Liga Española
Jornada 29
アルカセルが早々に決め、メッシ追加点で前半のうちに2-0。
後半はリズムを落としつつも守って凌いだ。
FCバルセロナが勝点3を積み重ね、リーガタイトルへ向け前進。その後、アトレティコが敗れたことで、両チームの差は11ポイントにまで拡大した。試合はアルカセルとメッシがネットを揺らした前半で勝負あり。後半はギアを緩め、アスレティックの攻撃を受けたが、慌てることなく無失点で凌いだ。
試合のトピックス
●前半のバルサはすばらしい出来映えだった。後半勝負に出たアスレティックを圧倒し、8分のパコ・アルカセル弾で先制すると、29分にレオ・メッシが加点。出来ればもう1点入れてとどめを刺したかったが、2点リードを守り切って勝利した。
●後半はアスレティックが攻勢に転じ、バルサ陣内でボールの回る時間が増えた。敢えてギアを落としているのだと分かっていても、攻められて受ける展開は落ち着かない。
●アドゥリスとウイリアムスをベンチスタートにした理由を、アスレティックのシガンダ監督は「脚に休養が必要だった」「後半に可能性があるかどうか見た」と説明。そのプランはアルカセルの得点で早々に崩れた。開始8分、ジョルディ・アルバのセンタリングをエリア内でフリーのパコが悠々と押し込んで1-0。
●出場停止のルイス・スアレスに代わって先発起用されたパコ・アルカセル。3ヶ月半ぶりのゴールで信頼に応えるのが嬉しい(今季6点目)。74分にアレイシ・ビダルと交代するまで、チームメイトのためにスペースを作り出し、守備にも汗をかき、献身的にプレー。
●前半はウスマン・デンベレがやけに良いリズムでメッシたちと絡んでいた。アスレティックが少々緩かったとはいえ、フォームが上がり、適応が進んでいる証しだと素直に喜びたい。デンベレのゴールアシストは5つめ。
●レオ・メッシは好調を持続し、効果的なドリブルとパスでチームの攻撃をリード。このレオはファール以外では止められない(相手にもっとカード出して)。デンベレの横パスを受け、ゴール右隅に突き刺した2-0弾のスピードと精度といったら。出場6試合連続ゴール。
●ゴール後には、珍しく、ダンスで祝ったギガクラック。踊った後に観客席を指さしていたので、なんらかの約束があったかと推測されるが、今のところ理由は不明。ジェリー・ミナの影響説も(^^)
●積極的にシュートを狙っていたコウチーニョだが、クロスバーに2度弾かれて得点ならず。そういえば今回は、得意のロスカ(カーブシュート)がなかったので少し寂し。
このアスレティック戦ではパウリーニョにもポスト弾があり、今季のバルサによるゴール枠シュートは通算38本となった。うち、17回はレオ・メッシ。2番手はルイス・スアレスの6。
●アンドレス・イニエスタがデンベレと交代で登場する時、カンプノウからは大きな拍手の後、「イニエスタ、残って」コール。ドンを巡っては最近、今季限りで退団のウワサが報じられている。
●2位アトレティコ・マドリーがビジャレアルで敗北(2-1)したことで、首位バルサとの勝点差は「11」へと拡大。カタランチームがリーガ優勝へまた一段と近づいた。カンプノウクラシコでのマドリーのパシージョが現実的な関心事となってきているこの頃。
●アトレティコが2失点、バルサが無失点だった結果、マルクアンドレ・テル・ステーゲン(13失点)がサモラ賞争いのトップに。赤白マドリーの守護神オブラクは14失点。
FC Barcelona | Athletic Club |
2 | 0 |
18 de Marzo – Domingo 16:15 h Camp Nou: 84,053 |
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Goles | |
Alcácer (8) | |
Messi (29) | |
Titular | |
Ter Stegen【7】 | Kepa |
Sergi Roberto【6】 | De Marcos |
Piqué【7】 | Núñez |
Umtiti【7】 | Iñigo Martínez |
Jordi Alba【7】 | Saborit |
Rakitic【7】 | San José |
Paulinho【6】 | Beñat |
Coutinho【7】 | Susaeta |
Dembélé【7】 | Raúl García |
Messi (c)【8】 | Lekue |
Alcácer【6+】 | Sabin Merino |
Cambios | |
Dembélé→ Iniesta【6】(63) | Beñat→ Iturraspe (46) |
Alcácer→ Aleix Vidal【6】(73) | Susaeta→ Williams (62) |
Coutinho→ André Gomes【sc】(84) | Sabin Merino→ Aduriz (70) |
Entrenadores | |
Ernesto Valverde【6】 | Kuko Ziganda |
Arbitro | |
Jaime Latre (aragonés) | |
Tarjetas | |
Umtiti (17) | Raul García (31) |
Dembélé (39) | Lekue (40) |
名前の次の数字は評価点:平均点【5】 |
Estadisticas | ||||||
1a | 2a | Total | Total | 2a | 1a | |
2 | 0 | 2 |
Tarjetas Amarillas |
2 | 0 | 2 |
0 | 0 | 0 |
Tarjetas Rojas |
0 | 0 | 0 |
11 | 7 | 18 (9) |
Tiros a puerta |
10 (3) | 10 | 0 |
7 | 1 | 8 |
Ocasiones de Gol |
1 | 1 | 0 |
3 | 3 | 6 |
Corners |
5 | 4 | 1 |
1 | 0 | 1 |
Fueras de juegos |
3 | 2 | 1 |
3 | 4 | 7 |
Faltas |
14 | 8 | 6 |
600 |
pases |
401 | ||||
63% | 58% | Posesion del Balon | 42% | 37% |
Formación | |
セメド、デニス、ブスケツ、ベルマーレンが負傷欠場。スアレスが出場停止。 一番の変更部分はブスケツの負傷欠場。ラキティッチが底に入り、その前のパウリーニョと二人で穴を埋めた。 後半はギアを落とした。最初の交代はデンベレからイニエスタ。コウチーニョが左エストレーモに変化し、アルカセルが右サイドへ移動した。 |
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Titular | Final |
Goles | |
Alcácer (8) | |
Messi (29) | |
Reporte | |
コメント
ラキティッチはMVP級の活躍でしたし、パウリーニョとのドブレが機能したのも良かったです。
前にパウリーニョを中央で起用したときは可能性を感じなかっただけに嬉しい驚きでした。
不安定な2月を乗り切り再び安定期に入ったのでコンディション管理には気を配りつつ国内二冠を確定させたいですね。