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アレニャーとは契約更新したものの、連続するキラキラ星の流出・・・

ムボウラ、エリク・ガルシアに続き・・・

前々から報じられていたとおり、カルラス・アレニャーとFCバルセロナの契約更新が公式発表されました。これによってフィリアル(二軍)のセントロカンピスタとバルサとの結び付きは2020年6月まで延長。幾つものオファーがあると云われたなかで、期待されるカンテラーノがカンプノウでの成功を目指す道を選んだのは喜ばしいことです。しかし一方ではバルセロナでの未来に見切りを付け、ラ・マシアを去る若者たちが連続しているのも事実で、なにが背景にあるのかと気になります。

アレニャー2020

ジョルディ・ムボウラがモナコと契約し、カンテラ最高のセントラル(CB)と称賛されるエリク・ガルシアもまたクラブを去りそうだと報じられた後のこのアレニャーの契約延長は、バルセロニズモにとって朗報でした。ちなみにアレニャーの代理人は、エリク・ガルシアと同じイバン・デラ・ペーニャカルラス・プジョルです。

契約内容はバルサB契約。クラブの公式サイトによると、“FCバルセロナと選手カルラス・アラニャーは今後3年間の契約延長で合意した。トップチームの一員となった場合はこれがさらに2年間延長され、契約解除金は7,500万ユーロに達する” とあり、状況に応じてトップチームとの間を行き来することが予想されます。若手の成長のためにはそれが良いでしょう。ベテランの風貌ですが、彼はまだ19歳、フベニール世代ですから。

バルサとの合意が発表された後、アレニャーはインスタグラムに「すごく幸せ!ずっとここに居たかったんだ。夢を叶えるためにハードワークしていくよ!みんなありがとう!フォルサ・バルサ!」と投稿しています。こちらも夢に向けて励むキミを応援しましょう。フォルサ、カルラス!

マテウ・モレイ

しかしそのアレニャーの契約延長と時を同じくして、バルサ家では新たな爆弾が炸裂してもいます。大きな未来があると期待されていた右ラテラル(SB)のマテウ・モレイがバイエルンへ移籍するとの情報を、RAC1のジェラール・ロメロ記者が伝えたのです。バイエルンはまだ獲得を認めていませんが、SPORTは300万ユーロで移籍するだろうといっています。

マテウ・モレイは2000年生まれの17歳、来季はフベニールAに上がる予定だった攻撃的な右ラテラルです。スペインが優勝したU-17欧州選手権では3ゴール1アシストの活躍。UEFA公式サイトでは“今後注目の10選手”に選ばれています(来季はバルサBに昇格するとされるアデル・ルイスも選出)。

バルサとの契約延長交渉が難航していると云われていた、ムボウラエリク・ガルシアの退団はまあ、悲しいですが予想もされたことでした。しかしこのモレイの件は寝耳に水で、クラブに与える衝撃は大きい。あと2ヶ月の間にさらなる流出があるのではないか、との不安をバルセロニズモに生じさせます。

昨年はこういった退団をゼロに抑えたんですが、今年はすでに3人。バルセロナの提供する“カンプノウでの成功”という物語が、効力を失ってきているとすればこれは大きな問題です。

 

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