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ジェラール・ピケ「フットボール以外のことをするほうが、何もしない時より成果が上がる」

テニスの新デビスカップの運営で忙しかったピケ
しかしフットボールとの両立は可能であり、むしろ自分にはプラスになっていると語る

フットボールのエリート選手としてだけでなく、自由時間を使ってのビジネスにも忙しいジェラール・ピケ (32 )。FIFAウィークだった今週は、彼の企業KOSMOSによる新方式が始動したテニスのデビス杯関連で多忙な日々を過ごしました。

そのバイタリティに驚くばかりですが、MD11月21日号掲載のインタビューによると、「そういったことをしている時のほうが、ピッチの中で高いモチベーションを持てる」そうで。フットボール外の物事が「フィードバックされ、自分にとって良い」「何もしていない時よりも、他のことをしているほうが自分は成果が上がると思う」と述べています。

バルセロニスタとして重要なのは、バルサのセントラルとしてのピケがどうなのか。彼が「両立可能」だと考え、ピッチ上で良いパフォーマンスを示すなら、とやかく言うこともありません。
ダメなら叩かれるのは、十分承知の上でしょうし。

バルサで引退をする考え

MD紙のインタビューの中で、興味を引かれた質問と答えが3つほどありました。
バルサでの引退について(契約は2022年まで)
睡眠時間について(4-5時間しか寝ないの?)
チャンピオンズの夢をまた見られるのか(大型補強したけど)

率直な感想は、あのジェラール・ピケにしてはコメントが大して面白くないな(苦笑)。
所々ではジェリっぽい言い回しがあるんですけど、それが成熟するってことなんですかね。

■バルサとの契約が2022年で終わる件

「いつも言っているように、バルサが僕の最後のチームになるだろうね。他のユニフォームを着るつもりは毛頭ないんだ。僕がフットボールをプレーしているのは、基本的には僕が全人生クレだったからだよ。僕にとってはバルサにいることが一番大きな夢だし、デビスカップを作っても、バルサのユニを着ることが小さな頃の唯一の夢だったからね」
自分が力を感じるかぎりは、バルサのユニフォームを着て行くさ。ダメだと思えば、フットボールを止める。契約は果たすためにあるし、2022年まで行くことが僕の考えだけれど、水晶玉は持っていないから可能かどうかは分からない。自分がレベルにないと見れば、それより早く去ることに問題はないよ。自分のことは知っているから、2022年まで耐えられると思うけど、先のことは分からないからね」

自分がバルサのレベルにないと感じれば、去る。先輩たちの多くがそうでしたし、レオ・メッシもそうなることでしょう。自分の決めたタイミングでバルサを去る、ピケもそれが許される選手の一人です。

■睡眠4-5時間でヌテラを食べてる件

「僕が言ったのは睡眠4-5時間の日もあるっていうことで、特に試合の日は夜に10時間寝るし、シエスタも2時間してるよ。睡眠時間が少ない日があるのは事実だけれど、テニスだけじゃなく、僕がNBAも好きだからだ」
「いろんな積み重ねで結果が出る。睡眠と栄養はとても大事なことだよ。でも良いトレーニングや試合前のメンタリティのような要素もあるから・・・ 最終的に僕はそれら全てを守ろうとしてるんだ。僕がバルサに12年間いるのは偶然ではなく、実行しようとするルーティンがあってそれが機能してるからだよ」

新方式のデビス杯が始まるにあたって、別のインタビューで「4-5時間しか寝ない」と語って大きな反響を呼んでいた件への説明です。どれだけタフか、と驚いたのですが、さすがにアスリートとして必要な生活習慣は守っているということで解決。

■新戦力加入でファンは再びチャンピオンズを夢見られるか

「新しいタレントがやって来たことは、僕らがチャンピオンズのトーナメントに立ち向かう上での選択肢を増やすだろう。でも誰もチャンピオンズは保証できない。人々がチャンピオンズを欲しがるのは理解するけれど、彼らはその難しさを理解しないといけないんだ」
「“ラ・リーガが最も重要である土台”とペップが言っていた。僕らが試みるのはそれだよ。この2年、僕らはリーガで優勝し、トリプレーテまであと2、3試合だった。でも人々はその難しさを評価するようにはならないよね。アンフィールドでの件は辛かったけれど、リバポーのようなチームを過小評価してはいけない。彼らはアンフィールドで僕らを打ち負かしたけど、もし今年また顔を合わせるなら、彼らと競うようトライしていくよ」

まずはグループステージ突破から。

 

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