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ジェラール・ピケ「ネイの件は個人的希望」

残留を発表すべきはネイ自身だと言うセントラル。

3日前のインスタグラムで、“ネイマールは残留するよ”とのメッセージ入り2ショット写真を投稿したジェラール・ピケが昨日25日、(ほぼ注目されていない)マンチェスター・ユナイテッド戦の前日会見に登場しました。あの投稿についてどう語るのか、と注目を集めたジェリの説明は、「あれは個人的な意見」で「発言すべきはネイ本人」というもの。さらに「一番になりたくて去るなら、それを理解する」と述べたことで、また賑やかになっているネイマール周辺です。

真剣な表情で

このタイミングでバルサが敢えてジェラール・ピケを会見担当に指名したのか、ピケ自身が表に出ると志願したのかは不明ですが、「彼は残るよ」とSNSに投稿した件について報道陣に訊ねられたセントラルは、次のように説明を行いました。

あれは僕の個人的な意見だよ。単なる僕の直感であり、望みだね。彼が残ることを僕は期待している。あれは他にもチームメイトたちがいる中での、くだけた調子での投稿だったんだ。なんら公式なものじゃない。最終的にこの件について発表しなきゃならないのはネイだろう。あれはそうなってほしいという僕の希望だ」

写真を撮った時はわいわいやっていたと語るピケの口調は重く、表情は硬く、問題は外野の楽観派が思う以上にもつれているんじゃないかと思わせるものでした。

チームリーダーになりたいなら、理解できる

ネイマールがバルサ退団を検討する理由については、セントラルは一定の理解を示しつつこう言っています。

「この数日間、僕らはみんな彼と話をしてるよ。僕としては彼が今いる状況を彼に示そうとしているんだ。結局のところ彼は25歳の若者だし、唯一のタレントをもってる。物事を見直したい気持ちは理解できるよ。テーブルの上には選択肢もあるし、熟慮するしかないさ」

「僕はそうとは思わないけど、お金のことかもしれないし、野心的なスポーツプロジェクトが理由かもしれない。僕としてはここ以上があるなんて疑わないだろうけどね。そしてチーム内の役割、チームリーダーになれるかという問題であれば、ここには史上最高選手のレオと一緒だったからね、理解はできるだろう

「バルサはスカッドを維持するために可能なかぎり戦うべきだ。マーケットに彼のような選手はいないよ。だから僕から彼に言うのは、パリには行くなよということだね。だってあちらではここよりも勝てないだろうから。ありったけの敬意を込めても、同じじゃないさ。あちらでは1枚のカードに全てが懸かっているし、もし(その唯一のカードである)チャンピオンズで勝てなければ、彼が必要とする社会的認識は得られない。彼は子供のままで、迷い続けているのも理解できることだよ」

レオ・メッシの王座を引き継ぐことを期待される、次世代のエースとして獲得したネイマールが、その挑むべき壁の高さに焦りか諦めを感じてPSG移籍を検討する。それはピケの言うように理解はできるのですが、さみしさを禁じ得ません。隣りにいるレオから主役を奪うことで、ネイには世界ナンバーワンになってほしいですから。

マスチェラーノ「ネイ残留がチーム全員の願い」

また、ピケと一緒に前日会見を担当したハビエル・マスチェラーノも同じようにネイマールの将来についてコメントをしています。「これはネイの個人的なテーマであり決断だよ。頭の中を巡っていく多くの事柄を彼が考え、そして決断を下すだろう。僕らチームメイトの願いは彼が残ることだよ。ジェリの投稿した写真は、チーム全体の願いなんだ。レオネイと話したのかどうかについては、僕ら全員がネイと話をしてるさ」

 

コメント

  1. silver より:

    ネイマール案件でバルサ対マンチェスターがまったく注目されていないですね…笑

     個人的には、チームに不協和音が生まれるような選手は……………………………と思ってしまいますが……笑
     リーグ1でしたら、間違いなくNo. 1になれるでしょう。しかし、メッシを始めとして、ロナウドやグリエズマンのいるリーガでNo.1の栄光を掴むことにその価値を見出だして欲しいと思っています