全員で力を合わせシメオネ組に勝てたことを喜ぶバルサの5番
バルセロナがアトレティコ・マドリーに1-0で勝利した後、バルサ選手代表としてピッチサイドインタビューに応じたのはセルヒオ・ブスケツでした。
「体力の限界までプレーしないといけなかった。試合の2日前、朝5時にバルセロナに戻ってきたんだ。チームは全力を尽くしたので、ものすごく誇らしく思わないとね」と胸を張るメディオセントロは、緊迫した試合について、次のように分析をしています。
「前半は僕らのほうが上回っていたし、ゴールチャンスを作ってボールを保持していた。レオのゴールはまたしてもセンセーショナルだったね」
「後半はアトレティコが前線に人を割き、伸るか反るかだった。僕らは試合をコントロールできなくなったけど、リーガはこうやって勝っていくんだ。苦しみながら、良いチームに勝っていく。今日は2位チームが相手だったし、チームで汗を流し、勝点差を3つ広げられたことに満足してるよ」
ラ・リーガに注文
このアトレティコ戦にバルセロナは、ラス・パルマス遠征からわずか中2日で臨まなければなりませんでした。これに関しては、セルヒオはラ・リーガに不満を表しています。
「水曜日に試合があったほうが良かったよ。ラス・パルマスも僕らも、日程的に十分それが可能だったからね。ラス・パルマス遠征はリーガで最も移動距離が長いんだし。バルセロナに戻った後、少ない睡眠時間で、あまり身体が休まらないうちにトレーニングをしなければならなかった」
「これは言い訳なんかじゃなくて、現実だ。自分たちが負けたときは、言い訳するのは好きじゃない。でも今日は勝ったから、言っていいよね。もし僕らが世界で一番のリーガでありたいのなら、多くのことを改善すべきだ」
タイトルはまだ決まっていない
3月5日のバルセロナスポーツ紙は、このアトレティコ戦により、タイトルを(少なくとも半分以上)ポケットに収めたとの論調になっています。
しかしセルヒオ・ブスケツはまだ勝負は決まっていないと強調します。
「決着は付いてないさ。少し前まで、僕らは(アトレティコに)9ポイント差を付けていたけど、数節のうちに6ポイント差まで縮まったしね。ここからシーズン終了まで試合は、難しい試合がまだたくさん残ってる。必要なのは、自分たちのことに集中することだよ。アトレティコに対しては“ゴールアベレージ”を手にした(直接対決で優位に立った)けど、1試合1試合進んでいく」
「この差が縮まらないよう、そして可能であれば広げていけるよう頑張るさ。ハードな日程だけど、大きなことをしようと僕らは燃えてるんだ」
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