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ジョルディ・アルバ 2024!:で、控えはどうする

あまりにも不動の先発ゆえ、代役を受け入れる選手は少数 無料で契約できる中堅~ベテランと短期契約か

FCバルセロナがジョルディ・アルバとの契約延長を発表しました。もう時間の問題と言われていたので驚きはないですが、待望のニュースだったので士気上昇には効果的。ドブレクラシコの合間に発表するあたり、チームのムードを上げようというクラブの意図を感じます。

なんといってもジョルディ・アルバはレオ・メッシにとって、通算20アシストをくれている最高のソシオ(仲間)ですから、明日のベルナベウ決戦第二幕に向けて良い予感しかしない。くるね、このホットラインでの得点が。

先行報道されていたとおり、両者は契約を2024年6月末まで延長契約解除金は5億ユーロに設定されており、アルバのバルサでの引退はかなり実現しそうです。

ほぼ欠場しない選手の控え探し

チームにとって最適な左ラテラルをさらに5年間確保したバルサが、次に解決せねばならないのは、その不動の先発選手の控え問題です。

ルイス・スアレスレオ・メッシの控えとして加入したがる選手がほとんどいないように、ジョルディ・アルバの控えもまた発見するのが難しい。アルバが負傷でもしないかぎり、コパとリーガの数試合しか出番は期待できないのですから(今季アルバの欠場はここまで5試合のみ)。

一方でバルサも、バルベルデがほとんど起用しないであろう選手に大きな出費はしたくない。
本来であれば、こういう時こそカンテラーノの出番ですが、残念ながらチングリは19歳ファン・ミランダのことを(少なくともまだ)戦力とは見なしていないようですから、セクレタリア・テクニカ(強化技術部)は別の選択肢を探すことになります。

自由移籍のベテラン

バルセロナ系スポーツ紙、SPORTとMDに共通する見解は、リーガ経験のある安価な選手を獲得する、です。最近よく目にするパターン。
SPORTは費用ゼロで最長2年契約、と報じています。

候補として挙げているのは、
ナチョ・モンレアル(33歳、アーセナル)
アルベルト・モレノ(26歳、リバポー)
フィリペ・ルイス(33歳、アトレティコ)
この3人はラ・リーガ経験を有する以外に、今夏で所属クラブとの契約が切れるという共通点があります。

彼らに2年ほど頼った後、若い選手に賭ける計画という。ふむ・・・

ククは売られ、ミランダは武者修行か

その若手選手の中には、マルク・ククレジャは含まれないでしょう。
現在SDエイバルに期限付き移籍中のククは、ラテラルではなく前のポジションで良いシーズンを送っており、夏のマーケットで呼び戻した後に売られる見込み。

一方でファン・ミランダは、強化技術部が期待をかけている(昨年夏のルカス・ディニェ退団時、クラブはミランダ起用を期待し、代役を獲らなかった)ので売られることはないでしょうが、試合に出て成長するためにプリメーラのクラブへ武者修行に出る模様です。
適切なクラブで2年間プリメーラ経験を積めば、戦力になる可能性は高まる(バルベルデもいないかもしれない)。

そして、ミランダが抜けるバルサBには、若い世代の代表選手を補強し、トップチームでトレーニングをさせるという・・・ もしミランダが戻れない場合のために、将来性の高い若手に投資するんだそうです。

そこでSPORTが挙げているのが、ブラジルU-20のルアン・カンディド(パルメイラス)で、またもや南米直輸入(ため息)。ミランダが無事帰還すれば万々歳、その場合も転売ビジネスで一儲け、みたいな目論見ですかね。

エメルソン:ベティスと共同オペレーションの新形式
2019年冬マーケットの最終日、FCバルセロナがブラジル人右ラテラルのエメルソン(20)の獲得を発表しました。今季はベティスでプレーし、来季からバルサと契約を結ぶそうです。
新たなる契約モデル:南米若手の転売ビジネス
この2日間ほど、SPORT紙が大きく扱っているのがルーカス・パケタ(21)です。またもや登場、南米の若手選手のウワサ。どうやらバルサさん、あちらで宝石の原石を獲り、それを高く売るビジネスを新しい柱にする...

南米選手はバルサによく合いますが、EUパスポートはどうすんのか。

このニュースのまとめ

  • ・ジョルディ・アルバとバルサが2024年まで契約延長
  • ・次はアルバの控え探しを開始する
  • ・求めるのは、控えを受け入れる自由移籍選手
  • ・ミランダはプリメーラのクラブで修行か

 

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