勝つしかない試合だった、と総括。
対アヤックス、アスレチックと続いた悪い流れも、今回のカルタヘナ戦で終了。世界中のクレがホッとした中でも特に安堵したのはきっと、ヘラルド・マルティーノ監督でありましょう。勝って得るものよりも、負けて(引き分けても)失うことの方が多いこのコパ初戦で、チームはリアクションを示して1-4の逆転勝利。セグンダBのチームが相手とはいえ貫禄を見せ、1/8ファイナル行きをほぼここで決めたのも大きいです。試合後、タタさんはこの夜は是が非でも勝つ必要があったと認めています。
「私たちには勝利が義務付けられていた。そして求められることをやったよ。全体として、内容は良かったと思う。連敗後であったし、勝つ必要があることを分かっていたから、私たちは非常に謙虚にプレーをした。選手たちはよく走り、良いプレーをしていた」
この試合はカルタヘナがまず先手を奪いました。「最初の15-20分、彼らはとても激しく、よく走っていた。プレー姿勢も非常に良かったよ。その後は私たちがボールを回したことで、カルタヘナのバッテリーが切れていたのは明らかだったけれどね。私たちもまた良い試合をしていた」
先制されたのは反省すべきポイントですが、しっかりと逆転勝ちを収められたことは評価できます。「今回の私たちには、リアクションを起こすための時間がたっぷりとあった。アスレチック戦は20分だけだったからね。ただ、私たちが決定機を幾つも逃しているのは間違いない。もう逆転の必要がなければ良いね」
アルバにはシュートの自信を得てほしかった
このカルタヘナ戦では、ジョルディ・アルバがついに戦列に復帰。3ヶ月間も怪我を抱えていたとは思えないパフォーマンスでした。「もう少し早めに交代させようと考えていたんだけれど、問題なく80分間プレーできたね。彼にはシュートの際の自信を掴んでほしかったんだ。彼のプレーに満足してるよ。申し分ない復帰戦だった」
ソングがブスケツと併用されていた点については。「ピボーテとしてのプレーと、インテリオールとしてのプレーは同じではないからね。ブスケツからプレーが始まり、背を向けている時は前に出るのに苦労していたけれど、ブスケツの隣りから行く時は上手くやれていたよ」
今回もセスクは偽9番での起用でした。「偽9番としてとても良い仕事をしていたよ。そして彼が後ろに下がった際は、セルジ・ロベルトがそこをカバーしていた。彼らは良いプレーをしたね」
これまではリーガとチャンピオンズはビクトル・バルデスがゴールを守り、コパではピントに出番が訪れましたが、ではスライド式にオイエルにチャンスが来るかというと、ミスターにその考えはないそうです。「オイエルのオプションは考えてないんだ。私たちは特殊な状況にあり、次からの試合へと向け、ピントには継続した出場機会が必要だからね」
【カルタヘナ 1-4 FCバルセロナのマッチレポートはこちら】
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