スポンサーリンク

【マッチレポート】ラ・リーガ第5節 カディス 0-4 バルサ

公式戦4連勝でミュンヘンへと向かう。

後半の現実的なフットボルでカディスに大勝。
観客席でファン倒れ、試合が1時間停止。

チャンピオンズでのミュンヘン遠征を前に、何人かを休ませつつも気持ちよく勝っておきたい試合にきっちり快勝。前半はボールを回せず苦労をしたものの、後半の修正でゴールを重ね、最終的には0-4で勝ち点3を持ち帰っている。これにてチャビチームは公式戦4連勝。この勢いでバイエルンを驚かせられるか。

試合 覚え書き (雑)

●バイエルン戦を意識しローテーションを実施したバルサは、前半はカディスの守備的配置(4-4-1-1)によって機能不全となっていた。ブスケツがマークを受け、サイドに活路を見出そうとするもボールをただ送り込むだけでは守備陣系は崩せない。一度中央を経由させる工夫が必要。0-0のまま試合はハーフタイムに入る。



 

●出戻りカンテラーノのベジェリンが初出場。前半は存在感を示せなかったのだが、後半は内側に入ることでパスコースが生まれ、インテリオールたちの飛び出しも加わって得点シーンへとつながっていく。0-1と0-2はどちらもガビフレンキーの侵入が大きなポイントに。

レバンドフスキが入ると得点の可能性が上がる。0-2ではこぼれ球への反応がお見事。試合再開後に速攻から決まった0-3でも相手DFの寄せをものともせず、アンスの得点をアシストしている。豊富な得点パターン、チーム貢献への引き出しの多さ。

●試合の81分、観客席でファンの1人が心臓トラブルに苦しむアクシデントが発生。デル・セロ・グランデ主審が試合を止め(すばやく的確な判断)、医療スタッフが応急処置にあたった。患者さんが病院へ移送された後、試合は再開された。




LaLiga | jornada 5
10 de Septiembre 2022 – sabado 18:30
 Nuevo Mirandilla:19,530
Cádiz FC Barcelona
0 4
Goles
  Frenkie (55)
  Lewandowski (65)
  Ansu Fati (86)
  Dembélé (92)
   
Titular
Ledesma 【5】Ter Stegen
Zaldua 【6】Bellerín
Luis Hernández 【6】Araujo
Mbaye 【7】Piqué
Espino 【7】Balde
Álex 【6】Busquets (c)
San Emeterio 【8】Gavi
Iván Alejo 【7】Frenkie
Sobrino 【8】 Raphinha
Brian Ocampo 【5】Ferran
Lucas Pérez 【5】Memphis
Cambio
Tomas Alarcon
Álex (59)
【7】Dembélé
Ferran (57)
Bongonda
Alejo (60)
【6】Pedri
Gavi (57)
Negredo
Sobrino (72)
【8】Lewandowski
Memphis (57)
Mabil
Lucas Pérez (72)
【6】Ansu Fati
Raphinha (72)
Alcaraz
San Emeterio (72)
【6】Marcos Alonso
Balde (78)
Entrenadores
Sergio Gonárez Xavi Hernández
Arbitro
Del Cerro Grande (madrileño)
Tarjetas
  Raphinha (16)
  Busquets (53)
Lucas (56)  
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total   Total 2a 1a
25.1% 33.3% 29.5%

Posesion del Balon

70.5% 66.7% 74.9%
0 0 0

Goles

4 4 0
2 4 6 (0)

Tiros a puerta

16 (8) 10 6
1 1 2

Ocasiones de Gol

5 4 1
2 3 5

Corners

6 2 4
2 1 3

Fueras de juegos

3 2 1
    219

pases

568    
    129 perdidas de balon 130    
    60 recuperaciones de balon 61    
6 6 12

Faltas

13 6 7
0 1 1

Tarjetas Amarillas

2 0 2
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

セルジ・ロベルトが大事をとって招集外。ベジェリンとマルコス・アロンソが初招集。
イニャキ・ペーニャ、ベジェリン、デンベレ、ぺドリ、レバンドフスキ、アンス、クリステンセン、マルコス、ジョルディ・アルバ、ケシエ、クンデ、エリク、パブロ・トーレ、アルナウ・テナスがベンチスタート。

バイエルン戦が3日後に控えているため、ローテーションを実施。ぺドリ、デンベレ、レバンドフスキらが温存されている。エリクやクリステンセンも温存なのだろうか。
ベジェリンが初出場で初先発。
前半はブスケツが抑えられたことで組み立てに不具合が生じた。ベジェリンの位置どりが今ひとつでパスコースなく。エストレーモへの長いパスを使うも、次の手が足りなかった。メンフィスが下りることで突破の糸口を探る。

後半はベジェリンが内側を使うことでパスのつながりが改善された。相手のブスケツ対策にも変化があった?最初の二得点は両インテリオールのスペース侵入がカギとなっている。
試合再開後の二得点は、速攻からの効率の良いゴール。個の決定力が効果を発揮した。

最初の交代は0-1とした2分後の57分で、三人同時。フェラン、ガビ、メンフィスに代わってデンベレ、ぺドリ、レバンドフスキが投入された。ぺドリの気の利いた位置取りは見事。デンベレはかなり自由に動いている。
続いて72分、ラフィーニャに代えてのアンス・ファティ。デンベレが右に回る。
最後は78分でバルデに代えてマルコス・アロンソ(初出場)。

Titular Final
 

2022年9月11日(日)、カディス戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「リスペクト、そしてゴレアーダ」

  • ■リスペクト、そしてゴレアーダ
  • → 観客席における観客の心筋梗塞後、バルサとカディスは人道的なレクチャーを示す
  • → 試合は事故によって1時間止まった

SPORT「もう一つのゴレアーダ」

  • ■もう一つのゴレアーダ
  • → バルサがミッションを達成し勝利、ミュンヘンでの試験に準備を整える
  • → デヨングが先制しレバンドフスキが1G1Aで試合を決めた。そしてデンベレがバルサのダンスを締め
  • ■観客席での激しい驚き:観客の心筋梗塞で試合は1時間停止

コメント

  1. silver より:

    倒れたカディスサポーターの方は無事だったみたいですね。良かったです。
    試合こそ勝ちましたが、あぁいったアクシデントは無いに越したことはありませんね。

  2. ゼロ より:

    ラージョ戦と同じく、ブスケツを抑えられるとボールが回せない状況になっていましたね。

    ボールを受けるためにメンフィスが中央に降りたら、フェランにはサイドで張るのではなく、空いた中央のスペースに移れば改善するとは思うのですが…
    サイドはバルデが走りこめばいいですし、フェランはドリブル突破で剥がすタイプではないため、もったいない使い方。

    結局二人とも上手くプレーに絡めていなかったので、ローテーションの際は不安要素ですね。