リキとアンス、アラウホの次に続いてほしいのは

数年ぶりに見られそうな、カンテラーノのトップ定着
今季終盤に結果を出した3人の若者たちと、彼らに続いてほしいBチームのMVP

毎年期待されながらも、結局はなかなか進まないバルサのスカッド若返り計画。これはバルサBからファーストチームに定着する若手がいないことが要因の一つですが、今季はアンス・ファティリキ・プッチ、さらにロナルド・アラウホも結果を残し、セルジ・ロベルト以来の不吉を断ち切れそうで安堵しています。サイクルの変わり目にカンテラーノが出てくるのは歴史の必定か。

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アンスへの防御シールド

7月24日版SPORTは「アンス・ファティへの防御シールド」との大見出しを付け、マンチェスター・ユナイテッドから再び送られてくるであろうメガオファーに対してバルサが警戒、ファーストチーム契約の防御壁を準備していると報じました。しかしこれに関しては特に心配する必要もないでしょう。

アンス・ファティ(17)は昨年12月にクラブとの契約を2022年6月まで延長していますし(+2年の延長オプション付き)、この際にすでに一軍契約の取り決めが為されていると考えるのが自然だからです。
おそらくは次のシーズン(2020/21)から、アンスは正式にファーストチーム契約となり、給与や契約解除金(現在1億7,000万ユーロ)も増額される。

そうでなくとも、バルサで成功するための道がまさに今眼前に大きく開かれているカンテラーノが、目先の金銭のために心揺らぐとは考えにくいです。
揺らぐとするなら、ファーストチームで壁にぶち当たって伸び悩んだ時か、主力となったのに報酬・評価が見合ってないと感じる時。起こるとすれば2年先くらいでしょうか。

リキ・プッチとアラウホもファーストチームへ

リキ・プッチ(20)はもう少し対処が必要な契約状況ですが、こちらも解決は難しくないでしょう。

退団濃厚か・・・と心配された“危機”を乗り切り、バルサとの契約を2021年6月まで延長したのが2年前の夏。この時、フベニールからフィリアルへと上がる有望株たちに次々と1億ユーロの契約解除金を適応したのが思い出されます。恩師ピミエンタのおかげです。
リキとの契約にも2年間の延長オプションが付いているので、バルセロナがすべきはファーストチーム契約へと更新することで正式に2年延長してしまうこと。ちょうどというか、背番号8も空きますしね・・・

ロナルド・アラウホ(21)も2020/21シーズンのファーストチーム昇格が確実視されています。
現在でもすでにセントラルの序列ではサム・ウンティティを追い抜いた模様で、ウンティティの去就に関わらず1~25の背番号を得るでしょう。幾多の若手放出ビジネスでクレを落胆させてきた理事会とはいえ、さすがにアラウホまで売らない、はず・・・(NON-EU なので不安は残る)。

彼ら3人がファーストチームに定着し、フレンキー・デ・ヨング(23)やフランシスコ・トリンカオ(20)らに加われば、プリメーラ有数だった平均年齢は下がっていきます(下部参照)。
ひとつのサイクルが終わる時、また新たなるジェネレーションが出てくるのも必定のように思うので、今がまさに節目か。監督さん、頼みます。

バルサBのリーダー、モンチュ

トリンカオ、なにげに楽しみ。
しかしバルサがバルサであるために不可欠なもの、それがラ・マシアの血であるのは間違いないです。 特に中盤、インテリオール、ピボーテのポジションは重要であり、有望株は貴重。イニエスタが担っていた魔術師の系統はリキ・プッチが引き継いでくれそうなので、次はプレーメイカーの台頭を期待します。
ラモン・ロドリゲス “モンチュ”(20)です。

セグンダへの昇格プレーオフを戦うバルサBを、ここまで引っ張ってきたのはモンチュでした。
ポジションはインテリオール、もしくはピボーテ。
2018/19シーズンにオリオル・ブスケツの代役としてピボーテに配置されてから先発に定着し、今季はリーグ戦で欠場したのは出場停止の2試合のみ、出場した26試合は全て先発起用とガルシア・ピミエンタ監督の絶大なる信頼を得ています。

中盤の底でリズムを作り、守備も上手いんですが、後列からPエリアへと入っていくセントロカンピスタとして、チーム最多の9得点(リーガでは8得点・3アシスト)をマークする多用途性が光る。フリーキックも巧みです。
バジャドリーとのプレーオフ初戦(2-3)でもゴラッソを決め、PK戦で勝ち抜いたバダホス戦では、最終キッカーを任せられました。キャプテンシーにも優れ、サルサネダスが離脱している今はカピタンです。



背番号は8

明らかにフィリアルの中核なのですが、メディアからあまり注目されない。地味めなんですかね。。
2018年にフィリアル選手たちとの契約更新ラッシュをしたとき、契約解除金1億ユーロメンバーとなった一人。モンチュのような選手を上げてくる度量があるかどうかで強化部やクラブの本気度が分かり、かつ彼には機会が与えられるだけの成果をあげていると思うので、プレシーズンでは是非試してほしいところです。

ちなみに、7月25日版SPORTが「El nuevo Barça(新たなるバルサ)」として挙げる「来季のスカッドにおけるU-26の10選手」は以下のとおりです。
来季のスカッドは半分が26歳以下になると予想し、これにエリック・ガルシアが加わることを期待してます。

  • アンス・ファティ(17)
  • ペドリ(17)
  • リキ・プッチ(20)
  • トリンカオ(20)
  • アラウホ(21)
  • アレックス・コリャド(21)
  • アラニャー(22)
  • デンベレ(23)
  • デ・ヨング(23)
  • ラングレ(25)



モンチュ(左インテリオール)がゴラッソも決めた試合

 

コメント

  1. t より:

    今後はジュニオールやセメド、ミナ、アンドレ・ゴメスのように将来性に賭ける獲得をカンテラの引き上げに賭ける様にしてくれれば・・・

  2. reinas より:

    アラウホは来季以降もとても楽しみですが、そう言えばEU圏外だったなと思い、やや不安です…

    グズついてばっかりで面白くない今季のバルサですが、若手の台頭が唯一の楽しみです。

    ところで、ラングレってまだ若かったんですね… プレーに落ち着きがあるのでもうベテランの域かと思ってました(笑)

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