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ネイマールが明かす、早い順応の秘密

南米トリデンテでのプレーを長く楽しんでいきたいとクラック。

ネイマールJr.とルイス・スアレスのクラックコンビが切れています。レオ・メッシの負傷以降、ルーチョバルサの攻撃の核となってゴールを量産している南米トリデンテの二人。ラス・パルマス戦で大エースが負傷した時には、これからの2ヶ月間をどう乗り切るのかと正直不安にもなりましたが、そこは我らのクラックたち。今でもなおレオの復帰を待ち望む気持ちに変わりはありませんが、いわゆる“メッシ依存症”なるものからは脱却し、これはこれで行けると信頼できるところまで持ってきたのだからさすがです。SPORT紙によれば、ネイマール&スアレスのデランテロコンビが今季決めたゴール数は23。これはバイエルンのレバ&ミュラー(34!)に次ぐ数字だそうです・・・というかバイエルンの二人は異常^^;

プレーをメッシに合わせた

そのネイマールがゲスト出演した番組 El Club が5日、BeIN Sportsスペインにて放送されました。自らを取り囲む様々なテーマに関して語ったブラジレーニョなのですが、その中でも特に大きく取り上げられているのはレオ・メッシについて。バルセロナ入団2年目となった昨年はメッシスアレスとともにネットを揺らしまくった彼は、そのバルサ流への適応についてこのように説明しています。

バルセロナがどのようにプレーするのかは(入団前から)知っていたし、バルサのプレー方法や選手たちを僕は大好きだったんだ。クラックであり、ベストでもあるレオがいることも分かっていたから、僕は自分のプレーを彼に合うようにしたよ。レオはこのチームで一番多くボールに触れる選手。スアレスと僕はゴールチャンスを作り出すための動きをしなければならないんだ

サントスでは絶対的リーダーだったネイマールも、キングメッシがピッチに君臨するバルサではそこに適応しなければならない。ルイス・スアレスと彼がレオ・メッシを中心としたフットボルにフィットする選手だったからこそ、恐怖の南米トリデンテが完成しました。

「僕らがベストかどうかは知らないけれど、良い仕事をしているのは確かだし、ピッチの中でも外でも僕らはとても仲が好いんだ。それが大いに役に立ってるよ。メッシやスアレスと一緒にこれから何年も楽しんでいけるといいね

メッシが負傷して以降の、ネイマールの活躍には目を見張るものがあります。公私ともに充実した日々を送っている、とバルサの11番は言います。「クラブを我が家のように感じているよ。初年度は勉強のための年、あらゆることを知っていくための一年だった。二年目はサイコウだったね。そして今はさらに自分の家にいるように感じているよ。すばらしい年になってる。去年から僕は以前のように自分のやり方でプレーをしているんだ。だからすごく幸せさ」

いずれは獲得したいであろうデッカイ個人賞に関してはしかし、興味はないというネイです。「自分のやり方でプレーをしながら、自分の仕事をし続けていきたい。僕にとって一番重要なのはタイトル獲得なんだバロンデオロは、いつもレオクリスティアノが争ってるね。彼らは別世界の選手たちだし、僕は気にしてないよ。僕がしたいのはチームメイトたちを助けることなんだ。ゴールや、パスなどで彼らの手助けをしたい。もし僕が得点王だとしても、それは重要じゃない。僕にとって重要なのはピッチの中で幸せであること、そしてバルセロナが勝つことだ

マドリーの試合は観ない

レアル・マドリーとの大一番が近づいている今ですので、白組に関する質問も外せません。ネイマールのクラシコといえば、初対戦でいきなり決めたゴールが思い出されます。「初クラシコでの得点は最高の瞬間だった。僕はバルセロナ対レアル・マドリーに出場することをずっと夢見ていたし、最初の対戦で得点をしたんだからね。スタジアムには家族や友人たちもいて、全員がすごく幸せだったよ」

マドリー系メディアが一番食いついている箇所は、白組のプレーについて訊ねられた際のコメントでした。「バルサではないチームの試合をたくさん観るのは好きじゃないし、マドリーの試合も観ないよ。友達が観ている時には僕もしばらくは観るけれど、全部は観ない。だって好きじゃないからね。そういうわけで、観てないものに関しては意見はできない。マドリーだからじゃなく、試合を観るのが好きじゃないんだ」「サントスの試合も観ない。観るのは決勝戦とか、その程度さ」

ネイマールはしかしマドリーについては、「高い資質を持った選手たちのいる偉大なチームだね。僕らは自分たちの仕事をしないといけない。マドリーのことは気にせず、自分たちのやるべきことをする必要があるんだ」と(無難に)答えています。

マドリー戦のようなビッグマッチに出場するプレッシャーについては、「今はもう雰囲気でプレッシャーを感じることはそうないね。ブラジルでもクラシコを経験したし、慣れているんだ。いずれにせよ、今はだいぶ落ち着いてるよ」とのことです。

ネイマールはまた、BATE戦で頭にかぶっていた、ロナウジーニョを彷彿とさせたヘアバンド(?)に関してこう説明しています。「トレーニングの時に使っていて、“これをかぶって試合に出るぞ”って言ったんだ。それで僕に幸運をくれたから、これからも使い続けていくよ」

 

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