ

Liga Española
jornada 8

開始1分でガライに先制を許し、またも追う展開。
同点弾メッシはさすがの一言、守備を崩しきれないもやもや。

難関メスタージャで1-1のエンパテ。それ自体は悪くないものの、いきなりCKから先制を許してしまったことが勿体なくて悔やまれる。同点弾を決めたレオ・メッシはお見事。敵エリアを包囲しながらも崩しきれず、勝ちきれなかったことで空気は晴れない。我慢の時は続く。

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試合の流れ

●“ウェンブリーで手にした良い感覚を、メスタージャでも続けていこうぜ”との意気込みを、ゲーム開始わずか1分ちょっとで挫けさせてしまう拙さ。キックオフするやCKを与え、エラー絡みでエスキエル・ガライに仕留められて1-0。
ここからしばらくはネルソン・セメドのサイドを突かれ、バチュアイゲデスに危ない場面を作られている。

●台風一過後はバルサが主導権を握っていく。ルイス・スアレスのロングシュートあたりからだ。そして22分にD10S降臨。アタッキングサードで猛然とドリブルを始めたメッシスアレスと壁パス、迷いなく左足を振り抜くと、ボールはゴール右端に突き刺さった。1-1後はバルサらしいパスワークが見られるようになった。

●ボールを圧倒的に持てるようになったのは良いが、意外性とスピードが足りず、がっちりとエリア前を固めるバレンシアの守備陣形を崩せないバルセロナ。後半もほぼ一方的にバレンシアを攻め立てるも、効果的な崩し方を見いだせぬままに時間だけが過ぎていった。パス総数1,000弱はすごいんだが。

エルネスト・バルベルデは有効打を打てない。ようやく1人目を交代させたのが83分、コウチーニョに替えてウスマン・デンベレ。続いてアルトゥールを下げてラフィーニャで、カードを使い切らずに交代終了。バルサは決勝点を奪えず、勝点1をメスタージャから持ち帰った。

 

トピックス

●ウェンブリーで快勝し、土曜日にレアル・マドリーが憤死(アラベスに1-0)。ここで勝てればマドリーのクライシス度を増し、流れを引き寄せられそうだったバレンシア戦で1-1止まり。ラ・リーガではこれで4試合勝ちなく、手にした勝点わずか3つ・・・

●バルサ(とマドリー勢)が勝点を取りこぼしている間に、4連勝のセビージャが首位に立つ。バルセロナはリーガ中断後の10月20日(土)、カンプノウにセビージャを迎える。

●ただしこのメスタージャでの引き分けは、ブスケツラキティッチアルトゥールの中盤トリオがよくボールをつなぎ(失敗も散見したが)バルサらしさを出せてきた点ではジローナ、アスレティック戦の引き分けとは異なる。いきなりCKから失点したのが勿体なかった。それにしても、パス総数991って。

アルトゥール・メロが2試合連続のスタメン。パス142本(成功率95.1%)と非常によくプレーに参加していた。あとはゴールへと向かう縦パスをもっと増やしていければ。どんどんトライするメッシを見て勉強だ。

●偉大なるルイス・スアレスレオ・メッシの同点弾をアシスト。ただ、ルイシートは9月15日のレアル・ソシエダ戦から6試合のゴール日照りとなっていて、バルサが軌道に乗るために彼の得点力が復活してほしい。

セルヒオ・ブスケツがパス失敗15回と、ちょっと彼らしからぬ多さ(成功率88.8%)。彼のパス総数も134と異様に多いのだけれど。トッテナム戦ではパス67本で成功率100%だった。

●序盤は狙われ、突破されていたネルソン・セメドは徐々にバランスが良くなり(ゲデス負傷にも助けられた)、スピードある守りでバレンシアの攻撃を次々に阻止していた。攻撃面は物足りないので、ラキティッチを信頼してもっと行ってしまえ。

●ウェンブリーとメスタージャで、2試合連続途中出場となったラフィーニャ。その一方でアルトゥロ・ビダルはベンチに座ったままで、これはMFの序列の変化を表すのだろうか?出場時間は7分、3分(+追加タイム)と短いのだけれども。

エルネスト・バルベルデが3つの交代枠を使い切らなかったのは、今季初。動き始めたのも84分と、ここまでの公式戦11試合の中で一番遅かった。

相手チームにリードを許したのはこれで7度目。こちらが先行したのはアラベス、バジャドリー、PSV、トッテナム戦の4試合のみ。さすがにしんどい。

 

Valencia CF FC Barcelona
1 1
7 de Octubbre – Domingo 20:45 h
Mestalla
:46,249
Goles
Garay (2)  
  Messi (22)
Titular
Neto 【6】Ter Stegen
Gabriel 【6】Semedo
Piccini 【6】Piqué
Garay 【5】Vermaelen
Gayá 【6】Jordi Alba
Carlos Soler 【6】Busquets
Parejo 【6】Rakitic
Kondogbia 【6】Arthur
Guedes 【6】Coutinho
Batshuayi 【7】Messi
Gameiro 【5】Suárez
Cambios
Guedes→ Cheryshev (11) Coutinho→【5】Dembélé (83)
Gameiro→ Roorigo (67) Arthur→【5】Rafinha (87)
Kondogbia→ Coquelin (79)  
Entrenadores
Marcelino García Toral 【5】Ernesto Valverde
Arbitro
González González (castellano-leonés)
Tarjetas
Carlos Soler (43) Suárez (41)
Parejo (58) Coutinho (58)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Golesredcard

1 0 1
6 4 10 (3)

Tiros a puertaredcard

10 (5) 6 4
4 0 4

Ocasiones de Golredcard

2 1 1
2 3 5

Cornersredcard

2 1 1
0 0 0

Fueras de juegosredcard

2 1 1
    302

pasesredcard

991    
29%   28% Posesion del Balon 72%   71%
5 6 11

Faltasredcard

6 2 4
1 1 2

Tarjetas Amarillasredcard

2 1 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

セルジ・ロベルト、ウンティティが負傷欠場。
サンペール、アレニャーが監督判断で招集外。マルコムがベンチ外。
デニス、デンベレ、ラフィーニャ、シレセン、ラングレ、ムニール、ビダルがベンチスタート。

4日前のウェンブリー快勝メンバーから、1人だけ入れ替え。
左セントラルにラングレではなくベルマーレンが起用された。アルトゥールは引き続き先発。
守備時にはコウチーニョが左サイドを埋める。

交代は終盤まで行われず、替えたのも二人のみ。
コウチーニョとアルトゥールがベンチに退き、デンベレとラフィーニャが登場。

Titular Final
先発時 終了時
 

 

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