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ラキティッチ「100% コパ決勝に集中してる」

後任監督の話題に気を乱されていないとバルサの4番。

明日のアラベスとの国王杯決勝戦は、FCバルセロナにとって2016/17シーズンの最終戦です。それと同時にルイス・エンリケ時代に幕を下ろす試合でもある。マウリシオ・ペジェグリーノ監督率いるアラベスには今季カンプノウで金星を取られていますし、リーガとチャンピオンズを逃した落胆の一年に有終の美を飾るためにも、最後のこの勝負にはきっちり勝ち、トロフィーとともに休暇に入りたいところです。相手はクラブ史上初のタイトルへ向け燃えているでしょうが、バルサだってモチベーションでは負けていません。たとえばイバン・ラキティッチ曰く「彼らがいくら燃えていても、僕ら以上ってことはない」とのことです。

頭にあるのは、アラベス戦のことだけ

ビセンテ・カルデロンでの最後の試合となるコパ決勝を前に、FCバルセロナのセントロカンピスタ、イバン・ラキティッチがラジオ局オンダ・セロの番組 "El Transistor" にゲスト出演、土曜日のアラベス戦について意気込みを語っています。

僕らは今、決勝戦に100%集中しているし、試合に勝って新たなタイトルをバルセロナへと持ち帰りたいと願っているんだ。試合以外のテーマ(後任監督etc)については、あなたたちメディアや理事会が話すべきこと。僕らはアラベス戦で可能なかぎり最高の試合をする、それだけを考えている

アラベスはいわゆる伏兵の扱いで、優勝の本命とされるのはバルサですが、ラキティッチペジェグリーノ率いるバスクチームに強い敬意を示しています。

アラベスは誰から何のプレゼントも貰ってはないし、“ほらどうぞ、キミたちを決勝戦にいかせよう”なんて誰も彼らに言っていないんだ。彼らは努力し、道を開き、とても良い仕事をしてきた。だから最大限の敬意を僕は抱いているよ。試合はかなり厄介なものとなるだろう。アラベスには勢いがあり、とても上手くやっている」

勝利への意欲でバルサは負けない

しかし、我らのイバンはチームの力を信じており、自分たちがいかにこのタイトルを欲しているかをこう強調しました。「バルサはこういう状況に慣れている。アラベスがものすごいモチベーションで臨んでくることは分かっているし、かなり意欲的にくるだろうけど、僕らのやる気を上回っているかといえば、僕はノーだと確信しているんだ。僕らは良い試合をしたいし、勝ちたいし、この試合を楽しみにしている。それを開始1分から示したいと思っているよ」

このアラベス戦はルイス・エンリケがバルサを率いる最後の試合。以前、ルーチョのためなら橋から飛び降りるとの言葉を残したセントロカンピスタは、改めてボスへの感謝を表しています。「ミスターが僕のためにしてくれたことの全てにものすごく感謝をしている。僕を獲得するようにとこだわったのは彼だったしね。彼からは多くのことを学び、彼との時間はすごく楽しいものだった。だから彼の将来が素晴らしいものとなってほしいと思ってるよ」

マドリー選手の無礼チャント

今週話題となった、リーガ優勝を祝う際にピケをいじくったマドリー選手たちのチャントをラキティッチは問題視せず、「それが彼らの祝い方だから」とスルーしています。そして曰く「僕らは自分たちの場所にいるよう試みていくし、そこが僕らの偉大さでもあるんだ。ここ数年間はバルサが多くのライバルたちよりも上にいたから、あらゆるチームが僕らを倒そうとしてくるのは普通のこと。こちらとしては次はよりいっそうの意欲をもって臨む、それだけさ」。来季は新監督の下、新たな気持ちで栄冠を目指すラキティッチやバルサが見られることでしょう。

そして同じくマドリーのチャントを無問題としたジェラール・ピケについては、イバンは次のように称えています。「僕にとってはピケは世界最高のセントラルで、チームの超重要人物だよ。トレーニングのミニゲームでは、毎回同じチームになってほしい人。僕らはみんな、彼のことをリスペクトしている」

 

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