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バルサの2020年補強プランとやらを見て

FCバルセロナはすでに来夏の補強計画を進めており、右ラテラル、セントラル、9番が優先ポイントだという。

11月22日のMD紙が、「バルサの2020年補強プラン」なる記事を出しています。それによると来夏バルサが優先補強ポイントだと考えているのは、右ラテラル、セントラル、9番の3つ。そうでしょうね、という各ポジションですが、守備ラインに関しては迷走感も漂います。

文句の付けようのない右ラテラルを求む

バルサの右ラテラルを探す旅に終わりが見えません。
このポジションにはネルソン・セメドがいて、セルジ・ロベルトもいる。さらには出番の訪れないムッサ・ワゲも、ベティスに貸し出し中のエメルソンだっています。

しかしMD紙曰く、「ジョルディ・アルバのような議論の余地のない選手がいない」。
そこでバイエルン・ミュンヘンに所属するジョシュア・キミッヒのような、足元が上手くて力強く、攻撃にも長けた文句の付け所のない右ラテラルを探していているそうです。

より良いスカッドを目指すのは強化技術部の仕事だとはいえ、なんだかなあとも思う。
ダニ・アルベスが最高すぎたので、幻影を追い続けてしまうのです。昔はウラゲーが務めていたと思えば・・・

保証のきくピケの後継者

次の2月に33歳となるジェラール・ピケの後任の確保も急務です。
マタイス・デ・リフトと契約できていれば解決でしたが、選手はユベントス行きを選択し。ならばと期待されたジャンクレール・トディボは、期待されたような成長を見せなかったということで放出される様子です。

トディボ放出に関しては、最初に伝えたSPORTにMDも同調してきたので信憑性は高そう。
バルサBのロナルド・アラウホに賭けるなんて大胆なこともしないでしょうから、結局来夏もセントラル獲得を巡ってのあれこれがありそうです。

セントラルはチームの中心軸なので、どうにかラ・マシアから育ててほしいのですが、そんな悠長なことをする考えはないんでしょうか。今のバルサのあり方で、若者が育っていく気がしない。リキ・プッチも上がってこない現状ですから。。。

ルイス・スアレスの後任キラー

9番はメガクラックの獲得に頼るべきポジションです。
ラ・マシアから“キラー”が登場すれば最高だけれど、絶対的に必要であろう野性味を持つ選手がアカデミーから出るのは難しい。ここは補強に頼るべきで、それも中途半端な選手では務まらないのが厳しいところです。

欧州の主要リーグで得点王を取れるクラスであるのが条件。
かといってキリアン・ムバッペのようなすでにスターになってしまっている選手は無理なので、サムエル・エトーのような選手を見付けられるかですよね・・・ 才能爆発の瞬間を野望をたぎらせながら待っているような、覚醒への夜明け前みたいな20代前半の選手、いませんか。
メディアでよく報じられているのが、インテルのアルゼンチン代表ラウタロ・マルティネス (22)。

ネイマール獲得は非現実的

先日のバルサ系メディアの各インタビューでエリック・アビダル強化技術部長はネイマール復帰を否定しませんでしたが、バルセロニスタの反対が強く、理事会内部でも意見が分裂している超高額オペレーションが実現する可能性は低いです。
本人がどれだけ復帰を望もうとも、チームの重鎮選手たちが要望しようとも、ムリなものはムリ。事実上不可能でしょう。

 

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