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メッシがPSGとの契約更新をしそうだという話

2023年6月で終わるパリとの契約を延長するであろう世界最高選手
バルサのラポルタ会長は戻ってきてほしいと語りはするが・・・

2022年12月21日、レオ・メッシのバルサ復帰を願うバルセロニスタにとって残念なニュースが流れました。カタールにて悲願を達成したD10Sが、PSGとの契約延長で基本的合意をしたというのです。そんな話は以前からあったので驚きはないものの、やはり寂しい。ラポルタ会長はそれでも戻ってほしいと語ってはいますが、、姿勢で終わることでしょう。

パリ生活を延長へ

今回、レオ・メッシとPSGの合意を報じたのは仏LE PARISIEN紙でした。
2023年6月をもって契約が終了する両者。どうやら彼らは3ヶ月前から延長交渉に着手していたそうです。カタールでのムンディアル中にも父で代理人のホルヘさんが話し合いを進め、レオの大会終了を待って合意確認となったと。交渉が順調だったことがうかがえます。

2021年夏にレオ・メッシが涙の退団会見でバルサを去り、パリクラブと2年契約を結んだ時、多くのクレは「2年後に是非とも戻ってきてね!」と願っていたと記憶しています。

しかし現実には彼はパリ生活の延長を望み、特にもつれることなく契約更新で合意をする。その事実だけでも多くのことを語っており、あれだけヒドい別れ方をさせられたのだからそうなるよね、と納得できてしまうのです。
くわえてバルサからは、メッシを呼び戻すための動きを一切していないという。オファーを出さずに復帰が実現することはありませんわな。これから動くにしても遅い。

ジョアン・ラポルタとしては、どこかで直接レオと話し合い、そこでオファーを出すつもりだと報じられています。見出し的には、“ラポルタは諦めない”。けれどもメッシはそれを待たずにバルセロナへの扉を閉ざしました。閉ざしたのです。

ラポルタの姿勢

そんなラポルタは22日、バルサTVのインタビューにおいてメッシのバルサ復帰について訊ねられると次のように述べています。

「私はメッシにバルサに戻ってきてほしい。しかし私たちには期待感を生み出すことはできない」
「私たちにとって彼は史上最高選手。彼の心はクレであり、いつもバルサとつながっているだろう。選手として彼が戻るかどうかは・・・ 今は彼はPSGの選手だ。私たちとしてはバルサに戻ってほしいけれど、どうなるかは見ていこう

どこのクラブでプレーをしていようとも、メッシがクレであることに疑いはないのです。しかしそんな彼のバルセロニズモを持ってしても、メッシ(と彼の家族)が来夏にバルサ復帰を受け入れるかというと、疑問しか浮かびません。戻ってきてほしいと言っているのが、ヒドい追い出し方をした本人ですからね。。

会長選挙期間中には、メッシとの契約を延長できる候補者は自分しかいないとの印象を与える発言をし、それが実現されると誰もが思った8月5日、新契約書にサインをするべくオフィスを訪れた彼らに対してクラブ財政を理由に一方的に扉を閉じた。長い長い交渉がやっとまとまると思った矢先の後頭部への肘打ち。退団になる本当の理由もわからない。軽んじられたとメッシ家が激怒しても当然なのです。
この1年余り、関係修復へ向けた動きも起こってはいません。

ABEMAのムンディアル中継で、解説の本田さんがメッシはバルサに戻るでしょ、彼はそういう選手でしょ、と言っていた時、違うんですよ本田さん残念ながらメッシ家は会長との関係が悪くて、、と心で泣いたあの日。

そして感情的な面だけでなく、財政的にも無理はあります。
お金はメッシにとってそう重要ではないにせよ、ガビのプリメールエキポ(第一チーム)登録すら四苦八苦しているクラブがまともな契約なんて出来るように見えない。夢見るのは無料でも、選手との契約はそうじゃないですから。

ラポルタが史上最高選手を呼び戻せるなんて真剣に期待しているバルセロニスタはごく少数じゃないでしょうか。少なくとも自分は、会長は呼び戻したい姿勢を示しているだけだと思います。
心配せずとも、期待の風船は膨らみませんよジャン会長。
今さら呼び戻したいと言うのであれば、そもそもあんな去らせ方にすべきではなかった。バルサ所属選手としてムンディアル制覇を達成するメッシが見たかったと心底思うクレなので、恨み成分多めで御免。

コメント

  1. ゼロ より:

    ・メッシ残留の公約を果たさない(というよりメッシ受け入れの努力すらしていない)
    ・クラブ資産を売却して大型補強の博打、そして二年連続EL行き
    ・フレンキーやアルバら既存選手を無理矢理追い出そうとして亀裂
    ・有能だったガルシア・ピミエンタを突如解任し、セルジュ・バルファンで大失敗(ピミエンタ率いるラスパルマスは今セグンダで一位なんですよね…)

