2014年の最初に最終計画を決定する。
カンプノウの今後についてを主な議題としたFCバルセロナの臨時理事会が9日(月)に開かれ、そこで語られた内容をスポークスマンのトニ・フレイシャが説明しています。フレイシャ理事によりますと、「会議は長時間にわたるものでしたが、結論は1月最初の15日内に行われる理事会へと持ち越し」。クラブは1956年に建設された現在のカンプノウをリフォームするのか、あるいは新築してしまうのかの両案を検討していて、この日はコンサルタント会社から上がってきた報告書について話し合ったけれども結論は出なかったとのことです。
新築か、劇的リフォームか
フレイシャさんは2つのプロジェクトについてこう説明しています。「新しいスタジアムを建設する場合、場所はディアゴナル大通りに沿った区画となります。現在はバルセロナ大学の所有です(市の外れにあり、スポーツ施設が建っている)。リフォームの場合はカンプノウの構造を活かしながらも、新スタジアムを建てるくらい徹底したものとなります」
スポークスマン氏はその他にも幾つかの情報を明かしていまして、それによると新スタジアムは新築かリフォームかに関わらず「収容人数は105,000人となり、全体を覆う屋根がつく」とのこと。また「12,000人収容の新たなパラウ(体育館。バスケットボールやハンドボール部が使用する)と、マイナー競技部用の2,000人収容の付属コート、6,000台可能の駐車場が建設され、ミニエスタディはシウター・エスポルティーバへと移転する」ことも発表されています。
流れとしましては、1月上旬の理事会でクラブとしての決断を下し、それをソシオがレファレンダム(投票)によって選ぶというものになるとか。
「レファレンダムに提出されるプロジェクトは、3つの要件を満たさなければなりません。それは技術的、都市計画的、そして経済的に実現可能であるというものです。クラブの経済持続可能性を危険にさらすようなプロジェクトを、私たちは決して提案することはありません」
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