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ブスケツ「チームや監督に疑問を持ったことはない」

 

出来ない時もあるけれど、良い内容での価値を常に求めているとセルヒオ。

グループHを首位で通過するために、FCバルセロナに必要とされるポイントはわずかに1つ。一方で対戦相手となるセルティック・グラスゴーはすでに4位での敗退が確定しているのですが、バルサにこの試合を余裕視する様子はありません。火曜日にカンプノウで行われたUEFAの前日会見にはヘラルド・マルティーノ監督と選手代表のセルヒオ・ブスケツが登場。両名ともにスコットランドチームの危険性を示しています。ブスケツは言います。「落とし穴となりうる試合だけれど、僕らは昨年の対戦から教訓を得ている

「僕らと彼らではプレースタイルが大きく異なるし、少しでも早くゴールを決められればベストだよ。彼らに引いて守られると、難しくなるからね。この試合でセルティックに懸かったものはないけど、彼らには誇りがあるし、良いイメージを残して最終戦を終えたいだろう」

 

スタイルは基本的に同じ

この会見でセルヒオには、チームパフォーマンスやプレースタイルに関する質問が何度もぶつけられています。どんだけスタイル議論が好きやねん、と言いたくなるところですが、ブスケツの見解は明快でした。「大事なのは結果だよ。僕らはいつも良いプレーをして勝ちたいと思っているけれど、毎回は無理だ。自信は相対的なもの。負けることもまたフットボルの一部だから、いつもそうしてきたように、チームは前へ進んでいかなければならないんだ。僕らは無敵のチームじゃないよ」

プレーがダイレクトさを増していることで、チャビやイニエスタのような選手が割を食っているとの意見には。「スタイルは多かれ少なかれ同じだよ。試合状況や相手チームによってやり方を変える必要はあるけれど、それは選手のクオリティに影響を及ぼしたり、居心地を悪くさせるほどじゃないさ。今の選手構成からいって、スタイルに交渉の余地はないんだ。その時々のチーム状況があるから、比較することはできないよ。以前のチームと僕らを比較しても、並ぶのはほとんど不可能だ

そして「連敗したことによって、僕らに疑問が生じてはいない。でも負けるってことは、なにか上手くいってないことがあるのは明らかだよね。勝っている時にもそういうことはあるけど、その場合は誰もそれを重視しないんだ。僕らがチームやスタイル、それに監督に疑問を抱いたことは一度もなかったよ。僕らは団結していて、進むべき道を知っている」と強調したセントロカンピスタでありました。

 

批判や議論はバルサに付き物

チームへの批判は不公平だと思うか、との問いへのブスケツの答えはこうです。「ちょっとは不公平だったろうけど、そういう批判があるのを僕らは知ってるからね。議論は付き物だから、僕らはそこから距離をとっておくことだよ。自分たちがどうしたいのかを分かっておくことさ」

「大事なのは僕らがリーガとチャンピオンズで首位を守り、コパで生き残っておくこと。チームを評価するのはまだ早いよ。昨シーズンの僕らはスタートは良かったけれど、終盤をあまり良い状態で迎えられなかった。今シーズンは最後に全てのタイトルを狙えるポジションにいることを期待してる」

 

チームメイトたちへのコメントなど

カルタヘナ戦ではアレックス・ソングがインテリオールとしてプレーしました。「ソングはクオリティの高い選手だよ。このチームの中盤はみんな違ったタイプだけど、全員が相互理解する力を持っているし、監督の要求に最大限応えられるよう適合していかなければならない」

同じくカルタヘナ戦で2ゴールをあげた、親友のペドロに関しては。「このバルサのようなチームで先発を勝ち取るのはとても難しいことだけど、ペドロは昇格した時からこのチームに居場所があり、自分が偉大な選手であることを証明し、チームに多くをもたらしている。彼の質の高さはみんなが知ってるさ

もし出番を多くもらえないのならば移籍も考えると発言したテージョについては、こう助言したセルヒオです。「働いてトレーニングで評価を勝ち取ることだよ。彼にチャンスが訪れ、出場時間を手にすると僕は確信してるよ」

メディアでは、冬のマーケットでのセントラル補強についてあれこれと話題になっています。「チームには本職のセントラルが4人いて、彼らは良い仕事をしてる。ポジションはしっかりカバーされているし、アドリアーノやソング、それに僕もセントラルでプレーしているんだ。問題は怪我だけれど、決断するのは監督だよ」

そして最後に、バロンデオロの候補者リスト(23名)には入らなかったブスケツが、FIFA/FIFProのワールドイレブン中盤部門でノミネートされた件についての彼のコメントをどうぞ。「同業者たちがたくさん評価してくれているのはきっと、彼らがよりフットボルを理解していて、事の難しさを知っているからだよ。ここでの仕事が評価されていることを僕は嬉しく思う。僕が興味があるのはそこだからね」

 

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