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ローマの亡霊を振り払い、準決勝へ!

キングメッシにけん引され、4年ぶりの準決勝進出
失敗を教訓に活かし、目標の実現へ着実に歩みを進めるバルサ

バルセロニズモが深い落胆を味わった、あのローマの大失敗から一年余。4年ぶりとなるチャンピオンズ準決勝進出を果たすことで、バルベルデバルサが準々決勝に取り憑いていた亡霊を追い払うことに成功しました。リードしたのはもちろん、キングメッシ。左右両足の一撃により赤い悪魔たちの希望を消し、勝負を決定づけたカピタンです。

メッシ自身、このマンチェスター・ユナイテッド戦には相当に期するものがあったでしょう。
この偉大なるクラックが、チャンピオンズの準々決勝では2013年4月のPSG戦(2-2)から得点がなかったというのも信じがたいデータですが、バルサが3年連続でこのラウンドで敗退した理由の一つは、自分の得点がなかったからだとメッシは考えていたかもしれない。

そういったイヤな流れをメッシはドブレーテで断ち切り、クレにまた幸せを提供してくれました。ありがとう、レオ。

 

もちろん、レオ・メッシの活躍だけでバルサは準々決勝の“呪い”を解いたわけではありません。

あのローマの大失敗に傷つき、白いチームが大会三連覇するのを見てさらに凹み、その悔しさを教訓にしてクラブはこの一年間を過ごしてきたわけです。同じ失敗は絶対に繰り返さない、をモットーに、スカッドに不足している選手を補強し、バルベルデは時々やらかしながらもローテーションでクラックの出場時間を調整してきた。

メッシの2ゴールによって赤い悪魔たちが倒れた後の、バルサによるゲーム支配はすばらしい安心感がありました。今のチームは自信や確信に溢れていて、それを見ている私たちクレも、「三冠」がいよいよ現実味を帯びてきたことを感じ取っている。

ペップチームやルーチョバルサが欧州を制した時のような圧倒的な勢いはないですが、成熟した堅さはワンダ・メトロポリターノでの栄冠を十分に期待させてくれます。
あと3試合で・・・と想像すると、胸が震えてくる。一歩ずつ着実に、進めバルベルデチーム。

 

コメント

  1. #6racies XAVI より:

    ようやくですね。おめでとうバルサ!

  2. 中野のクレ より:

    ラ・リーガは3勝3分けで良い。
    リバプール戦前後のレバンテとセルタ戦は大胆ローテーションでしょう。
    そのためのウエスカでの3―6―1だったと思う。

    対するリバプールはプレミアで実質2ポイント少ないので残り全部勝つ必要がある。
    29年ぶりのプレミア制覇き12年ぶりのチャンピオンズか。
    両方制するほど選手層は厚くないのが悩ましい。
    強度の高いプレスが持ち味なので過密日程は非常にバルサに有利。
    シチズンは今後プレミアに専念出来るのでなおさら。
    ただマネとサラーがトップフォームなのでここの対策は入念にしたい。

    今年のチャンピオンズ・ベスト8ははポゼッション型対カウンター型の対戦になっているので今後のトレンドを探る上でも面白い。

    ポゼッション型のバルサ対ハイプレス・ショートカウンターのリバプールが実質上の決勝戦だろう。

    片方の櫓のアヤックスかトッテナム共に負ける感じはしない。
    しかしアヤックスが来ると複雑な感じになる。
    デ・ヨング(とデ・リフト)は事実上バルサの選手なんでやりずらいだろう。

    あとコウチーニョのゴール後のジェスチャーが気になった。
    ゴール裏の特定のウルトラスか何かに向けたものだと感じたが・・・。
    あまり余計な事をしないで自分がトップフォームになるよう専念したほうが良いと思うが・・・。