自分から出ていった選手だが大丈夫との見解
トップチームとロッカールームの橋渡し担当ディレクターを務めるギジェルモ・アモールがラジオ局RAC1の番組に出演、SPORT紙がバルサ復帰の可能性を報じたティアゴ・アルカンタラについてコメントをしています。
「ティアゴが去ったのは売られ、お金を残したからであって、もしバルサが彼を獲得するのであれば、問題とはならないだろう」
2013年夏に自らバイエルンへ・・・
ティアゴ・アルカンタラのバルサ復帰を巡っては、賛否両論があります。
なにせティアゴは契約解除金がバーゲン価格に大変身したことを活用し(9,000万ユーロ → 1,800万ユーロ!)、自らの意思でペップ・グアルディオラが指揮するバイエルン・ミュンヘンへと去って行った選手。
ティアゴがカンプノウを去った2013年7月はまだチャビ、イニエスタが健在で、迷えるセスク・ファブレガスもいました。満足のいく出場時間を得るのは難しく(その前シーズン、ティトバルサで出場回数が少なかったことで契約解除金が下がった)、次の夏にはムンディアルも控えていた。
野心的なティアゴですし、出場時間を望む移籍も分かるのですが、27歳の今になって5,000万ユーロ+ルカス・ディニェと交換での復帰となると抵抗があります。素直に扉を開けないんですよね・・・
最近の否定的見解とは対照的
実際、ここ最近のバルサは選手の出戻りには否定的で、もしラ・マシアの選手が退団を決めるのであれば、復帰への門は閉ざされるだろうとの発言を複数の理事たちがしている。ティアゴのケースは問題ないだろうとする今回のアモール発言は、それらとは対照的なものとなっています。
カンテラ育ちでバルサのDNAを持ったセントロカンピスタにつき、エルネスト・バルベルデとしては言うまでもなく、ティアゴのような中盤選手の加入は嬉しいでしょう。復帰を支持するクレの理由も分かる。
しかしもしアルカンタラの長兄が戻るとなれば、アルトゥールはどうするのか。そしてバルサの金庫にそんな余力はあるのか・・・?とりあえずはSPORTだけでなくMDも乗ってくるまで、様子見です。
このニュースのまとめ
- ・2013年夏、自らペップバイエルンへと去ったティアゴ・アルカンタラ
- ・ギジェルモ・アモールは「復帰は問題にならないだろう」とコメント
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