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【マッチレポート】チャンピオンズ第1節 ドルトムント 0-0 バルサ

Champions League| jornada 1

PKを含めて、とにかく全部止めたテル・ステーゲン。
バルベルデの賭けも実らず、勝点1をどうにか確保。

FCバルセロナの2019/20チャンピオンズ初戦は、0-0のエンパテ。ドルトムントの危険な速攻に苦しんだものの、PKを含め、守護神テル・ステーゲンが止めに止めてくれた。攻撃面ではドイツチームの強固なブロックを崩せず、シュートも満足に打てず。決定機なく勝点1を持ち帰ることになった。メッシが怪我から復帰。

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トピックス

テル・ステーゲンの壁:全体的に冴えなかったバルサの中で、まばゆい輝きを放ちチームを黒星から救ったのがマルクアンドレ・テル・ステーゲン。“黄色い壁”として知られるベストファーレン(イドゥナ・パルク)で、壁となってドルトムントに立ちはだかった。57分には友人ロイスのPKをセーブする活躍。



PKはやり直すべきだった?:今季からレギュレーション変更により、GKは相手選手がPKを蹴る際、片足はラインを踏んでいなければならなくなっていた。ロイスのPKの際には、ハテガン主審はテル・ステーゲンの元へ向かい、おそらくそのことを確認している・・・ が、テル坊はキックの瞬間に前に出ており、PKやり直しが妥当だったとの議論も。

レオ・メッシ復帰:世界中のクレが待ち望んでいた、メッシの試合復帰がついに実現した。59分にアンス・ファティと交代でピッチに登場。プレシーズンにふくらはぎを傷めたメッシにとっては今季初出場で、115日ぶりのプレーとなる。

アンス・ファティがCL最年少出場:次々にバルサの最年少記録を塗り替えているアンス・ファティが、今度はチャンピオンズでのクラブ最年少デビュー記録を更新した(16歳と351日)。
これまでのクラブ記録は、ボージャン・ケルキックの17歳と22日(2007/08 CL第1節 オリンピック・リヨン戦)。

アントワン・グリースマン:「アウェイでの試合は毎回異なってる。ファンの圧力が強く、相手はより自信を持ってプレーするしね。そういう環境で僕らはシュートを打つのに苦労した。悪かったところを見て、改善しないといけない」
自身の適応について「バルサに来て2ヶ月間だから、慣れていかないといけない。僕はルイスやレオ、ウスマンの動きを捉える必要があるし、彼らは僕の動きを捉えないとね」

エルネスト・バルベルデ:「困難な試合だった。ボルシア・ドルトムントのポテンシャルは分かっていたので、驚きはしなかったけれど、かなり苦しんだことは否定できない。特に彼らのカウンターはどれも危険だったよ。私たちは大いにダメージを受けた。けれどもマルク(テル・ステーゲン)のおかげでピンチを乗り越えられたね」

ジョルディ・アルバが負傷交代:前半の33分頃、ジョルディ・アルバが左太ももを傷めるアクシデントが発生。一度治療を受けてピッチに戻ったものの、40分にセルジ・ロベルトと交代でピッチを後にした。
クラブが出した最初の医療報告によると、「左脚の大腿二頭筋に違和感」。翌日に精密検査を行い、正確な怪我の範囲を調べる。

インテルも引き分けた:他会場のインテル対スラビア・プラハも引き分け(1-1)だったため、グループFは4チームが勝点1で並ぶ。10月2日に行われる第2節は、カンプノウでのバルサ対インテルと、スラビア対ボルシア。

試合のポイント




Borussia Dortmund FC Barcelona
0 0
17 de Septiembre 2019 – Martes 21:00 h
Signal Iduna Park
:66,099
Goles
   
Titular
Burki 【9】Ter Stegen
Hakimi 【5】Semedo
Akanji 【6】Piqué
Hummels 【5】Lenglet
Guerreiro 【5】Jordi Alba
Witsel 【5】Busquets
Delaney 【6】De Jong
Hazard 【6】Arthur
Sancho 【5】Ansu Fati
Reus 【5】Griezmann
Alcácer 【5】Suárez
Cambios
Hazard→
Brandt (73)
Jordi Alba→
【6】Sergi Roberto (40)
Alcácer→
Bruun Larsen (87)
Ansu Fati→
【6】Messi (59)
  Busquets→
【5】Rakitic (60)
Entrenadores
Lucien Favre 【5】Ernesto Valverde
Arbitro
Ovidiu Hategan (rumanía)
Tarjetas
Delaney (15) Piqué (50)
Hazard (47) Semedo (55)
  Rakitic (70)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0

Goles

0 0 0
5 9 14 (4)

Tiros a puerta

7 (1) 2 5
2 5 7

Ocasiones de Gol

0 0 0
0 3 3

Corners

8 3 5
1 1 2

Fueras de juegos

0 0 0
231 245 476

pases

671 329 342
38%   39% Posesion del Balon 61%   62%
2 6 8

Faltas

10 5 5
1 1 2

Tarjetas Amarillas

3 3 0
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación

デンベレ、ウンティティが負傷欠場。
ペーニャ、ワゲ、ジュニオル、アラニャーがベンチ外。
ネト、ラキティッチ、トディボ、メッシ、セルジ・ロベルト、アルトゥロ・ビダル、カルラス・ペレスがベンチスタート。

大勝した週末のバレンシア戦の流れを汲む先発イレブン。ルイス・スアレスが先発に復帰し、右にバルサでの最年少ヨーロッパデビューのアンス・ファティが、左にグリースマンが入った。全体としてラテラルのオーバーラップは少なめ。

前半にジョルディ・アルバが負傷、セルジ・ロベルトがスクランブル出場。ネルソン・セメドが左ラテラルに移動した。その少し前から、アンスも左へと移動。
戦術的な交代は60分に2人同時で。アンス・ファティとセルヒオ・ブスケツに替えてレオ・メッシ(怪我明けで今季初出場)とラキティッチが送り出された。これに伴い、デ・ヨングがピボーテとなる。

Titular Final
 

2019年9月18日(水)、ドルトムント戦翌日のバルセロナスポーツ紙。
イドゥナ・パルク名物 “黄色い壁”にかけた見出しに。

MD「壁」

  • → リオネル・メッシが試合に復帰した日。驚異的なテル・ステーゲン(PKストップ)がバルサに、プレー内容では相応しくなかった1ポイントをもたらした。

SPORT「テル・ステーゲンの壁」

  • テル・ステーゲンの壁
  • → PKを止めたマルクアンドレが、レオ・メッシが復帰したドルトムントでの試合でバルサが1ポイントを手にしたカギとなった

 

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