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締め切りが迫る新選手たちの登録問題:そして4選手の契約更新に疑惑の目

新たなるレバーかカピタンたちの減給で選手登録を目論む
2年前の契約更新に不正があったと再交渉を求めるラポルタ理事会

チャビチームのプレシーズンマッチが終了し、今週末にはいよいよラ・リーガが開幕します。ラヨ・バジェカノさんをカンプノウに迎えての一戦。注目は先発イレブン、ですが、、“新加入した選手を登録して出場させられるのか問題”も(案の定)未解決でありまして、急ぎ“第四のレバー”の稼働もしくはカピタンたちの減給によって滑り込ませることになりそうです。そして新たな騒動も浮上の様子で・・・。

クラブが用意する次なる“レバー”

FCバルセロナは今夏、財政難の最中にありながらも“経済的レバー”を次々に動かすことで資金を調達し、5人の選手たち(ケシエクリステンセンラフィーニャレバンドフスキクンデ)を獲得してきました。

でも近年のバルサにとっては、選手を契約することよりむしろ、契約した選手をラ・リーガに出場登録することの方が難しい。膨れ上がったスポーツ経費(主に選手給与や移籍金の減価償却費)がラ・リーガの定める限度額(サラリーキャップ)を超過していることが問題で、枠内に収めることが至難の業なのです。

ラ・リーガ開幕が5日後に迫っているのに、新たに獲得した選手たちや、夏に再契約した選手たち(セルジ・ロベルトデンベレ)の出場登録がまだ完了していない・・・!!

これから提出する書類によってラ・リーガに認められるであろうことにラポルタたちは自信があるとされますが、もしダメな場合はどうするか。
問題解決のための方法は主に二つあります。

臨時収入か、支出削減か

一つは収入増。“第四のレバー”を動かすことで臨時収入を手にし、サラリーキャップの枠を増大させる方法です。

これに関してメディアに報じられているのが、Barça Studiosの24.5%をGDA Lumaという投資ファンドに1億ユーロで売る案。“レバー”は便利ですがクラブ資産の切り売りゆえ、出来ることならしたくありません。

もう一つは経費削減。高給選手たちの協力を得て減給してもらい、枠に隙間を開けます。戦力外や高給選手の放出もこれに当たります。

ここでまた英雄となりそうなのが、ジェラール・ピケセルヒオ・ブスケツです。
我らのカピタンたちがクラブ援助のために一肌脱ぎ、新選手たちが土曜のラヨ戦でデビューできるようにするという。
二人は契約期間はそのままに(ピケは2024年6月まで、セルヒオは今季で満了)、サラリー減額となる新契約でサインをする見込みだそうです。

もしこれでなんとかなるなら、“レバー”は動かさずに済みます。さすがはカピタンたち!拍手!
しかし事態はそれだけで済みそうにないのです。話は2020年10月に遡ります。

コメント

  1. ジェラール・ロペス より:

    収支のバランスに問題がある状態で、補強で更に支出を増やす意味がわからないのですが…。普通企業なら倒産がチラつくくらいの状態の気もします…。

  2. イザナギの目 より:

    こんか選手の登録、更新もできないめちゃくちゃな状況なのにバルサは、マンCから30近いシウバを獲得しようとしているですから前理事会と変わらないんじゃないんですか?。この無能ぶりは。マンCはその金でベリンガムを獲得したい有能ぶりです。

  3. ゼロ より:

    うーん、この話に関してはなんで今出てくるんだろうと感じますね。
    外部の会計事務所がチェックして、ラ・リーガも認可している以上、裁判で争っても勝つのはかなり厳しいと思います。

    このタイミングで話が出てくると、違法性を根拠に給与削減の口実に使っているんだろうと思います。
    そういえば、ラポルタ達が前の会計事務所と契約を切ったのも、今年の7月だったような…

    何にせよ、選手と揉めるのだけは避けてほしいですね。

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