ルイス・エンリケ「メッシ不在は刺激」

ギガクラック抜きでいかに勝利していくか、最初のテスト。

この火曜日にカンプノウにて行われるチャンピオンズ第2節のバイエル・レバクーゼン戦は、大エース・メッシの欠場が確定して臨む今季初めての試合として大きな注目を集めています。世界最高選手を欠くのですからその影響がないわけがなく、ルイス・エンリケと選手たちがこの新状況にどう対応していくのかが気になるところ。前日会見でのバルサ監督はこのメッシを「替えが利く選手ではない」としつつも、彼の不在を「刺激になる」と表現しました。メッシの力に頼れないのは痛いですが、それでもネイマール、スアレスという他クラブの羨むクラックたちが居ますから、きっちり勝点3を手に入れ、レオに喜び安心してもらいましょうぞ。時に大胆な決断をするルーチョですので、サプライズがあるかもしれません。

メッシは替えが利かない

UEFAによるルイス・エンリケの前日会見において、一番のテーマはやはりレオ・メッシ不在の影響についてでした。「やらなければならないことをやっていくよ。メッシのような選手は替えが利くものではないしね。プレシーズンではメッシネイマールがいない試合があったけれど、別の選手を起用しつつもフットボルのアイディアは同じだった。世界最高選手を欠くなかで競争力を持つのは大きな挑戦で、刺激となるね。レオのような選手に代役を立てようとするのは土台無理な話だ」

メッシ不在のチームを引っ張って行くのはネイマールだ、という見解に対しては。「ネイマールひとりに一歩前へ出ろと求められるのはジャーナリストだけだよ。監督から彼にそれを求めるのは不可能だ。ネイマールはネイマールであるべきであって、彼はとてもよくやっている。スアレスもスアレスであるべきで、彼はとてもよくやっている。イニエスタはイニエスタとしてとてもよくやっている。全員が一歩前に進み出ているよメッシラフィーニャの欠場は刺激であって、一歩前に出る云々じゃないんだ」

巷でウワサされているシステムの変更は、「システム変更の可能性については、毎週計画している。チームをより強力にすることを目的として、毎週考えている」とはぐらかした監督。メディアが注目している4-4-2は果たしてあるのでしょうか。

レオ・メッシの状態に関しては、「昨日姿を見たけれど、元気そうにしていたよ。時間が彼の味方となる。リハビリの日はすでに2日少なくなっている」とのことです。そして監督曰く、「自分はレオ不在で見出しを付けなければならないジャーナリストではなくて幸運だよ。私は明日の試合に集中している」

レバークーゼンは激しいチーム

チャンピオンズ第2節の対戦相手、ドイツのレバークーゼンについては以下のようにコメントしたルーチョです。「彼らは非常に激しいチームで、ディフェンスが良く、フィジカル面でも非常に強いね。私たちに対し、多くの問題を生じさせてくるだろう。複雑な試合になるだろうし、私たちは良い試合をしなければならない」

「レオ欠場がレバークーゼンのモチベーションに影響するかどうかは知らない。私に興味があるのは試合なんだ。これは私たちにとって極めて重要な、カギとなる試合。彼らを上回るためには、よく走り、良いポジショニングを取らなければならない。彼らは前線からのプレッシングを仕掛けてくるだろう。ハイレベルな試合が求められると思う

「ローマでの私たちは3ポイントを得るに相応しかった。もしグループの首位になりたいのなら、カサでの試合をモノにしなければならない。バイエル・レバークーゼンは一般的なドイツ勢とはだいぶ異なった特徴のあるチームだ。困難な瞬間を乗り越えるためには、ファンのサポートが必要となる」

アトレティコ・マドリー戦と同じような試合にはならないだろう。レバークーゼンは前線からプレッシングを絶え間なく続けてくる。そこがアトレティコとは違う。自分たちに出来る最高の試合をしたい。それがこちらの目標だ

効率性を欠いているバルサ

「幸運なことに、フットボルには常に驚きがある。ビッグチームが毎回勝つのであれば、それは退屈なことだろう。フットボルはそういうものなんだ。私たちの選手の特性や、得点機を作り出せているという点を踏まえると、ゴールが決まりだすことを私は確信しているよ。幾つかの試合ではゴールが少なくなっても、私たちの選手がゴールを決めていくのは間違いないさ」

アドリアーノは先日の試合で違和感が生じ、それによってトレーニングをしていない。明日の出場は難しいだろう。ブラボはこの2日間、グループとともにトレーニング出来ているよ。明日は何か起こるかもしれないし、マシップがプレーするかもしれない・・・ 昨シーズンと同じで、チームにとってベストな決断をしていくだろう。ジョルディ・アルバも復帰の可能性がある」

レオの不在を楽しい挑戦として受け入れる時だ。全員がベストを出してくれると信頼しているよ

トレーニング前のミーティング

ルイス・エンリケが“ドイツの普通のチームとは大きく違った特徴を持つ”と考えるバイエル・レバークーゼンとの試合は、セルタ・デ・ビーゴ戦で犯したエラーが修正できているかをチェックする良い機会となるでしょう。ルーチョはガリシア遠征の前日会見でも、セルタがポゼッションを好む大胆なチームだと警戒をしていたのですが、結果はエドゥアルド・ベリッソ監督とその選手たちに好いようにやられての完敗。今回は同じ鉄を踏むわけにはいかず、教訓を活かさなければなりません。

そこでルイス・エンリケは月曜日のトレーニング開始前、レバークーゼン攻略のために如何にプレーすべきかを説明するミーティングを開き、30分にわたってドイツチームのプレー映像を見たのだそうです(SPORT紙)。セルタ戦での反省点はパスコースが限定されていたことでボールを失い、相手にチャンスを作られたこと。それを解決するためのレシピは各ラインが協力して良いパスコースを作り出すことで、それが出来ていればボールを失っても相手に容易に武器を使わせることはない、と説明されたようです。

レオ・メッシという単独で守備網をかき乱す選手が不在となれば、チームで崩すことが重要となります。レバークーゼンが最大レベルの激しさでくると予想しているルーチョの警告が選手たちに伝わり、相手に負けない激しさを持ってプレーできるか、ポジショニングが改善されているかどうかに注目です。

システムはどうなる?

チーム状況としましては、週末のラス・パルマス戦ではベンチとなったダニ・アルベスアンドレス・イニエスタが先発に復帰すると見られており、首周りの痛みでここ数試合を休んでいたジョルディ・アルバも出場許可を受けることになりそうです。

セントラルは、もしルイス・エンリケが4-4-2を採用するのであれば、ピケバルトラが有力であろうとSPORT紙は予想(MDはピケ&マテュー)。4-4-2の場合の中盤はマスチェラーノをピボーテにラキティッチブスケツ、そしてひし形の頂点にイニエスタになるだろうとの予想で共通しています。2トップはもちろんスアレスネイマール。4-3-3の場合は右翼がムニール、もしくはアルベスの可能性も考えられます(乗っているセルジ・ロベルトを引き続きラテラル起用)。

ポルテーロはクラウディオ・ブラボが出場許可を手にすると見られていますが、チャンピオンズですし、ここはテル・ステーゲンの先発となるでしょう。失点続きのドイツ人守護神、今度こそ無失点となりますでしょうか。ちなみに1対1でもっと前に出ないのか?と疑問視されているテル・ステーゲンですが、SPORT紙によると、飛び出さずに出来るだけゴール近くで我慢するようにとのルーチョとウンスエの指示を守っているのだとか。退場のリスクを避けるため、とのことです。

 

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