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マルティーノ「プロであることを証明した」

 

メッシには望むことをする能力がある、とミスター。

この数日間、カンプノウ周辺はフットボル以外の騒音に包まれていました。メディアはサンドロ・ロセイ会長の辞任とバルトメウ新会長による会見を大きく取り上げ、当日までこのマラガ戦に集中できる雰囲気ではありませんでした。しかしチームはそんなピッチ外のあれこれに精神を乱されることなく、文字どおり“グラウンドで話した”。マラガを3-0で下した後の記者会見にてタタ・マルティーノが称賛したのも、その点でした。監督は言います。「とても難しい1週間だったけれど、彼らはプロフェッショナルであることを証明したよ」

 

ピッチにて語った選手たち

クラブ会長の交代は、確かに喜ばしいことではない。けれどもこのチームはもっと困難な状況を幾つも乗り越えてきたんだ、とエル・タタは指摘します。「この数年間、選手たちはもっと重要で深刻なテーマと戦ってきた。監督やチームメイトの健康問題と向き合い、そして前進してきたんだ。彼らはコメントをすることではなく、ピッチで話すことこそが自分たちの返答だと理解している。難しい1週間だったけれど、彼らはプロフェッショナル精神を示して見せたよ。彼らは目標にしっかりと集中していた。この先成功するかどうかは別にしても、彼らが最後の瞬間までそれを目指していくのは間違いない」

この夜のチームのパフォーマンスは、クレも納得の出来でした。「チームはリズム良く、上手くすばやくボールを回せていた。ボールは正確にあちらからこちらへと移動し、選手たちの動きも活発だった。そういうプレーができれば、相手チームは中へのパスをカバーするのも難しくなるんだ。ゴール前でのチャンスも手にすることになるね」

両ラテラルがかなり上がっていたことについては、「ラテラルたちが攻撃参加するのは大好きだよ。チャビがドブレピボーテのようになり、相手チームのプレーを中和していた」と語ったミスターはそして、前半と後半の違いについてはこう述べています。「前半はボールをより上手く回せていた。後半は早い時間帯に2点が決まり、試合の決着はついたけれど、ボールを取り戻す際はより激しかったよ。マラガには計3回のチャンスがあったけれど、90分を通してカウンターを許したのが1回なのは非常に少ない」

その上でちょっと残念だったのは、「チャンスの割には点差が開かなかったことと、後半のあたまに同点にされそうになったこと」とのことです。

 

俯瞰図でゲームを見ているメッシ

怪我からの復帰後、コパでのヘタフェ戦では2試合で4ゴールをあげたメッシでしたが、それ以外は得点がなく、アシストマンとなっています。「レオは仕上げが上手く、プレッシャーをかけてはボールを奪い、チームメイトをアシストしている。あらゆる仕事の出来る選手だよ。観客席から見ているかのようなパスコースを、彼はピッチの中から見ているんだ。そして正確に実行する能力がある。それで彼自身が気分良くいるなら、ゴールがないのはそう重要ではないさ

コーナーキックでの得点が続いている件に関しては、「私たちが苦しんでいるプレーで得点するのは悪くないね」と笑いながらコメントしたミスター。彼はまた、こんなエピソードも明かしています。「私はジェラールに、ファーポストではなく前に行けと言ってたんだ。でも彼はファーポストからゴールを決めてきたね」

この日曜日のカンプノウの観客数は、5万6千人ちょっとと寂しいものでした。AS紙などは、“スタジアム拡張と言ってるわりにこの観客”などと皮肉ってくれてるのですが、これに関するマルティーノの見解はこうです。「私たちの試合開始時間はいつもとても遅いし、それはこちらでどうにか出来るものじゃないからね。私たちが夜10時からプレーするのは、次の水曜で6回目になる。土曜日のバレンシア戦(16時開始)やもう少し普通の時間の試合なら、ファンは私たちを助けてくれるよ

FCバルセロナ 3-0 マラガCFのマッチレポートはこちらです

 

コメント

  1. Kyeu Park より:

    Afellayの復帰に胸が熱くなりました。