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ブスケツ「ベルナベウでは決まらない」

 

敵地のイダで目指すのは勝利である、とブスケツ。

さて、シーズン中盤のぷち天王山ともいえそうなコパクラシコが迫ってきている今日この頃。ベルナベウでのイダを2日後に控えた月曜、チームの会見当番として報道陣の前に現れたのはセルヒオ・ブスケツでありました。世間の注目が集まるタイミングでの登場はすなわち、チームやクラブ内での評価がそれだけ高いということ。このセルヒオも主要中堅の一人となり、すっかり頼もしくなったものです。セントロカンピスタは言います。「僕らの目標はベルナベウで良い結果を得ること、つまりは勝利することだ」

 

一つの結果ではマドリーを倒せない。逆も然り

日曜日のオサスナ戦後の会見にて、ジョルディ・ロウラ第二監督はチームが”良い状態でマドリー戦に臨めるだろう”と語っていました。その点に関し、セルヒオもまたチーム状態は良好だと認めつつ、次のように意気込みを表しました。「僕らの状態はとっても良いよ。マドリーについては、フィジカル的にはどうなのかは僕には分からない。でも精神的にマドリーは好い感じだろうね。彼らは最近、好い結果を残している。僕らは落ち着いてるよ。激しい試合になるのは間違いないし、ベルナベウで決着が付くことはないだろう。僕らにはエンパテでは価値がないんだ。僕らにとって良い結果は勝利。引き分けじゃなくてね」

ここ最近のクラシコは、白組が復調するきっかけになってきた感があります。クレとしましては、今度こそ彼らのクライシスに油を注ぎ、大火事になってほしいところ。しかしブスケツは、事はそう思い通りにはいかないとの見解を示しています。「一つの結果によって僕らはマドリーを倒せないだろうし、彼らも僕らを倒せないよ。これはイダとブエルタによる対決であり、第二試合(2月27日予定)まではけっこう間が開くからね。リーガでは僕らにたくさんの欠場者があったけど、試合は拮抗していた。そして今は彼らが欠場者を抱えている状況だ。マドリーへと行くのにいつが良い瞬間かなんて決して分からないし、試合は拮抗したものになるだろう。僕らは相手のことを考えず、自分たちのベストを出すことに集中しないと。カンプノウでのブエルタで全てが決まるんだ」

そしてブスケツは夏のスーペルコパ対決に関しては、「今は両チーム共にずっと仕上がってきてるし、参考にするだけムダ」とコメントをしています。

 

メッシのモチベーションにCR7は不要

クラシコに関しての発言は以上といったところ。ここからはその他のテーマについてのブスケツ語録となります。まずはキャリア4回目のポーカーを決め、ハットトリックだったクリスティアノを霞ませたレオ・メッシについてです。「レオはスペクタクルだけれど、彼のことを知る者としては、彼のモチベーションのためにクリスティアノ・ロナウドは必要ないと思う。レオは常に向上しようとしているし、だからこそ世界最高の選手であり、あれだけの賞を手にしてきたんだ」

ビッグクラブの不動のレギュラーにしては地味であること限りないセルヒオですが、もし他のクラブを経験したいと名乗りをあげれば、引く手数多でありましょう。しかしビクトル・バルデスや古くはペップ・グアルディオラのように、カンプノウを離れるつもりは今のところないと彼は言います。「僕はまだかなり若いし、ここがすごく気に入ってる。あらゆることを楽しみたいんだ。僕にとってはビクトルも(バルサで引退したいと言う)チャビやプジョルも、どちらもお手本。将来のことは分からないにせよ、今はここでとても上手くやってる」

オサスナ戦における、スタンドからのバルデスへの温かいムードに関しては。「ここ数年のファンは、いつだってチームの側にいてくれてる。そういう時、物事はより易しくなるんだ。昨日のビクトルへの接し方も、僕らの期待したような、彼に相応しいものだった。チームにとってそれは好いことだよ」

 

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