    ラポルタの功績はバルトメウと匹敵するくらいですし、拙い結果、クラブ財政の更なる悪化、下部組織の破壊、選手との不和と全方面でコンプリートしてますね。

    MDやSportが批判するどころかラポルタを全面支持し、ソシオが解任の動きすら見せない分、クレが反バルトメウで団結していたバルトメウ時代よりも質が悪いです。ユウさんや私みたいに現状を憂慮しているクレは少数派なんですかね…

  2. イバン より:

    ラポルタ会長の一次政権を見ていれば普通は財政面では期待しないものです。
    問題は多いですが、黒字にしたのはロセー政権だけで結局はビジネスマンの彼だからこそ成し得たのでしょう。現実主義者でもあったから、下手に方向転換をしなかった。

    改めてラポルタ第一次政権を思い出してみてください。当初のメンバーが人気を全うすることなく辞任している事実を。ラポルタ自身が批判したヌニョスよりも、少なくともクラブの存亡の危機になるような状態になるような危険には陥らないで済んだのでは、と思うので酷い会長になりつつあるのでは?

  3. Culer より:

    ここまで動きもしなかったラポルタを以っておきながら、「メッシが閉ざした」というのはあまりにも被害者ぶっているというか、過ぎた自己憐憫を感じます。
    バルセロナやクレに、青えんじの血の流れる者に、メッシを責められるでしょうか……

  4. バルサ より:

    バルサで落胆し、涙するメッシを見続けてきた者としては、新天地で活躍し念願のワールドカップを勝ち取って喜ぶメッシを見れたことは随分久しい明るいニュースでした
    メッシは今のバルサで幸せになれないでしょう…
    この点、憎きパリには感謝するしかありません

  5. uk より:

    2年もいれば、子供たちもパリに慣れて新しい友達もできてるでしょうからね…

    少し前にラポルタとメッシ父が面談したというニュースが流れてました。
    もしそれが本当なら、メッシ側も一度はバルサ復帰を検討し、ラポルタにその気なしと判断したのかもしれませんね

  6. kazu より:

    メッシがフリーだったとしても年俸はPSG基準で普通の選手の3〜4倍
    バルセロナは未だ総年俸が高く、来夏には4分の1ルールに戻ると言われており
    高年俸の選手は放出しなければならない事は変わっておらず
    その中でメッシを獲得するのはどだい無理な話
    会長との人間関係が悪いからなあ、とか言ってるけど、それ以前の問題
    まあメッシが戻れないのを全て現会長のせいみたく言ってウサを晴らすのも結構ですが

  7. 名無し より:

    ‪>ジョアン・ラポルタとしては、どこかで直接レオと話し合い、そこでオファーを出すつもりだと報じられています。見出し的には、“ラポルタは諦めない”。けれどもメッシはそれを待たずにバルセロナへの扉を閉ざしました。閉ざしたのです。

    「メッシが閉ざした」だって?
    結局このブログ主もラポルタのクソ野郎と大して変わりませんね。
    結局自分達のことしか考えてない。
    全てレオのせいにする。
    ちゃんとしたクレなら「今のバルサに戻る必要なんてない。むしろ戻らない方がいい。」と考えるのが普通でしょ。どんだけ自分勝手なのか。

    そもそも会長とのいざこざや、お金の話の前にスポーツ面での魅力さが今のバルサは全くもって皆無。チームはELで、試合内容も個人に依存しっぱなし。こんな状態でもし仮にレオが戻ってきて、また負けたりしたらどうせこのブログ主やラポルタは「メッシにバルサを復権させる能力は無かったのです。」とか書き立てるんでしょうね。
    今のパリにはレオのパスに応え、共に戦ってくれる選手達が居るんです。バルサにそれに値する選手は残念だけどただ一人としていません。

    そしてもうお願いですからレオの事は放っておいて下さい。あなたみたいな自分勝手なクレやラポルタがレオの話題を出すだけで正直虫唾が走ります。
    二度とレオについて書かないでください。お願いします。

  8. ウマル より:

    “メッシ(と彼の家族)が来夏にバルサ復帰を受け入れるかというと、疑問しか浮かびません。戻ってきてほしいと言っているのが、ヒドい追い出し方をした本人ですからね。。”

    “軽んじられたとメッシ家が激怒しても当然なのです。”

    って書かれてるように通常の読解力がある人ならメッシを責めるどころか同情してるように読み取れるんですがね。まあサンジェリスタやマドリディスタに言っても無理でしょうが。

    それにユウさんやゼロさんのように果たす気もないメッシ残留を公約に掲げて当選したラポルタが叩かれても仕方ないですよ。財政状況がかなり悪いことなんて公約時に明らかでしたし、この嘘に関してはバルトメウの責任じゃないですよ。