7月26日(日)同じカタルーニャのサバデイとセグンダ昇格を賭けて対決
主力を複数欠きながらも、ピミエンタ監督のもとで団結し競争力あるチームとなった
ガルシア・ピミエンタ率いるバルサBが、シーズンの大目標としているセグンダ・ディビシオン昇格に近づいています。アンダルシアで開催中の昇格プレーオフにて、バジャドリー・プロメサスとCDバダホスを下して決勝まで勝ち上がり、つまりは昇格まであと1勝。明日の試合でサバデイに勝てば、待ち望んだ目標達成です。
万全ではない戦力で頑張る
限られた戦力の中で、しっかりと結果を出す。ここまでのガルシア・ピミエンタの仕事ぶりは称賛すべきものです。
コロナウイルスによってリーグ戦が3ヶ月間も中断となったことで、バルサBではチュミ、キケ・サベリオ、セルジ・プッチ、そしてギリェム・ハイメが6月30日をもって契約終了で退団。特にサベリオとギリェムは先発組だったので監督としては痛手でした。
さらにプレーオフ直前にアレックス・コリャドが負傷してしまったり、結局アンス・ファティとリキ・プッチはチャンピオンズ出場を優先させるとクラブが決めたり。結果Bチームの選手は12人しかおらず、フベニールからの援軍を受けて戦っているわけですから。
今年で創設50周年のバルサB、その最も若いのが現在のチームだそうです。
そうして期待していた主力を複数欠く中で、バジャドリーでのレンタルを終え加入したマテウスに賭けたりと戦力を上手く起用して競争力を保ち、バダホス戦では先制されながらも追い付いてPK戦で勝ち上がってきた(1-1、5-3)。監督のチーム力を引き出す力の重要性がプレーオフのバルサBから伝わってきます。
ライバルはサバデイ
セグンダ・ディビシオン昇格への最後の関門は、セグンダBでは同じグループ3に所属しているCDサバデイです。もう一つの枠を賭けて戦うのもグループ3のカステリョンとコルネリャなので、スペイン東部には良いチームが集まっていることが示されています。
カタルーニャ対決となるだけに複雑ではありますが、バルサBには持てる力を出し切って昇格の切符を手にしてほしい。
サバデイとは過去に52回対戦し、バルセロナの26勝11分14敗とのことです。
今季もすでに対戦済みで、24分のモンチュのゴールによってバルサが1-0で辛勝しています。ファーストタッチが見事な得点なので、よければご覧あれ。
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