選手は中国復帰へOKを出しているという
パウリーニョ・ベセーラ(29)が5,000万ユーロで売れるかもしれない・・・ とFCバルセロナ周辺がざわついています。もし実現すれば、クラブの補強計画に大きな影響を及ぼすこと確実。思いがけない“あぶく銭”を得たバルサは、新たな補強にそれを突っ込むでしょう。
中国から5,000万ユーロのオファー
2018年のムンディアル・ロシア大会はFCバルセロナに予期せぬフィーバーを引き起こしました。
それぞれの代表チームでの活躍が評価されたジェリー・ミナとパウリーニョ・ベセーラに対して、メガオファーが届いたのです。
特に驚きだったのはパウリーニョに対するオファーで、なんと5,000万ユーロの申し出があるという。
7月6日付のSPORT紙によると、数日前にバルセロナを訪れたパウリーニョの代理人からその話を聞かされたバルサ側も、予想外の高額に半信半疑だったようです。
売却が濃厚
そこで信頼のできるオファーなのか確かめたところ、相手先の中国クラブがパウパウに並々ならぬ関心を示していることが確認されたらしく。
すべての公式書類を見てから最終的な判断を下すことになるにせよ、こんな機会はまたとないでしょうし、パウリーニョが了承するのであればバルサは彼を手放すでしょう。SPORT曰く「パウパウは中国に戻ることにOK」、MDは「バルサで成功も移籍も、なにも却下せず」というところです。
パウリーニョを手放すことによって、すでに三つ埋まっているEU外選手枠が一つ空く作用もあります。
強力な武器を得るバルサはどう動く
SPORTの説明では中国の移籍マーケットは7月11日(水)に閉じるそうで、パウリーニョの移籍話が現実になるなら、来週にも決まってしまうと。
あとは7月上旬に5,000万ユーロというパワフルな武器を手にするバルトメウ理事会が、いったいどの選手を獲得にいくかですが・・・ ソコジャナイってところに行きそうなのが怖いです。
この夏はアルトゥール・メロが今日にも決まるだろう、クレマン・ラングレも遅れが出るにせよ確実と言われている状況で、どちらも春から言われているオペレーションだけに目新しさはなくて選手たちも地味。大した盛り上がりもなく、淡々と進んでいます。
そこでアントワン・グリースマンを逃した分もあわせ、派手さを重視した契約をしそうでしそうで・・・。
夏はまだ長いですから、どういう爆弾をバルサが炸裂させるのかしばし様子を見ていくことにしましょう。
頼みます、エリック・アビダル新強化部長。
このニュースのまとめ
- ・パウリーニョに中国から5,000万ユーロのオファーが届いたという
- ・選手はOKを出しているという
- ・その資金でどんな補強をするのか、怖い
コメント
グリーズマンの獲得はなくなりましたけど、現地サポーターがCLでのリベンジを望んでいることに変わりはないんですよね。
チームの世代交代を考えると二兎を追わせるようなプレッシャーは懸念事項なのですが。
来季はブラジルの実質的なMVPだったコウチーニョに懸かっているのかもしれません。