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いざ必勝のキエフ戦、そしてアンスとの契約を更新し、エル・クラシコへ突入する

一つのきっかけによってチームは生まれ変わる。9月末から10月頭にかけ、連続した暗い話題によって元気を無くしていたバルセロニズモに新鮮な空気をもたらしたのはアンス・ファティの本格復帰でした。アンスが戻って来れば、しょっぱいバルサもいくらか改善するはず・・・との期待を、彼はあっさり上回ってみせた。今やタイトル獲得も夢ではないと思えるのだからゲンキンなものですが、それくらい雰囲気を変えてしまうのだから大した若者です。

そんな現在と未来の希望アンス・ファティと、バルサは契約更新で合意したという。今日のディナモ・デ・キエフ戦に勝ち、さらにアンスとの新契約で士気をブーストさせ、マドリー戦へとなだれ込もうと目論むバルサです。

是が非でも勝利を

チャンピオンズで連敗スタート(しかも得点0・失点6)を切ってしまったクーマンバルサが1/8 final の可能性を残すためには、今宵のディナモ・デ・キエフ戦に勝つしかありません。

いわゆる“決勝戦”というやつで、10月時点でそんな決戦を迎えてしまうところが苦しいチーム状況を表しているわけですが、前向きに考えるならこれからは上昇あるのみ。キエフの壁を越えられないのならば1/8 final に値しないチーム力ということですし、ドラマティックな逆襲は退屈な勝ち抜けより楽しいとも言えましょう。
ジェットコースターはバルサの本領発揮であり、アンス復帰で元気になったバルサならこの難関も突破できるに違いない。有観客のカンプノウですし、勝ってくれると楽観視しています。

ただ、、長期離脱していて週末のバレンシア戦が344日ぶりの先発出場だったアンスにはまだ無理はさせられない。今回のキエフ戦はベンチスタートになるでしょう。前日会見のロナルド・クーマンはこのように警告しています。
アンス・ファティが7日間で3試合にフル出場することは不可能だ」
キエフ戦はバレンシア戦とは逆にクン・アグエロ(もしくはコウチーニョかその両方)が先発となり、終盤にアンスと交代することになりそう。ベテランクラックたちの活躍に期待です。

合意成立、残すは契約書へのサインのみ

そしてキエフとの決勝戦第一ラウンドが終われば、アンス・ファティとの契約更新が控えています。これで士気をさらにブーストさせ、カンプノウクラシコに突入していく流れとしたい。クラブとアンス側は既に合意済みだ、とメディアは揃って伝えています。

各報道によれば、FCバルセロナとアンス・ファティの契約は2022年から2027年6月まで延長されるそうです。
ラポルタ理事会は若手有望選手と長期の契約を結ぶ戦略を取っており、5年延長はそれに即したものとなります。契約解除金も先日契約更新したぺドリと同額の10億ユーロになる模様。それだけ縛るのですから、凄腕エージェントのジョルジュ・メンデスは好条件をバルサから引き出したことでしょう。
10月20日のSPORTには、次のようなクラブ内部発言があったと書かれています。

私たちはいくつかの条件を受け入れなければならなかったが、これは正当な契約であり、クラブと選手にとって良いことだ。彼のこれまでの実績と将来を考慮しつつ、相応しい報酬を彼は受け取ることになる」

バルセロナにはアンスとの契約を一方的に2年間延長できるオプションがありましたが、それを行使するのではなく、双方合意の上でさらに長い結びつきを得ることを望みました。今後10年以上、クラブのアイコンになるべき選手ですから、誠実に対しなければならない。
アンスも他クラブから有力なオファーを受け取りつつも、バルサしか考えないとメンデスに言っていたようです。

ジョルジュ・メンデスは先週バルセロナを訪れ、ファティ家と最後のすり合わせをしています。そこで得た結論がクラブ側に伝えられ、それを了承したバルサが今度はフットボールディレクターのマテウ・アレマニーをメンデスのいるポルトガルへと送り合意へと達した流れ。
合意はもう完全とのことで、書類が整えられた後、クラシコ前に発表となると予想されています。

コメント

  1. サイ より:

    あとの契約内容で一方的に解除できるみたいな契約だったら嫌だなーですね。怪物アンスファティを信じましょう。右ウィンガーはカンテラに色々な期待の逸材がいますが怪物ラミンヤマルで当確でしょう。9番ですが怪物ハーランドは夢がありますが代理人と取り巻き連中がネイパパ臭が凄いのでバルサ愛がある怪物ムココがいいですね。

  2. silver より:

     Ansuがバルサのクラブアイコンになるような選手でなければ、10番を継承することはなかったでしょう。
    才能だけでなく、彼やPedriのようにバルサのエスクードに愛情を持ってくれる選手が常にいてくれることを嬉しく思います。