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チャビチーム、少人数(6人)でのトレーニング再開

約1ヶ月ぶりとなるチームトレーニングを行ったバルセロナ
代表選手たちがごっそりいない今週はフィジカル中心のメニューでフォームを取り戻す

カタールでのムンディアル2022が賑やかに開催されているこの12月5日(月)、バルセロナではチャビ・エルナンデス率いるバルセロナが3週間半ぶりにトレーニングを再開しました。とはいえバルサはムンディアルに多くの選手が参加しているクラブ(たしか17人)なので、この初日に汗を流したのはわずかに6人。うちセルジ・ロベルトが医療部から回復診断を受けています。

起用可能選手は4人

この日シウタット・エスポルティーバにて行われたトレーニングに参加したのは、丸坊主ベジェリンマルコス・アロンソセルジ・ロベルトイニャキ・ペーニャ、そして個別調整のロナルド・アラウホケシエでした。

プリメールエキポ(第一チーム)が人数不足の時はよくバルサ・アトレティクから選手を数名借りてきますが、Bチームがシーズン真っ只中であることから、彼らの不利益とならぬよう控えている様子。
パブロ・トーレが戻ってくるくらいになるようです。

ムンディアルに参加中のプリメールエキポ選手たちは、敗退が決まり、1週間〜10日ほどの休息をとった後にチャビの元へと戻ってきます。新年からは過密日程が待っているバルサなので、ここはしっかり休んでほしいところ。スペイン、ブラジル、フランス、そしてオランダはどこまで勝ち進むでしょうか。

ケシエもすぐに回復診断を受けそう。

注目のアラウホ

トレーニングのためにシウタット・エスポルティーバに現れた選手のうち、注目を集めたのはロナウド・アラウホでした。

セントラルは母国ウルグアイ代表の一員としてカタールにて合宿をしていたのですが、バルサとして心配していたのは9月23日に負傷した右大腿部(内転筋健の剥離、28日に手術)を無理な出場で痛めてしまうこと。
予想外のグループステージ敗退により、そういった展開は回避されました。

報道ではウルグアイ代表はアラウホをムンディアルに出場させようと急いでいたという話があります。彼らがもし1/8 final へと勝ち進んでいたら、今朝のブラジル戦で使っていたかもしれないらしく(MD)。母国のために試合で力になれなかったと悲しむアラウホを見るのも辛いんですが、クレとしては再発のリスクを負うのは怖すぎます。。

敗退によって先週末バルセロナへと帰還したアラウホは、これから3週間をかけ、31日のエスパニョール戦での復帰を目指してぼちぼち回復ワークを続けていくことになります。

冬市場での移籍もウワサされるエクトル・ベジェリンはおしゃれな丸坊主で話題に。

国外遠征より近場で

バルサが最後に公式戦をプレーしたのは11月8日のオサスナ戦@エル・サダルでした。ムンディアルに招集されていない選手は1ヶ月間の休暇があったわけで、自主トレをしていたにせよフィジカルはだいぶ落ちていることでしょう。
ということで今週のトレーニングメニューは身体鍛錬系が中心となる。どうせ人数もいないし、黙々と走れ選手たちよ。シーズン途中でのプレシーズンです。

来週に入り、ムンディアルを敗退した代表選手たちが加わり始めると、徐々にボールを使ったメニューが増えていきます。そしてまずはフィリアル(Bチーム)との紅白戦で実戦感覚を取り戻していく。

どうやらバルサはアーセナルユベントスといったクラブから親善試合の申し出を受けていたそうなのですが、今回はそれには乗らない。クラブとしてはお金になるほうが好いでしょうが、他ならぬチャビが近場での対戦を希望しているということで、カタルーニャ内のクラブとの試合となる模様です。
他国まで遠征するとなるとトレーニングや休養の時間が削られますから、テクニコとしては望まないわけです。

シーズン途中にムンディアルが挿入される特異なシーズン。特にビッグクラブの監督たちは難しい運営に頭を悩ませていることでしょう。

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