バルサスタイルには完全に適応した、とブラジレーニョ
ギリシャ王者オリンピアコスをカンプノウに迎えてのチャンピオンズ第3節の前日会見に、バルサ選手代表として登場したのはパウリーニョ・ベセーラでした。ここでセントロカンピスタが強調したのは、バルセロナでの自分の仕事はレオ・メッシがベストであり続けるために汗を流すことだという点です。
メッシとの関係
バルサらしくない選手だといわれながら、予想を超える早さでチームにフィットした感のあるパウリーニョ。「今は自分がバルサスタイルに完全に適応したと感じている」という彼は、それを可能としたのはチームメイトたちのサポートだった、と言います。
「チームにはスターがたくさんいて、最初は少し難しかったけど、みんなが僕をすごく助けてくれたんだ。必要とした時は、彼らが僕を助けてくれた。少しずつ自分を出せるようになっていって、今は落ち着いているし、自分の可能性を信じているよ」
そのチームメイトの中で、メッシにはよく助けてもらったようです。
「リオネルはいつも他とは違うことをする選手だね。代表チームで何度か対戦したけど、今は彼の側でプレーできて光栄だよ。メッシにはチームへの適応ですごくお世話になったんだ。彼には信じられないほどよく迎え入れてもらった。僕らはメッシが彼のフットボルをするために働いているし、その意味では彼が試合を決め、ベストであり続けるように走るのは特権だよ」
「メッシの側でプレーをするのなら、ボールが良い状況で彼へと届くよう助けなければならないんだ」
チームでの役割
強いフィジカルを活かした守備に強いセントロカンピスタなのか、エリア内での攻撃力が売りなのかよく分からないパウリーニョですが(それが魅力でもある)バルサでの自分の貢献ポイントについてはこう考えています。
「攻撃面では、チームにパワーを与えられると思う。ここでもブラジル代表でも自由に動いているけれど、目標にしているのはアシストやゴールでチームメイトを手助けすることさ。それが僕の役割でありキャラクターさ。チームメイトをサポートするためにベストを尽くそうとしている」
「入団した時には疑問視もされたけれど、僕と契約をすると決めた人たちの援助があるからね。チームメイトたちが試合に勝ち、タイトルを獲れるように手助けをしながら、試合にもっと良いプレーをしていきたい」
チャンピオンズでの初先発があるかどうかは微妙なラインですが、あればそのチャンスを活かすべくパウリーニョは走るでしょう。「人生においては、ミスターが与えるチャンスを活用しなければならない。それは僕だけでなく、誰にとってもそうさ」
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