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バルサが期待するベラッティの反乱に PSGはどう応じる

7月4日のトレーニングに参加するか、しないか。

目標とする移籍を実現するため、パリ・サンジェルマンと“戦っている” FCバルセロナ&マルコ・ベラッティ連合チーム。ここまではまだ、選手が移籍要望を出す程度で収まっていますが、PSGさんは断固として扉を閉ざしているため、彼らを交渉の席に着かせようとするなら、選手はもっと力尽くの手段に出るしかなくなっていくでしょう。7月4日から始まるエメリチームのプレシーズンにベラッティが参加しないという実力行使です。

実力行使 vs 実力行使

バルサへの移籍のために無理をした例としてよく参照されるのは、2010年夏のハビエル・マスチェラーノです。この時ヘフェシートはリバポーの試合に出場することを拒み、カンプノウ行きを前進させたのですが、もし「パリにはもう戻らないだろう」とPSG幹部に宣告したとされるベラッティが同じ行動に出ればどうなるか。リバポーと異なり、PSGは冷淡に選手を干しそうな気もします。

28日付のMDによると、ベラッティが7月4日のトレーニングを欠席する強硬手段に出た場合、PSGはフランスの労働法に訴えて選手を干す可能性があるといいます。

PSGによる法的対抗の可能性を指摘するのは、スポーツ権利の分野で有名な弁護士ファンデ・ディオス・クレスポさん。弁護士さん曰く、クラブは選手の雇用と給与を停止した後、チームから隔離できるそうで、まあ契約に反して乱を起こすのですから、そうですよねというところです。解雇も可能とのことですが、これはバルサに契約されるので無いか。

どこまで行く

そういったリスクを知ったうえでベラッティがどこまで行くか。どこまで攻めるか。クラブ側も通常であればそこまでやらないでしょうが、PSGはやりきりるかもしれないという雰囲気があります。

そして謀反を起こす選手だけでなく、彼を獲得しようとしたバルサもFIFAに訴えると考えられますし、バルトメウ理事会は結局ベラッティが動くのを待っているだけで状況は何も変わってない。最悪のケースとなってベラッティが干された場合、バルサの印象はどうなるでしょうか。今更ですが控えめな交渉の道を選び、断られたなら断念する方向が良いんじゃないですかね。マルコも無理はすんな。

 

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